ラジオなYouTube始めます/奇奇怪怪【心は全裸で #18】
皆さんごきげんうるわしゅう。
近頃、かご猫 Blogにお熱なイチジョウコウタです。
ひとつよしなに。
おばあちゃんが沢山の猫たちと畑仕事をしたり草餅を作ったりするYouTubeチャンネル。
机にきちっと並べられた草餅を、ひょいと顔を出したネッコがクンクンしたりツンツンする様を余計なBGM無しで楽しむことができる。
なんとまぁ平和な。
「全世界こうであれ。」
そう呟いては、PCの画面に映った己の顔を見る。猫動画を垂れ流し、
真顔でペタグーをもぎゅもぎゅと噛む男。
それは決してチュールに夢中の猫の様に愛らしいものではなく、無様そのものだった。
「そろそろYouTubeやるか。」
私は以前芸人として活動していた時、YouTubeをやっていた。
基本的にご飯×企画といったスタイルの動画を週1~2本投稿しており、shortsも週4本ほどあげていた。
正直楽ではなかったが、それ以上に楽しかった。
普段自分の動画を見返したりすることは小っ恥ずかしくて少なかったが、泥酔した時には狂ったように見漁ったりした。大抵見た記憶は残らないのだが。
こじれた愛がそこにはあったのだろう。
だがコンビ解散に伴いYouTubeも辞めた。
もうYouTubeに動画を投稿する事はないのだろう。十分やり切ったと思う。
そう。そう思っていた。
ある日、友人の勧めからとあるポッドキャストを聴いた。
奇奇怪怪。
MONO NO AWARE(日本のギターポップバンド)の玉置 周啓さんとDos Monos(日本のヒップホップトリオ)のTaiTanさん2人によるポッドキャスト。
様々なカルチャーや社会現象に対して考えや疑問を語り合い、答えを出したり出さなかったりする。
まぁバンドマンとラッパーがカルチャーを語るポッドキャストなんてね。まぁ。聴く前からさ。
鼻につくよね。
安定のひねくれナメクジ思考だったが、そんな予想は鮮やかに裏切られた。
これめーちゃいい塩梅。
多様なテーマに対して、いい距離感で触れている。
軽妙洒脱なやりとりを基調としながら、時にはがっつり本質を掘り下げる事で聴き手はストレスなく見聞を広める事ができる。
このコンテンツに触れてまず思ったこと。
やっぱラジオっていいなぁ。。
華やかな編集より声の温かみ。
豪勢な企画より寄り添うトーク。
そんなコンテンツをYouTubeでやりたい。
私は思いついた。
ラジオ的な動画をYouTubeでやればいい。それでいて映像もラジオと親和性が高いもの。
夜の街を散歩している映像を見ながら、雑談感覚でトークを聴けるコンテンツはどうだろうか。
そこで始めたYouTubeチャンネルが、、
"今日も雑談がきこえる"
夜の街を歩く映像に雑談を合わせた動画。
内容は至ってシンプル。
シンプルすぎて悔しい。
悔しい…。
悔しい!!
悔しい…。
悔しい!!!
悔しい…。
悔しい!!!!
だがこれでいい!!!!
でも結局私がこれまで支えられてきたものって、眠れない夜にそっと寄り添ってくれる様なものだと思うから。
誰かのそれになれたら。
とまぁ生意気な事言いましたが、大学の時の友達と2人で始めたばっかりの赤ちゃんコンテンツなのよ。
やさしーい目で見守っておくれやす。
あったかーい毛布とかかけにきてくれやす。
音質は改善の努力を続けていきます。
#5からグンと聴きやすくなります。
チャンネル登録、コメント待ちぼうけです。
くれたら小躍りしちゃう。
ほにゃにゃ。
◆執筆中に聴いていたグッドミュージック◆
愛の標識 / クリープハイプ
◆YouTubeチャンネル◆
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