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初夏生まれの君たちへ




せぶんてぃ〜ん6周年おめでとうございます。
今日から7年目、立派なベテランですね。



こうしてせぶんてぃ〜んの誕生日を祝えるのは
2018年5月26日から4回目で、
あの時から変わらず、
こうして13人で新たなスタートラインに立つ日を
見守れることを嬉しく思います。



と、同時に6年目のせぶんてぃ〜んを
アイドルとして、人間として、なによりもせぶんてぃ〜んとして脂の乗りまくった彼らをこの目で、
生の彼らを一度も見れなかったことがとてもとても
悔しいです。




ステージに立ち、たくさんの光の海の中で割れんばかりの歓声を浴びていた彼らにとってこの1年をどんな思いで過ごしたのかは想像もできませんが、
せぶんてぃ〜んに会うことが生活の一部にあった私にとってはとってもしんどい1年でした。


それでも13人はこの一年も最高のエンターテイメントを私たちに届けてくれて、カラットちゃんがカラットちゃんでいることの喜びをたくさん教えてくれました。



今日はそんなせぶんてぃ〜んがこの一年で届けてくれたエンターテイメントを振り返りながらありったけの愛を連ねようと思います。



■ ヘンガレ 



まずアルバム名”胴上げ“がそもそも最高だったけど、オタク大好きのマンセ=万歳の続編をなんとなく彷彿とさせるような、아낀다と어쩌나の時もみたいな遊びを感じさせてくれるそんなタイトルでオタクと大盛り上がりしましたね!




アルバム全編通して苦しさ、そこを乗り越えていく決意、前に進む難しさ、恋の苦さ、将来に対する不安、隣に誰かがいることの強さ、人間誰しもが生きていく中で感じるたくさんの感情がぎゅっと詰まっていて、自分にとっての人生のアルバムといって過言ではないくらい本当に大切なアルバムになりました。






今までのタイトル曲は、主に誰かに対する恋心をベースに自分の感情を歌う曲がほとんどだったけど、ヘンガレのタイトル曲Left&Rightは誰かの背中をそっと押すメッセージを歌っています。

一見してコンセプトチェンジのようにも見えたけど今までのように大切な人への想いをうたってきたという意味では、そこは変わってないし、今までずっとひとつの感情を、大切な人へ向けて丁寧に丁寧に歌ってきたせぶんてぃ〜んだからこそ、このLeft&Rightはより優しく響くんだと思います。



そういえば前垢でレフライ愛を語ってたので再掲しときます。




夢の初ドームを叶えたせぶんてぃ〜んが直後にこの歌でカムバしようと思ってた事実に胸が熱くなるけれど、その夢が目の前でお預けになってしまった彼らが歌うからこそ、もしかしたらこの歌はより強さを持ったのかもしれないなと、結局はタラレバでしかないですが。



そういえば、私はテンアゲのタイトル曲がCLAP vs 帽子を深く被ってでメンバー内で割れてた議論の結果CLAPになったという話が好きなのですが、実はヘンガレもレフライ vs MyMyで割れてたそうで!



そういう制作裏話が大好きなのでそこもひっくるめて最高なアルバムです。



あと根本的にこの2曲って伝えたいことは同じようなメッセージかなと思うのですが、こんなにも違うサウンドで、違う歌詞でそうやってバラエティつけて曲を作れるウジくんやっぱりほんとに天才すぎる…




■ ケレン

真夏のケレン。熱くて暑かったです。



目の前にカラットがいようが、かなりマイペースに喋り笑いひたすらゲームをするのが従来のケレンだったけど、オンラインでもご健全でした。



むしろ画面を通じてだったので、いつにもましてオタクが置き去りだった気もするけれど、本人らでわちゃわちゃしてるのが1番の幸せなので全然オーケーです。今年も楽しみにしています。



■セミコロン


キョウ!!!!!!!!!!!!!!!


私が狂ったように聴いているキョウ!!!!!!


だけでなく



オタク待望のLINE別曲にHome;runという最強タイトル曲を備えた言葉通りの神アルバム。





前述のレフライもそうだけど、Home;runも背中を押してくれるメッセージが詰まった一曲。



「ホームラン」っていう野球で言う凄技(?)がモチーフになっているので一見するとなんだかめちゃくちゃ前向きすぎる応援歌に見えるけど、蓋を開けてみると「普段通りのままでいい 何がそんなに不安なの?」と歌ってくれて、少し肩を広げて普段通りに、ちゃんと力が尽きるまでやれば、何かを達成できると言ってくれるのが甘すぎもなくかといって背中を押しすぎるわけでもなくて本当に程よく力をくれるのがせぶんてぃ〜んらしくて気持ちが温かくなります。




もうすぐで一年が終わろうというタイミングでこの曲を届けてくれたことがとても嬉しいし、いつか屋外でMVのように花火ガンガンに上がりながらステージでこれを歌うせぶんてぃ〜んを早く見たいですね。



そしてちょっとキョウに話しを戻したいのですが、



嗚呼キョウ、、、、 




私をフォローしてくださってる方々はご存知かもですが本当に本当にこの歌が好きで。




最初に聞いた時は単純にこの曲が曲として好きで、大切な人のためにこうして言葉を紡げる曲って最高だなあと一文字一文字歌詞を読みながら噛み締めてました。



そもそもキョウという言葉をこの曲で初めて知ったのですが「たった」「やっと」という意味があるそうで、その二つの意味が本当に綺麗に歌詞の中で使い分けられているのが素敵だなと思いました。




この歌の好きなところをあげるとキリがないのですが、




「たった」「やっと」を韓国語タイトルに対して英語タイトルが「All my LOVE」だったり




“겨우”が”겨울”と韻を踏んでいたり、喜びという意味の”기쁨”がその後に来る”絶望”という歌詞を形容する”깊은”(深い)と韻を踏んでいたり、




好きな歌詞も取り上げたらキリがなくて、



「君の春になってあげるよ」と抽象的な言葉で想いを告げてたのが最後には「君のすべての日に守ってあげる」とはっきりと、そのままの言葉で言えるようになってるところとか




あとはこれも以前ツイートしたかと思いますが



「君の愛に近づけるように」という歌詞がほんとにほんとに大好きです。



愛に近づくっていう表現すごくないですか??なんでこのかしがこんなにビビっときたのか、なんでこの歌を聞くたびこの歌詞で一瞬時が止まるのか、その”なんで“をうまく言語できずに、今日まで来てしまったのですが多分この先もうまく言語化できなさそうでほんとにほんとに最悪なんですけどいまのところ”ヤバイ”という表現しかしっくり来てないです。


どなたか我こそは!という方いましたらぜひ語るなり解説するなりしてください!お待ちしてます!



そしてこの歌、普遍的なラブソングかと思ってたのですが先日のオンラインライブのアンコール一発目でこれが歌われてるのを聞いて「もしかしてファンソング?!?!?!?!」と衝撃を受けました。



きっと勘の良い人はとっくに気付いてたかもですが、アンコール一発目なんかで歌われてしまうとまたこの歌に対する激重感情が生まれてしまうわけで………



その上で再びイヤホン耳にブッ刺して曲を流し始めた時、出だしの「こんにちは、僕の喜びよ」でしにました。




そしてこの歌が自分(広義の意味で)に歌われてるかと思うと、、、「僕の愛がたったこれだけでごめんね(いや?!?!何を言っている?????)」「それでも僕のそばにいてくれてありがとう(むしろいさせてくれてありがとうございます汗汗汗)」とひたすらキモツッコミが止まらなくなってしまい、、、せぶんてぃ〜んさんこちらこそ私たちの愛がたったこれでごめんなさい、、、、、、




■ 24H & ひとりじゃない


どんな作品も絶対に手を抜かないのがせぶんてぃ〜んで、



この日本語曲においても、我々に向けて「また会える」という想いを歌にして、しかも2曲続けてその想いを届けてくれたこと、この上なく私たちは幸せです、本当に。



いつもより、より日本の番組で取り上げられたり、かつ初めて出演できる番組が多かった24Hはそれを見越してかせぶんてぃ〜んの武器とするダンスがこれでもかというくらいかっこよく発揮されていて歌詞もそうだけどパフォーマンスに重きを置いた曲だったのに比べて、



ひとりじゃないは優しいメロディと、激しすぎないダンスでより歌詞がスッと耳に入るようなパフォーマンスになってたなという印象を受けました。



2021年になってもなお変わらない、むしろ私たちの住むこの国においては悪化の日々を辿っているのでは?という絶望しかない感じないこの毎日の中でひとりじゃないの歌詞と、爽やかで心地いいメロディーはうわべではなく本当に、いつかまた絶対カラット棒を13人の前で振れる日が来るんだと希望をくれました。



この一年ほど国境の壁をこうも高く感じることはなかったし、国内のアーティストが徐々に有観客ライブを開催する中、まだまだそんなところに手も届きそうもないこの状況で改めて彼らが「異国」のアイドルであるという事実を痛いほど感じましたが、そんな本人たちがまたいつか会えるというメッセージを届けてくれたのだから、きっとやってくるであろうその日を信じたいです。


あとこれはただの感想ですが、ラストの方のじゅんくんの「そばにいると感じられるよ」というパートで四方に広がってたメンバーがふわっと中心にいるじゅんくんのもとに集まる振りがとっても好きで、

これカラットへの再会を誓った歌、と銘打ってるので例えばそこのパートで全員前に手を差し伸べながら踏み出すとか、目の前の観客を想定した振りもあっただろうにメンバーがぎゅっと近づくのがほんとにほんとにオタクのツボわかりすぎてて最高です!








以上、長くなりましたが1年のせぶんてぃ〜んを振り返りました。  



こうやってみると、ほんとに相変わらず止まることなく、こんな時でもずっと走り続けてきたんだなあと。



私が彼らを好きになった頃、よく「せぶんてぃ〜んは生き急いでるように見える」なんて言われてました。



確かに凄まじい勢いでひたすら走ってきてたように見えるし、それはインタビューとかでも本人たちが言及してたりもします。




でもそうして留まること走ってきた彼らが2020年の2枚のアルバムを通じて「右も左も行ってみればいい」「まだまだ先は長いから、一旦小休止をとればいい」と打ち出したこと、その事実がせぶんてぃ〜んをせぶんてぃ〜んらしくしてるのではないかと考えます。



2015年のデビューから今日までさまざまなタイトル曲で世間の前に立ち、初期のコンセプトの名残りで”清涼”というイメージが強くなっているけれど、実際には本当にたくさんのコンセプトをやってきて、一見バラバラのように見えるけど、その根底にあるのはまさにウジくんが言う「誠実さ」なんだと思います。



時には恋心を、時には青春の喜びを、時には恋から知った苦しさを、そうやって自分の感情や誰かに対する想いに対して嘘をつくことなく誠実に描いてきたせぶんてぃ〜んが、2020年に出したアルバム2枚はその系譜をしっかり受けつつ、少年から青年へと成長しているせぶんてぃ〜んの成熟した部分も込められている、2020年のせぶんてぃ〜んだからこそ出せた最高傑作でした。

ただのオタクなのに本当におこがましいけれど、こんな作品を世に送り出せる13人のことが本当に本当に誇らしいです。



2020年、私たちに人生のメッセージを投げかけてくれたせぶんてぃ〜んが2021年Power of loveというコンセプトを引っ提げて再び戻ってきます。


デビューから”恋“や”愛“について歌ってきたせぶんてぃ〜んが2021年に見せてくれるそのPowerがいったいなんなのか、今からそれがとても楽しみです。



さて、私は初夏という季節がとても好きです。



というのも季節の中で夏がとにかく大好きで、冬の寒さを抜け、まだ春の肌寒さが若干残る、梅雨に入るまでのこの短くて淡い季節がとても好きで、雨が止んだら夏が来るぞ〜!!というどうしようもない胸の高鳴りを毎年この時期に感じています。




5月26日、まさしくこの初夏に生まれたせぶんてぃ〜んはまさにそんな感情を毎日私に与えてくれます。



それはせぶんてぃ〜んを初めて生で見て一目惚れのように落ちてしまった日から今日まで変わらず、ずっと、毎日新鮮にそんな感情をくれます。





デビューから7年、その数字に目が眩みそうになるし、きっと色々な雑音が嫌でも入ってしまうような1年になりそうですが、せぶんてぃ〜んがせぶんてぃ〜んでいることの奇跡を噛み締めながら、また今日から新しく始まるページをゆっくりめくりながら、これまで変わらずせぶんてぃ〜んを楽しく好きでいられたらなと思います。




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