罠型イビルツイン徹底解説説【遊戯王マスターデュエル】

始めまして
それはどうかなと申します
今回は8月7日第三回みつお杯で優勝した罠型イビルツインを改良したデッキを紹介したいと思います。

私のマスターデュエルの実績としては、毎日CS優勝1回(エルドリッチ使用)、第三回みつお杯優勝(罠型イビルツイン使用)です。
罠型のデッキを得意としています。



イビルツインってどんなデッキ?


罠型イビルツインはどういうデッキかと言うと、「イビルツインでデッキを回して、罠で妨害するデッキ」です。


採用理由

メインデッキ

増殖するG

言わずとしれた最強誘発であり、決まれば強いものの、うららや指名者で弾かれてしまい、なかなか決まらない誘発です。決まらないので、大会は2枚採用で出たのですが、イビルツインは後攻で捲れるような強いギミックではないので、増殖するGのようにターンスキップできる誘発は重宝します。またデッキの性質上、ランク2エクシーズを作る場面が多いので、レベル2という点も評価できます。

うらら

先攻では増殖するGを弾けて、後攻では妨害になります。最強なんで、フルで採用。

ディメンションアトラクター

イビルツインでは採用されづらいカードですが、イビルツインは後手捲りの際、ほとんどの場合、アーゼウスを使って捲るので、アトラクターの除外デメリットがそこまで気になりません。中盤にドローして強いカードではないので2枚採用。

Live☆Twinキスキル
Live☆Twinリィラ

初動なのでどちらも3枚採用。キスキル・フロストを持ってこれるので、リィラの方が強いです。

Live☆Twinキスキル・フロスト
Live☆Twinリィラ・フロスト

貫通札。キスキル・フロストの墓地効果での1ドローも強力。

シークレット・パスフレーズ

初動兼貫通札。壺で飛んでも大丈夫なカードであり、初動より罠の総数を重視したため、2枚採用。パスフレーズから、トラブルサンかエントランスを持ってこれるという選択肢が取れるのが強み。

Live☆Twinトラブルサン

初動兼貫通札。壺で全て飛ぶと、パスフレーズが機能しないので3枚採用。

Live☆Twinエントランス

初動兼貫通孔。採用しない構築も見られますが、1枚挿していると、ニビルを貫通できる便利なカードです。パスフレーズの選択肢が広がるのも強いです。

強欲で貪欲な壺

罠を引き込みやすくします。ギミックのパーツが飛ぶより、罠を引けることの方がアドなので、採用必須です。2枚同時に引くと弱いので、2枚採用。

墓穴の指名者

先攻では誘発を止めることができ、伏せても妨害になる優秀なカード。フルで採用。

禁じられた一滴

先攻後攻問わず、強いカード。3枚採用。イビルツインでは、独特な使い方をすることがあるので、後述します。

神の警告
神の通告
神の宣告

1:1交換をできるカードです。イビルツインでアドバンテージを取りながら、1:1交換で相手のリソースを奪っていきます。

王宮の勅命

魔法を完封する最強カード。邪魔になったら、一滴やEvil☆Twinリィラの効果で除去しましょう。

天龍雪獄

墓地リソースも奪えるカード。対幻影戦では重宝しますが、基本的には、神系のカードには劣ります。

無限泡影

先攻後攻問わず使えるカード。アドバンテージは取れないので注意。


EXデッキ

ガチガチガンテツ

破壊耐性持ちで、アーゼウスになりやすいです。戦闘効果破壊耐性持ちなのが、セイントレアに勝ります。採用必須。

マネキンキャット

アーゼウス要因その2。2000打点あるのも良いです。相手の墓地の弱いカードを蘇生して、殴ってアーゼウスを作るか、そのまま殴って4素材アーゼウスを作ります。また、相手にアトラクターを打たれた場合、キャットを出して、罠を構えてエンド。次のターンにキャットの効果で相手のアトラクターを蘇生し、さらにキャットの効果で、リィラをデッキから特殊召喚して、イビルツインの展開をします。採用していない構築がほとんどですが、採用必須です。

ダウナードマジシャン

アーゼウスの素材。

アーゼウス

後手まくりに使います。アトラクターを打ったあとは、アーゼウス+罠で妨害できます。

Evil☆Twinキスキル
Evil☆Twinリィラ
Evil☆Twinトラブルサニー

キスキル→リィラ→トラブルサニーと出すことで、1枚ドローしながら、盤面を構えます。

トロイメアユニコーン

手札1枚消費で、1枚デッキバウンスできます。悪魔族なので、イビルツインの悪魔縛りデメリットをかいくぐれるのも高評価。

トランスコードトーカー

トランスコードトーカー+トラブルサニーで8800ライフを取れます。トランスコードトーカーで攻撃力が上がるので、2800+3800+1100+1100=8800

アクセスコードトーカー

基本はトラブルサニーで事足りますが、トラブルサニーを3枚使い切ってしまった時の、最後のフィニッシャーとして使います。基本は使わないです。

クルヌギアス

リンク素材にするという最強の除去です。悪魔族なのも好相性。


不採用カード

幽鬼うさぎ

大会では採用したのですが、うさぎ1枚では、止まる環境ではないので不採用。

アーティファクト・ロンギヌス

トラブルサニーを墓穴から守れるのは強いですが、アドバンテージが取れるカードではないので、不採用。

抹殺の指名者

誘発を弾けなくても、罠で妨害できるので、役割は低めです。伏せても妨害にならないので不採用。

ハーピィの羽根箒
ライトニングストーム

これらのカードを引くと、罠型には強くなりますが、素引きが前提となるため、オススメはしません。罠型に対しては割り切っても良いと思っています。展開型に対して罠を増やして、確実に勝つ方が大切だと思ってます。イビルツイン単体のギミックでは、パワーが低いので、ある程度メタを絞ることは大事だと思います。サイドデッキがある場合は、ぜひとも採用したいカードではあります。

神騎セイントレア

デスフェニに無力であり、戦闘破壊耐性しか使えないので、ガチガチガンテツに軍配が上がります。


プレイング

先攻展開

初動はLive☆Twinキスキル、Live☆Twinリィラ、パスフレーズ、トラブルサン、エントランスの12枚(初動率85%)+強欲で貪欲な壺です。
例)
Live☆Twinキスキル召喚

Live☆Twinリィラをデッキから特殊召喚※1

Evil☆Twinキスキルを特殊召喚

Live☆Twinリィラを蘇生

Evil☆Twinリィラを特殊召喚※2

Evil☆Twinキスキルを墓地から蘇生し、1枚ドロー

Evil☆Twinトラブルサニーを特殊召喚

※1 Live☆Twinリィラ・フロストやキスキル・フロストは貫通札になるので、出来るだけデッキに残しておきましょう。
※2 Evil☆Twinリィラ特殊召喚後、デッキ圧縮できる場合はしましょう。罠を引き込みやすくなります。
※手札が初動+アトラクターのみの場合、ガンテツ+アトラクターでターンを返すのもアリです。先にアトラクターを打つと相手のGをケアできます。

後手捲り

後攻の勝ち筋は
①一滴+アーゼウス
②相手の展開にアトラクターを打ってアーゼウスで捲る
③Gが通って相手が止まる
➃相手の事故
イビルツインというギミックは手数が少ないので、この4パターンぐらいしか勝てません
今回は①について解説します。

例)
Live☆Twinキスキルを召喚し効果発動

相手妨害

一滴でフィールドのLive☆Twinキスキルと手札のカードをコストに発動

Live☆Twinリィラがデッキから特殊召喚
フィールドに他のモンスターがいないので、デッキから、Live☆Twinキスキルを特殊召喚

ガチガチガンテツを特殊召喚し、攻撃

ダウナードマジシャン→アーゼウスを特殊召喚し効果発動

罠を構えて、アーゼウス+罠の盤面でターンを返す


一滴の使い方

トラブルサニーに無限泡影が打たれた場合

トラブルサニー効果でEvil☆TwinキスキルとEvil☆Twinリィラに分裂

Evil☆Twinキスキルの効果で1枚ドロー(Evil☆Twinリィラの効果は使わない)

相手のフィールドのモンスター効果に一滴発動。コストにEvil☆Twinリィラを使用。

その後、Evil☆Twinキスキルの効果でEvil☆Twinリィラを蘇生し、Evil☆Twinリィラの効果で1枚破壊

アーゼウスやマネキンキャットにヴェーラーや無限泡影、霧剣を打たれた場合

一滴のコストにして、逃げる



最後に

いかがだったでしょうか。
罠型イビルツインは、
①手札事故が少ないこと
②誘発を打たれても0妨害にならないこと、
③素引きして弱い札がほとんどないこと、
➃展開方法に分岐が少なくプレイングが比較的簡単であること
が魅力です。エルドリッチ以外の対面には、常に70点ぐらいのクオリティーが出せます。相手との駆け引きが好きな方には非常にオススメなデッキです。

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