見出し画像

1110話目前だからこそルッチについて語りたい

ロブ=ルッチの熱い展開を期待して書き連ねています。
直近のルッチの登場は、1107話です。ゾロと奮闘中で、戦闘時間をコントロールしているような発言をしています。
ゾロとのここでの会話は、2人の強がりのような、負けず嫌いがぶつかり合うような会話だと見れば、とても親しみ深く感じます。

ワンピース好きの皆さんからは、ゾロの不甲斐なさが語られます。四皇の最高幹部キングを倒したゾロなら、ルッチぐらい瞬殺してくれよと。
ルフィとルッチがぶつかったときにも声が上がりました。カイドウを倒したギア5thならルッチぐらい瞬殺してくれよと。
ルッチを小物扱いする声が多かったわけです。まるで噛ませ猫。

でもね、僕は思うんです。ルッチは小物じゃない、かなりの重要キャラだと思うんです。ルッチという好敵手が、ルフィを明確なバージョンアップに導きました。
出会いはウォーターセブン。CP9だったルッチは、ロビンを連れ去る際にルフィを破っています。六式を駆使するルッチは強かったですねぇ。ボコボコに負けたルフィ達にとっては、どうやって勝つんじゃい??!って相手だったんです。ナミは言います「助けていいんだ!って迷いがなくなれば、あいつらは強い」と。負けたのは迷いのせいで、迷いがなくなれば勝てる、そんな精神論。少年マンガ的にはそんなもんかぁと感じながらも、なかなか腑に落ちない。そんなふうに当時感じたのを覚えています。
しかし、いざ戦いになると違ったんです。出ました“ギアセカンド”。カッコ良すぎましたねぇ。ルフィは勝つために、ギアを1つあげるという明確なレベルアップをもって戦います。ニカのギア5thを知っている今だからこそ思いますが、“ギア”という表現も秀逸。トップギアという表現がありますが、最高到達点にこれから1つずつ上げていくというイメージが、“ギアセカンド”に含まれていました。震えます。
ただの精神論ではなく、六式やトムさんの蒸気機関を参考にして自分の力を底上げしてきました。そのルフィの“ギアセカンド”を引き出したのが、ロブ=ルッチなんです。ドラゴンボールでいうと、このバージョンアップはスーパーサイヤ人。髪の毛の色が変わる覚醒オブ覚醒。めちゃくちゃカッコよくて強くなるんです。そのスーパーサイヤ人を引き出したのが誰か覚えていますよね?そぅ、漫画界史上最高の敵キャラ「フリーザ様」です。
つまり、ルッチはワンピースにおけるフリーザ様なんです。

ここからは、私の希望的観測であるお話の展開を2つ語ります。
1つ目は、「ルッチ、一緒に五老星にいどむ」です。というか、CP0と黄猿と共闘関係になります。これだけの任務失敗のため、CP0と黄猿には帰るところがありません。ここで戦って勝つしかない。ルフィと共に五老星を退ける展開が期待できます。ラスボス級の5人に、最新話ではルフィ1人が対峙している状況ですが、なかなか無理がある。ここから、ルフィ、ゾロ、サンジの三大戦力が集まり、ルッチ、黄猿が加われば納得の布陣になるのではないでしょうか。ルッチの時間稼ぎ発言も、黄猿と共謀して、五老星を誘い出してるのでは?とすら思えてきました。
なにより、CP0のメンバーが、魅力的すぎるんです。カクやジャブラ、なかなかの良キャラですし、しかもギャグ要素も持ちつつ、強い。麦わらの一味の傘下に入らずとも、キッドやローのように同盟関係になるのではないかと期待しています。

閻魔三刀流ゾロ 



2つ目は、「ルッチ、ゾロをもバージョンアップさせる」です。こちらが、今日の話の本筋としては熱いかもしれません。
ニカとゾロがルッチぐらい瞬殺できずにガッカリという意見の裏を返せば、ルッチが四皇大幹部を抑えるぐらいめちゃくちゃ強いということ。ゾオン系の覚醒状態。そこを倒すには一筋縄ではいきません。ここでゾロのバージョンアップが見られます。覇王色の覇気、死神の力、開眼、実はゾロのバージョンアップにはかなりの要素がまだまだ隠されており、1111話のゾロ目回にはゾロが大活躍すると予想されています。ワンピ界のフリーザ様であるルッチならそのゾロの最高到達点を引き出してくれると期待できるのです。
おそらく、ルッチが2年間でどれだけ努力してレベルアップしてきたのかが語られることで、共感ポイントが生まれ、ルッチの魅力がさらに引き出されるでしょう。その1110話のあと、そのルッチを倒すために1111話でゾロがどーん!と最高到達点。そして五老星に挑む。なかなか激アツではないですか?

ルッチについて語りました。上記の2つの展開になると、たまらないルッチが見られます。何の根拠もございませんが、個人的な期待をこめて、1110話を予想してみました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?