名古屋+周辺の楽しみ方(歴史/文化を満喫):玄人好みの石組の庭園、名古屋城二の丸庭園 (愛知)
こちらの投稿は、「大人散策辞典 ”wiki stroll” ~tomoaki blog~」の "Original の記事" を基本同じ内容で、記載している記事になります。Original の記事では、より多くの写真も含め記載しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです。
PR : amazon : 日本史関連書籍 & 旅行関連書籍はこちら!
はじめに:名古屋城二の丸庭園の基本情報】
数年前の夏休み(遅めの夏休みだったので、9月)、静岡(掛川・浜松)、彦根、長浜、名古屋(犬山・岐阜も)を回る旅を企画し、それぞれお邪魔させて頂きました(旅全体の日程は、別記事をご参照ください)。今回は、その中で参らせて頂きました、名古屋市にある名古屋城の二の丸庭園を紹介させて頂きます。
有名な、名古屋城の二の丸庭園ですが、Wikipedia の力を借り、基本情報を抑えさせて頂きますと、以下の様にあります。
また、名古屋城のホームページも参考にさせて頂くと、以下の様にあります。
つまり、「かつては非常に大きく、勇壮な庭園で、価値の高い庭園として認識されていた」が、「明治期陸軍の管轄になって以降、その遺構は消え去り、北側のお庭だけが残った」と言う事の様です。
名古屋出身の知人によると、「そこは石ばっかりで、良く解らない…」とのコメントをもらっており、少々不安な心持で、お邪魔した事を記憶しております。
【名古屋城の二の丸庭園を大人散策】
有名な、名古屋城の二の丸庭園。実際に訪れて思った事は、「ちょっとまだ私には、良さが見えてこないな…」と言うのが率直な感想でした…。理由は、以下の感じです。
庭園としての規模感があまり感じられない事、
石組は立派だが、水が枯れてしまっているようなので、変化に乏しく情緒を感じられない事、
石組を見下ろす感じで、本来の目線で見る事が出来ず、良さを理解しきれない事、
と言った所だと思います。「名勝に指定され、御殿の庭園としては日本一の前代未聞の規模」と言われるくらいですから「分かる人にはわかる庭園」なのだと思いました。確かに、石組を見ていると、荒々しさを感じるものがあり、同じ徳川つながりなのか、その時代背景なのか、二条城の二の丸庭園と同じような感覚を持つこともできます。
しかし、「水がなく、鑑賞する目線が高い感じ」がして、その良さを、残念ながらどうしても感じる事が出来ませんでした…。これは恐らく私の勉強不足が原因なのだと思いましたし、同時に、「歴史によって壊されてしまった芸術を取り戻すのは難しい事」だと、無常さを感じてしまった次第です。逆に言えば、庭園を見て無常さを感じる事が出来たことは、ある意味収穫だったかもしれませんが…。
【最後に:是非リベンジしたい!】
それなりに、多くの庭園を回らせて頂きましたが、こちらの庭園程、「持っていたイメージ」と「実際に訪問して感じた印象」の異なった庭園は、初めてでした。悪い様に聞こえてしまうかもしれませんが、率直な感想です…。
しかし、石組の立派さは理解できましたので、後は、「そこに水が流れるイメージと池泉の広がるイマジネーションをもう少し膨らませる様になってからお邪魔すると、もっと違った印象になるかもしれない」とも思いました。多くの庭園の本に書かれている内容は「この庭園の良さを多くの人は理解していない!」と言った論調を拝見する事も確かなので、もう少し庭園の勉強をし、イマジネーションの力を以って、この玄人好みの庭園の良さを、私も感じられるように、改めてお邪魔させて頂き、リベンジを果たしたいと心に誓いました。
また、本丸御殿の復元もされた訳ですから、今度は、二の丸庭園の復元にも、取り組んで頂きたいと思った次第です。
尚本ブログでは、東京旧古河庭園、東京椿山荘、神戸相楽園、京都無鄰菴、高松栗林公園、熊本水前寺成就園、山梨恵林寺庭園、甲府常磐ホテルの庭園、平泉毛越寺庭園、名古屋徳川園、二条城二の丸庭園、川越喜多院の紅葉山庭園/中院の庭園、熱海の起雲閣、旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、清澄庭園、浜離宮、六義園、新宿御苑、日本三名園:金沢兼六園・岡山後楽園・偕楽園等、全国各地の庭園も紹介しており、「日本庭園のカテゴリ分け(庭園分類)」に関しても記載しております(更新中あり)ので、下記一覧表をご活用いただき、ご参照頂けますと幸いです。
以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!
PR : amazon : 日本史関連書籍 & 旅行関連書籍はこちら!
記事を読んで頂き、ありがとうございます 皆様にお役立ちできる記事の作成、努力して参ります!