爪噛まなくなった話⑨

爪を噛まなくなって、3ヶ月半がたちました。

先日は、ジェルネイルを剥がした裸爪の状態でしばらく過ごしていたのですが
今までだと確実に噛んでまたボロボロに逆戻りでした。
でも今回は噛むこともなく…
新しくまたセルフジェルをして、きれいな状態にすることができました。

前回の記事でセルフコンパッションを知ってから噛まなくなったというのは書いたのですが
他にも私にとって変化があった一ヶ月でした。

具体的に言うと、
私はいつもココロのどこかで
「自分には価値がない」という風に強く思っているフシがありました。

だから、頑張らなくてはここにはいられないとか
認めてもらえないとか
常に頑張って頑張って、それなのに一向に状況がよくならない。
常に焦燥感というか、やらなくては…!という強迫を自分で自分にしているような状態がデフォルトだったことに気づきました。

ひたすら自分をムチで叩いているような状態なわけで、
怠けてだらけているときなんかも、はやく!ちゃんとやらないと!という気持ちが湧いてくるんです。
でもそれがずっと自分の通常でした。
とはいえ人間なのでめちゃくちゃ怠けることもありますし、どうしようもなくやる気がでないこともあります。
そういうときはとにかく自己嫌悪がすごくて。
そうしなきゃどんな不都合なことが起こるの?と考えてみても
それほど重要なことではないんです。

それがすごく自分にとって苦しいことだと気がつくことができたのも、セルフコンパッションに出会ったからなのですが。

それに気がついてからというもの、不思議なことが起こりました。

とある方々とお話したときに、自分で欠点だと思っていたことを
その方達はすべて「それが逆にいいんだよ」と褒めてくれたんです。

それが自分にとってはすごく意外で。
自分で思ってもみなかったところを褒めてもらえて、私には価値がないと思っていたけど、そうじゃなかったんだ、ちゃんと貢献できていたんだと
初めて実感しました。

その後も、別の方から「いつもとても助かっている」と言っていただいたり

私はずっと自分には価値がない、と思い込んできたけど
そうじゃなかったんだ、私にもできることはあるんだと
私が当たり前だと思っていたことが
実は価値だったんだと気づかせてもらう体験がありました。

そうすると、ココロにつねにあった「自分には足りないから頑張らなきゃ」という焦燥感が軽くなって
いまあるものを育てようという気持ちになりました。

不思議と爪も噛まなくなったし
私みたいな人がいるのかなと思ってこれを書いています。


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