はじめに

昔、確か中学の社会の授業で「会社は成長しつづけなければならない」と教わったことが、不思議でならなかった。
質問したかは覚えてないが、そのときにその疑問の答えは出ていない。

一方、同様に授業で学んだ「公共の福祉」と「持続可能な開発」という考え方は妙にしっくり来たことも覚えている。

近年、資本主義の限界について目にすることが多い。(というか昔から?)

それはつまり、経済的成長には限界があるという事なのではないか。

おそらく、そんなことは多くの有識者の方がすでに語りつくしているかとは思うが、主張したいのはそこではなく、それによる様々な歪みが体感できるレベルに進行しているのではないか、ということと、そこに嫌悪感を抱いているということである。

漠然と何かがおかしいと思っていたことが、本当に、まだ何となくではあるが、社会に出てからの約10年で、最近少しはっきりしてきた気がしている。

それは、
 ・あらゆる物事が無限の成長を前提に作られてるということ
 ・そしてその成長が人間、あるいはこの地球の「幸福度」を上げることにつながっていないこと

中学の時になんとなく感じた違和感は、このことだったのではないかと今になって思う。

断っておくと、私は別に共産主義者ではなく、資本主義そもそもを否定しているわけではない。

ただ、今のやり方では物理的にも精神的にも限界に来ているという懐疑的な見方をしているだけである。


このnoteでは2つのことを目的に投稿を行いたい。

1つ目は、仕事柄、普段はお客さんや上司に合わせて資料を作りまくってるうちに、自分の書きたいことを書きたいように書くという欲求が抑えきれなくなったため、その欲求を発散すること。

2つ目は、その1つとして、先述したような普段の生活で感じている歪みについて、勝手な視点で書きながら自分自身の考えを整理していくこと。


基本的には独断と偏見で書くので、根拠がないかもしくは極めて浅いものとなっているかと思うが、あくまで書きたいことを書くことが主題なのでご了承願いたい。
あえて間違ったことを書くつもりはないが、「正しい」ことを書くのは、仕事でもう辟易としているので。。。

正直、読み手がつくとも思えないが、念のため、初心と目的を記しておくこととする。

2019年9月7日

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