ラズパイの電源を入れた後にHDMIを挿しても画面が表示される方法
使用機材:ラズパイZero W V1.1
デフォルトにするとHDMIを抜き差ししたら画面が表示されないのですが、色々なサイト漁ったらHDMIを抜き差ししても画面が表示されるようになりました。
しかし、電源を入れる前にHDMIを挿しておかないと一生ディスプレイに画面が表示されないので、電源を入れた後に初めてHDMIを挿しても問題ないようにしてみたいと思います。
困って沢山試したのでメモにします。
・hdmiの抜き差しに関わる/boot/config.txtの設定
・電源を入れた後にHDMIを挿しても画面が表示される設定
hdmiの抜き差しに関わる/boot/config.txtの設定
他所の情報を見ると大体、下記のコードのコメントアウトを外したり外さなかったりするとHDMIが抜き差しできるようになると書いています。
# uncomment if you get no picture on HDMI for a default "safe" mode
#hdmi_safe=1
# uncomment to force a console size. By default it will be display's size minus
# overscan.
#framebuffer_width=1980
#framebuffer_height=1080
# uncomment if hdmi display is not detected and composite is being output
#hdmi_force_hotplug=1
# uncomment to force a specific HDMI mode (this will force VGA)
#hdmi_group=2
#hdmi_mode=6
# Enable DRM VC4 V3D driver
dtoverlay=vc4-kms-v3d
#hdmi_safe =1のコメントアウトを外すと、起動したラズパイのHDMIを抜いてまた挿しても、画面が表示されるようになりました。しかし電源を入れる前に予めHDMIを挿しておかないと、いくら抜き差ししても画面が表示されなくて困りました。
電源を入れた後にHDMIを挿しても画面が表示される成功例設定
ラズパイセットアップ時のデフォルトのconfig.txtを以下だとすると、
この中で、
#hdmi_safe=1
#framebuffer_width=1280
#framebuffer_height=720
をコメントアウト;
dtoverlay=vc4-kms-v3d
に#をつけてコメント化。
すると、
#hdmi_group=1と#hdmi_mode=1も外してもHDMIの抜き差しは問題無かったです。私の場合上手く行かなかった時は、他のコードのコメントアウトが外れたり外れてなかったりしているためでした。組み合わせが大事なんですかね。
因みにこのdtoverlay=vc4-kms-v3dコードは、初期セットアップ時の画面自動調整オプションと連動しているようです。ここでチェックを押すと、config.txtのdtoverlay=vc4-kms-v3dがコメント化されます。
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