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鳴く虫の会2023

 今年も多摩川の自然を守る会恒例の「鳴く虫の会」に参加した。昨年は帰路、大雨にあったが河川敷の中ではなかったのでほっとした。今年も空模様が怪しいが風があり雨雲は流されている様子。虫たちが鳴き出すまで多摩川の土手の花たちの観察をする。

少し色が薄いがツリガネソウの花が沢山咲いていた
ガガイモの花。肉厚でベルベットのような美しい花。秋には舟形の種ができるが、それまでにこの土手は草刈りをされてしまう予定。残念!!種は美しく不思議な感じになるのだが
ヒルガオの花。まだ咲いていた。夕方なのに・・・
ツキミソウの花 ですが・・ゾウさんみたいと会員の弁
たしかに・・パオーンと声が聞こえてきそうな・・ゾウです(笑)
ヤブラン 誰かが河川敷の中に造ったヤブラン庭園?

河川敷で夕食をとり虫たちの演奏会の開演をしばし待つ

石川原でカワラケツメイを一株見つけた!

カワラサイコはカリカリに乾燥して花はヘビイチゴの花の様になっていた。今年の暑さは異常だ。

月が綺麗に出ている

耳をすましてじっと待つ。リーン リーンスズムシが鳴き出した。ルー〜カンタンの声 チンチン チンチン カネタタキ。マツムシの声が聞こえないーーーウマオイの声が賑やかで!う〜んマツムシ、居なくなっちゃたのかなぁ?!場所を移動して耳を澄ます。ややあって、いたよ〜!!の声にやった!!とばかり集まる。チンチロ チンチロと高速の鳴き声 良かった〜!生存確認!!
ほっとして河川敷を後にした。今年は雨もパラッとくらいで気が付かない程度で良かった。しかし以前の満願寺地先の秘密の花園は全くなく殺伐とした河川敷となり、あれほどあったカワラナデシコは一株もありませんでした。年月の流れを染み染み思い知った気もしました。



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