シークレット

夢のような誕生日会の次の日。

私は仲良しの同僚3人と話しながら廊下を歩いていた
その中の1人が
ほら向こうから部長くるよ、平山ちゃん良かったね!
と言う。

すれ違う時なにげない顔でいつも通りの会社の部長。

私たちの会釈に
軽く返して普段通りの態度、
すれ違ったあと振り返ったら

口に人差し指をあてて
内緒だよのポーズをした。

誰にもいう訳ないでしょ
昨日の夜のことは

夢だと思ってるから。