【FFTCG】デッキ解説 火雷XIII(スタンダード)
はじめに
どうもこんにちわ!
FFTCGプレイヤーのちょーぎょーじです!
L3に引き続き、スタンダードでの火雷XIIIの解説です。
もちろんL3と被ってるパーツが多数なので、まだの方はこちらもご一読頂けますと分かり易いかと思います。
デッキ作成の経緯
MatersFinalの一週間前、Masters東京でのこと。
その段階ではスタンダードで使用するでっきは火氷XIIIの予定でした。
モーグリXIII-2でサーチして、2ターン目にファング⇒コスト軽減してオーファンってめっちゃ強くね!?と思って作ってました。
バックアップも全てXIIIにできますし、(想像上では)良いデッキだなぁと思ってたんですが、フリー対戦でeurekaさんの水単にボッコボコ。
まぁ3コストで出してパワー10000になろうが水ライトニングであっさり除去られるんですよね。他にも問題点が色々見つかり、これじゃあダメだということで、試しに当日使っていたL3の火雷で対戦させてもらうことに。
それがまぁ水単に強い強い。動き出しが早すぎるので、相手のアーシェやグラセラの除去がキャラクター数不足で届かないんです。
数戦やりましたが全然負けず、L3でこれならスタンにするとさらに強いのでは・・となり、火雷XIIIのスタンダードバージョンを組むことにしました。
というわけで着想自体がMastersFinalの一週間前です。
きっかけをくれてありがとうeurekaさん。
昔、偉い人(novelさん)が言ってましたが、フリーでボコボコはされ得。
ほんとその通り。
デッキ解説
というわけで当日使用したデッキがこちら。
基本的な動きはL3と変わりません。1ターン目からヴァニホーをして2ターン目からライトニングでアタックを目指すことになります。
スタンダードバージョンで採用したカードの説明をしていきます。
・ルミナ、アルド
L3の解説記事にて、1ターン目にヴァニラorホープを出せる確率は8割弱と言いましたが、残り2割を何とかする為に採用しました。
ヴァニラ、ホープ、ルミナ、アルドで計11枚ありますので、ほぼ必ずどれかは初手(マリガン含む)にあります。
もし先手でルミナかアルドしか初手に無い場合の動きとしては
ルミナorアルド⇒ホープサーチしてキャスト⇒ヴァニラサーチして出さずにエンドになります。
次ターンに、バック1枚からヴァニラを出して、ライトニングサーチしてキャスト。ホープとライトニングでアタックして1ドローです。
ちょっと物足りませんが、何もない場合のケアとしてのプランです。
もしヴァニラorホープとルミナが初手にあった場合は、
ルミナ⇒ファングサーチしてキャスト⇒2コスト軽減してヴァニラorホープ⇒ライトニングサーチしてエンド。というのが綺麗な動きです。
先手1ターン目終了時にこんな感じになります。理想形の一つですね。
次ターンファングでコスト軽減して、バックアップの1コストのみでライトニングをキャストできるので、引いてきた2枚をそのまま手札に残したまま3体でアタックすることができます。
・フェニックス
スタンダードの火雷XIIIにおけるスーパーカード。
アタックフェイズに入ってからライトニングを除去されることが多いのですが、それに対応して再び場に出すことができます。
さらにEXバーストがめくれてライトニングが除去された場合にも有効ですし、むしろフェニックスが手札にある場合はライトニングが最初にアタックに行っていいです。
ライトニングアタック
⇒他のXIIIがアタック、ワンドロー
⇒他のXIIIがアタック、ワンドローと1点ダメージ EXバースト発動でライトニング除去となった場合、
フェニックスを使用することでまたライトニングがアタックすることができ、さらにワンドローと1点ダメージになります。
フェニックスの有効性はこれだけではなく、ヴァニラのSアビと併せることによって全体に8000ダメージを与えつつ、ブレイクゾーンからFWを出すことが可能です。
他にもダメージ除去に併せてフェニックスでファングを場に出し、+2000効果で除去を回避する、なんてことも考えられます。
・魔人ベリアス、アマテラス
特に特殊な使い方はしませんが、デッキと相性の良い召喚獣です。
魔人ベリアスは、ヘイストの追加。アマテラスは展開した後の除去、全除去対応と強力にサポートしてくれるカードですね。
・バハムート・ウォロー
主に水単のポロム対策として採用しました。ライトニングのアビリティを消されてしまうのでポロムが結構厄介なんですよね。
XIIIなのでファングで軽減もできますし、スコールや2ヘッドドラゴンとの合わせ焼きにも使用できるのでかなり有用でした。
ペイシオもレイシオも入っていないので、最初盲点でしたが、単体採用でも充分に仕事するよなーと思って使うことに。
Finalではholyさんの忍者デッキと対戦することになり、そこで相手のキーカードであるエッジを除去ってくれて大活躍のカードでした。
・ガドー
悪くはないですが、良くもなかったかなーという感じです。
ピン刺しではもともと登場場面も限られますしね。
ただ、2ヘッドドラゴンを入れている関係上、火かつXIIIのFWなのでそれで一定の仕事は果たしている感じです。
・その他のカードについて
なお、ラムウに関しては仕方なく採用している面が強いです。
完成したデッキの各色の枚数が光(3枚)火(27枚)雷(20枚)で
これ以上雷のカードを減らしたくなかったのがあります。
1ターン目アルド⇒ホープしようとすると雷のカードがアルドを含め3枚必要で、そこを考えると20枚がギリギリのラインかなーと。
いっそアルドをミースにした上でラムウを不採用にし、もうちょっと火を濃くしても良かったかなーと思います。要研究ですね。
環境について
直近のスタンダードのmastersで結果を残しているデッキは、
風単と水単でした。その2強環境と言っても過言ではありません。
アグロ耐性が高い上に、そもそもデッキパワーも高い水単の台頭で火単マギサやアバランチといったアグロがほぼ死滅しました。
風単は水単に有利の為、使用者が増えた、と言った具合です。
なぜもともとスタンダードで火雷を組んで無かったかというと、L3に比べてEXバーストが強力な上、マトーヤだけでなくシャントットの全除去もありますし、1ターン目からノーバックで押し切れることはまぁ無理だろうなぁと思っていたからです。
ただ、よく考えると現在は水単と風単の2強です。EXバーストに関しても風単はもともとほぼありませんし、水単に関してもアーシェが刺さらないとなれば本当にキツそうなのは6コスリヴァイアサンくらいです。それも必ず採用されているかは不明ですし。
EXバーストが大量に入ってる夜会は、風単に不利な為、環境から姿を消しています。
・・あれ?火雷XIIIめっちゃ有利じゃね?
個人的な予想としては水単が一番多く、ついで火氷XIII。風単はライトニングきつそうだから数を減らすんではないかなーと思っていました。
Masters Final
というわけで当日の分布(公式放送より)
水単と風単でほぼ半数を占めることに。
そしてXIIIが全然いない・・!
予想通り火雷XIIIめっっっちゃくちゃ有利環境でした。
〇 忍者 holyさん
〇 風単 らっちょさん
〇 水単 しどくん
〇 水単 しょーちゃんさん 【配信卓】
〇 水雷 チョココロネさん
✕ 火氷 たまごまんくん
5-1で予選1位抜け。
しかも決勝トーナメントは予選順位が上の方が先攻後攻選択できますので、
全て先攻とれることに。デッキ相性も有利な上全部先攻って、正直、これ優勝するんじゃねって思ってました。
準々決勝
〇✕〇 忍者 holyさん 【配信卓】
激闘の様子はアーカイブで!手に汗握る戦いでした。
準決勝
〇✕✕ 風単 はらさん
1本目はユフィが出てきたものの、Sアビを打たれることなく押し切り。
2本目は早々にユフィが出てきてSアビを2回打たれて負け
3本目は先手で2体出したところ、
相手は1ターン目チョコボサム、ユフィと出して手札は1枚。今ならSアビも打たれない!
なので2ターン目にノエルライトニングと追加し4体でアタックすることに。
順調に1体目、2体目とアタックしていき、3体目アタックした4点目にて
つ ペロッ
EXバースト!ユフィサーチ!!
oh・・
oh・・
その後1コストユフィをスティルツキンでサーチしたりアスラで回収したりで、Sアビを4回打たれて負けました。
風単に9:1で有利とか言っちゃってすみませんでした。
ユフィゲーに持ち込むしかないとは言え、それを可能にした構築と、あそこでEXバースト捲るはらさんの人間力よ。本当にさすがでございます。
というわけで名人戦に引き続きベスト4!
とは言えこんな悔しいベスト4はそうないです。
ここ数年で一番悔しい出来事でした。最大のチャンスを逃した・・
環境が最高に追い風だったので、ものにしたかったなぁ。
おわりに
さぁいよいよ今週末はプレリリースパーティー、そして新弾発売と待ち遠しいですね!
noteで記事を書くようになってから数カ月が経過しましたが、今のところなんとか楽しみながら続けられています。
皆様のおかげです。ありがとうございます。
引き続き日本選手権シーズンも宜しくお願いしますね!
感想はいつも大歓迎でっす!
それでは良いFFTCGライフを。
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