小学校、中学校の給食費について

一時期、テレビのワイドショーとかで、

給食費を払っていないのに、ベンツを
乗り回す親、、、

みたいな角度からの報道を良く見ました。

個人的には、腹が立ちました。

そもそも、給食費が有償なのがムカつきます。


とてもムカつく文章をコピペします。
最高裁の判決です。

「教育提供に対する対価とは授業料を意味する
ものと認められるから、同条項の無償とは授業料
不徴収の意味と解するのが相当である。」

「教科書、学用品その他教育に必要な一切の費用
まで無償としなければならないことを定めたものと
解することはできない。」


めっちゃムカつきます。

各自治体は、これを根拠に給食費を徴収して
いるわけですが、

いやいやいや、親などは、保護する子女に
9か年の普通教育を受けさせるように強制
しておいて、

「授業料以外は有料でも問題ないんですよ!」

って、おかしいでしょ。

そもそも憲法に国民の義務が書き込まれて
いること自体に、若干の疑問があるのですが、

そこを脇に置いたとしても、

強制するなら、そこにかかる費用は全て
強制する側が出せよ!!

大体、
お金が無くて教科書が買えなかった場合、
教科書無しで授業受けれんのかよ!!

受けれるわけねーだろ!!

授業への出席と、教科書の保有は、
表裏一体だろ!!

って言いたくなります。

給食の話しに戻しますが、

例えば、会社にお勤めする労働者なら、
労働法によって、お昼の時間は、本来なら
解放されて、どこに行っても良いんですよね。

だって休憩時間は給料も出ないし、
労働の義務から免れるんですから。

使用者は、休憩時間に労働者を拘束
できないはずです。

では小中学生に、お昼の時間、学校外に出る
自由はありますかね。

1億歩譲って、管理上・安全上の問題が
あったとしても、

一般的に、中学生ならお昼の時間に
外に出て、安全に過ごした上で、午後の
授業開始までに戻ってくることは、
できるじゃないですか。

なのに、小学生だけでなく中学生にすら
お昼の時間の外出を認めない。

つまり、お昼も学校にいることを強制する
れっきとした教育だと思うのです。

これは、実質的に授業に準じる扱いにして
良いのではないでしょうか。

少なくとも、食育という考えから、給食の
時間も教育のメイン分野の1つであることは
間違いないと思います。

だったら、給食費を国や自治体が出せよ!!
と言いたいです。

修学旅行の費用だってそうです。

保護者がお金を出せなくて、子供が修学旅行に
行けないと、これって欠席扱いになるんです
よね。(違ってたらすみません。)

これは流石に、出席というか修学旅行へ参加の
強制の度合いも強いと思います。

それとも、お金の問題で修学旅行に行けない
生徒には、修学旅行中に、通常通り学校に
通わせる制度とかあるんですか。

もちろん、そんなことをしたら生徒が
悪目立ちする、ということはあるんですが、

もし、生徒側が登校を希望したら、
国や自治体側は認める覚悟があるのか!?

と言いたいのです。

というか、

お金が無くて給食が食べれない、とか、
お金が無くて修学旅行に行けない、、、

考えるだけで胸が痛くなります。

それって、差別やいじめの原因として
十分に考えられるのではないですか。

それって、国や自治体が差別やいじめを
助長してないですか???

差別やいじめにまでは至らなくても、
行けなかった子供の心がどうなるか、
考えないんですかね。

輪をかけて、昔の話しかもしれないけど、
冒頭で書いた通り、テレビでは、給食費の
未納について、実はお金はあるのに意図的に
踏み倒そうとしているかのように報道して。

報道機関が報道すべきはそこじゃないだろ!!

いや、絶対に扱うなとは言わないが、

そういう事例(悪質な踏み倒し)を紹介しつつも、

メインは、なぜ給食費や修学旅行のお金を、
国や自治体が出そうとしないのか、最高裁は
何と言っているのか、政治はどうあるべきなのか、

そういうところを深掘りすべきではないのか。

本当にイライラします。

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