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【2513字】今後の環境の推移とサーナイトexの立ち位置

はじめに

こんにちは。サクサクパンダです。
 今回は、PWCS(Pokemon World Champion Ships)が終わったということで、今後の環境考察とサーナイトexの環境における立ち位置について考えていきたいなと思います。


PWCSの結果

 まずは、PWCSの結果についてまとめていきたいと思います。

1.ジュニアリーグ

優勝 古代バレット
(Sakuya Ota)

準優勝 テツノイバラ単
(Logan Bailey)

2.シニアリーグ

優勝 レジドラゴVSTAR
(Evan Pavelski)

準優勝 サーナイトex
(Haruku Umehara)

3.マスターリーグ

優勝 テツノイバラ単
(Fernando Cifuentes)

準優勝 トドロクツキ
(Seinosuke Shiokawa)

環境推移考察

 続いて環境の推移について考察していきたいと思います。

PWCS以前の環境Tier表

引用:ポケカ飯🍚優勝デッキまとめブログ


 まず、今回のPWCSで良い成績を残したことでテツノイバラ単とトドロクツキexのシェアが伸びると思います。
 

1.テツノイバラ単

  テツノイバラ単は、特性「イニシャライズ」を持っています。効果は「このポケモンがバトル場にいる限り、お互いの場の未来のポケモンを除くルールを持つポケモンの特性を無くす」というものです。
 これによってわかりやすいもので言うと、リザードンexデッキの「れんごくしはい」「マッハサーチ」、ルギアVSTARデッキの「アッセンブルスター」が使えなくなり、現環境にかなり刺さったデッキであると言えるでしょう。

2.トドロクツキex

 トドロクツキexは、「くるいえぐる」「カラミティストーム」という強力な技を持っています。
 「くるいえぐる」は相手のポケモンを気絶させ、自分に200ダメージ。「カラミティストーム」は素点100ダメージで、スタジアムをトラッシュするなら120ダメージを追加します。
 これにより、どんなHPの大きなポケモンであっても、一撃で倒すことができます。
 また、非エクの技「あだうちやばね」を持つトドロクツキも採用されていて、素点70ダメージでトラッシュにある古代のカードの枚数分10ダメージを追加します。サーナイトexや、ロストバレットのようなHPの低いポケモンで戦ってくるデッキに対してはこっちで戦うこともあります。

○環境デッキの増減予想

→変化なし
↑ 増加  ↗︎微増加
↓減少   ↘︎微減少

リザードンex
ドラパルトex
タケルライコex↘︎
テツノイバラ相手に、オーガポンみどりのめんexの特性が使えず一撃で倒せない。

レジドラゴVSTAR↘︎
テツノイバラ相手に、エネルギー加速が遅れ、何もできない可能性がある
トドロクツキ相手に後一で2を取られると追いつかない可能性がある

ルギアVSTAR
テツノイバラ相手に何もできない

サーナイトex↗︎
カビゴンLO
パルキアVSTAR
テツノイバラ相手に、エネ加速が間に合わない

ミライドンex↘︎
テツノイバラ相手に展開ができない

ロストバレット
トドロクツキ相手に、非エクのトドロクツキがキツすぎる

テツノイバラ単
ロストギラティナVSTAR
ロストバレットと同じ

パオジアンex
テツノイバラ相手にパオジアンとかがやくゲッコウガの特性が使えず、圧縮等ができず欲しいものが引けない

ディアルガVSTAR↗︎
トドロクツキex

これはあくまでも個人の見解ですのでご了承ください。

サーナイトexの立ち位置

 ここからは、サーナイトexの立ち位置について考えていこうかなと思います。
 環境デッキの増減予想ではわずかに増えるのではないかと書きましたが、こう思った理由について説明していきます。

 まず、大きな理由としては、レジドラゴVSTARデッキが減るのではないかというところからきています。レジドラゴV STARデッキは、技「りゅうむそう」によって「トラッシュにあるドラゴンポケモンの持っている技をこの技として」使うという技を持っています。つまり、キュレムの「トライフロスト」や、ドラパルトexの「ファントムダイブ」、ヒスイヌメルゴンVSTARの「アイアンローリング」の全てを使うことができます。これは、サーナイトexデッキにとってかなりの脅威で、もともとサーナイト exデッキはHPのラインが低いので「ファントムダイブ」が強く刺さります。また、「トライフロスト」を撃たれた場合、盤面の復旧に最低でも2ターンを要します。そうなると下手したらサイド0-5からのスタートになる可能性があります。しかし、このレジドラゴVSTARデッキの減少予想により、サーナイトexデッキは増えるのではないかと思います。

 また、環境TOP2のリザードンex、ドラパルトexのデッキに対して比較的不利を取らないという点です。今のサーナイトexデッキには多くの確率で「わざマシンデヴォリューション」が入っています。これは、「相手の場のポケモン全てを退化させる」というもので、ダメージなどは全て引き継ぎます。そのため、ダメージが載っていれば、退化した時点で気絶する可能性もあります。つまり、退化による盤面の崩壊が狙えます。両デッキともに2進化デッキなので、盤面の復帰に時間がかかります。その時間をついて、一気にサイドを取り切ることが狙えます。

サーナイトex サンプルレシピ

 自分が考える今の環境のサーナイトexデッキのサンプルレシピを載せるので参考にしていただければ幸いです。

○特徴

 大きな特徴として「わざマシンデヴォリューション」が2枚入っているところが挙げられます。これは、先ほども挙げた通り、環境TOP 2に君臨するリザードンex、ドラパルトexに対してより優位に立ち回るために採用しています。序盤にアメから参加してきたポケモンを退化させ番を作り、終盤に退化により一気に気絶させ盤面の崩壊を狙うなど、戦い方がより楽になると考えています。

最後に

 最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも参考になれば幸いです。
 ご質問等はXのDM(@sakupann0804)にお願いします。

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