NISA世代別データからの20代への啓発していけば良いのかなと思いました。
金融庁のNISA口座について、年代別のデータがありましたのでご提示します。
2020年6月末時点のNISA総口座数と3月末からの増加率について
2020年3月末から6月末の変化がわかるようになっています。
2.8%増加していた、というのは面白いですね。
これはコロナショックによる株価の調整を機会とみた方が動いたのかもしれません。
またその割合は若い方ほど多かった、20代で10%が口座解説しています。
しかしながら、元々少なかったので割合が多く見えている点も考慮した方が良さそうです。
さらに見ると、
40代から70代が同程度に多い、17%から19%程度になっている中でも口座開設数が若い世代ほど伸びています。
この点からも、少し変化は見えてきていのかなと思われます。
NISA口座の普及で大事なのは20代への啓発活動
世代別にみたことで、NISA口座の普及が進まない原因と対策について、
今回の金融庁のデータから考察しました。
全体として少ないのはありますが、それではどこから手を付ければ良いか。
その答えはやはり20代の若い世代に対してよりNISA身近に感じてもらえるようにするのが良いのではないでしょうか。
例えば、成人と同時にNISA口座を作るなどと言ったキャンペーンをうつ。
あるいは、影響力のある芸能人やYou Tuberが推奨していくと言ったことが考えられます。
これはもちろんですが、運用面においても良い影響を及ぼします。
複利運用を最大限に活用するには時間を長くとることが第一ですので。
この場合は全ての非課税枠を使わなくとも、その半分や3分の1でも使うようにするだけで、全く異なります。
今後の課題
今回は20代への啓発活動が答えではないかとしました。
しかしながら、その世代を動かすには本当はその親世代の理解を促すことが大事になのかもしれません。
さらには、ジュニアNISAの頃から始めることも一つの考えです。
その観点では、ジュニアNISAの普及率を鑑みる必要もありそうです。
いづれにせよ、非課税枠の運用を長期に渡って行うのが最も優れた資産運用方法であるのは違いありません。
日本の資産運用はまだ発展途上と言えそうです。
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