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【FFTCG】デッキ解説水氷グリーヴァロック(スタンダード)

はじめに

どうもこんにちわ!
FFTCGプレイヤーのちょーぎょーじです!
Opus21環境が始まって約1ヵ月。世界選手権でも、名人戦予選でも色々なデッキが登場しましたね。
今回はそんな中でも、グリーヴァを使用したデッキの解説記事になります。


初期型

こちらがプチデビ先生が組んだグリーヴァロックの初期型です。
ロックはⅥのキャラクターのロックではなく、ロック (Lock)の意味で、言わば一種の嵌まると抜け出せないハメデッキになります。

世界戦で閣下さんが使用した水氷との大きな違いは天蛇将ルガジーンの有無でしょうか。あちらは、グリーヴァプランとルガジーンプランの二本立てでしたが、こちらは完全にグリーヴァプランに寄せています。


基本的な動き

デッキ名の通り、鍵となるカードはグリーヴァです。

グリーヴァをサーチできるカードとして、ラーサー、イデア、リノアの3種計6枚が採用されており、グリーヴァ自身も含め9枚の内どれかがあれば1ターン目にグリーヴァを場に出すことができます。確率としては約91%以上になりますので、再現性は非常に高いです。

続いて必要なのが、グリーヴァをアクティブにするカードです。
アクティブにすることによってグリーヴァのアビリティを複数回使用することができ、あっと言う間に相手の手札を枯らすことが可能です。
特にローザと賢者は相手のターンでも使用する事が出来る為、グリーヴァと揃った時の効果は極悪です。

主にグリーヴァのアクションアビリティをコピーする目的で、初期型はゴゴも採用されていました(後に抜けますが)。


先攻の場合、初手にグリーヴァがあればグリーヴァを出しつつ手札が2枚残りますので、アクティブにできるカードを残し、2ターン目からグリーヴァのアビリティを複数起動させ始めます。
グリーヴァが無く、ラーサー、イゼル、リノアのいずれかの場合は、グリーヴァをサーチしてきてそのまま場に出すので、手札が0枚になります。
デッキトップから次の有効カードをいかに早く引くかがカギになります。

後攻の場合、バックアップ経由でグリーヴァを出しても手札が1枚残りますので、アクティブにするカードを残すことができます。

先攻の方が嵌まった時の強力さは上ですが、後攻の方が安定感があり、先攻後攻それぞれに強みがあるのがいいですね。

また、上記の関係上、光闇は一切採用されていません。光闇が初手に来た場合、先攻1ターン目バックアップ経由でのグリーヴァ投下が出来なくなってしまうからです。


また、先攻1ターン目にバックアップ経由でグリーヴァを出し、グリーヴァが除去られた場合(除外、手札に戻すを除く)、魔女なのでマトーヤを場に出し、グリーヴァを回収して、2ターン目に引いてきた手札を捨てて再びグリーヴァを出すという動きが出来ます。
この辺プチデビ先生天才やなぁと思ったポイントです。

盤面にある程度差が付くまではアタックにも行きません。
その為、EXバーストで逆転されることも他のデッキに比べて少ないと思います。

各カードの役割

幻惑のマクイス、呪縛のアリス

グリーヴァが場に定着しなかった場合の第二プランです。
呪縛のアリスをアクティブにし、相手のフォワードを除去しながらアタックします。また、このアビリティはこちらが対象を取っていない為、選ばれない効果を持つフォワードに対しても有効なのがいいですね。

幻惑のマクイスの「対戦相手のフォワードはダル状態でフィールドに出る」というアビリティは、採用率の上がってる天蛇将ルガジーンや、火雷13などのヘイストデッキに特に有用です。


セーラ[MEBIUS]

こちらもアクティブにする各種カードやグリーヴァと相性の良い一枚です。
対戦相手のフォワードをダルにし、グリーヴァでブレイクするもよし、
オートアビリティに対して複数回起動させて支払い不能にさせるもよしと非常に嫌らしい動きをします。
グリーヴァ、セーラ[MEBIUS]、ローザor賢者の3種が並べば、ロック状態に陥り、対戦相手は何も出来なくなってしまうこともあるでしょう。


ファイサリス、ヤ・シュトラ、ルルサスのルシたる審判者

相手の手札が少ない(ゼロの場合)に効果を発揮するカードです。
グリーヴァが定着した後に、これらのカードで盤面を制圧します。


調整

このデッキの問題点として、水と氷の採用枚数のバランスが悪いということがありました。水の枚数が少なく、最初に手札を使い切ってしまう関係上、あまりバランスが悪いと引いたカードが使えない状態に陥ります。
氷のカードは入れたいカードは無数にあるのですが。

また、グリーヴァが場に定着すれば基本的にそれだけで勝ちます。
なので、グリーヴァが場にいた時に強いカードは減らすことにしました。

そして最終的に大会に持っていくことになったレシピです。

out:セフィロス1、ヴェイン1、ゴゴ2、聖地のガーディアン1
in:リヴァイアサン3、シド・ランデル1、幻惑のマクイス1

世界戦の結果から、7Wolデッキの評判が高く、採用率も高そうだということで、シド・ランデルを採用しました。こちらもイゼル、ラーサーからサーチが可能なので、高い確率で1ターン目に出すことが可能です。
相手が先攻で7Wolをサーチしたら、返しにシド・ランデルを出します。


デッキの採用理由

このデッキを大会に持ち込むことにしたのは、
環境初期、そして名人戦予選の大会形式にとても合っていたと思ったからです。
確かにグリーヴァロックは強力なデッキですが、反面、弱点も多くワンシーズンを戦い抜くにはちょっとキツいと思います。

グリーヴァロックの強いところは、「どういう動きをするのか気付いた時には既に手遅れになっている」ということです。
初見殺しこの上無く、名人戦予選は決勝トーナメントがないので、1度対戦した相手ともう一度対戦することはほぼありません。プレーオフくらいでしょうか。

仙台、横浜で使用しましたが、年明けからは多分もう使わないと思います。
ただ、メタ次第でまた使用する可能性はありますし、わかっててもどうしようもない場合もあるので、4-2を狙うならいいデッキではないでしょうか。

プレイングはそこまで難しくありません。選択肢も少ないですし、1ターン目グリーヴァ出して後は流れに身を任せましょう。
ただし、ミラーは激ムズです。


おわりに

というわけでプチデビ先生作成の水氷グリーヴァの解説でした。
グリーヴァロックって名前だけは私がつけました。
本当に良いデッキを作るなぁ。としみじみ。

仙台、横浜の参戦記も近々更新予定です。

それでは皆様良いFFTCGライフを。

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