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オンライン授業をしてわかったこと

新型コロナウィルスの影響を受け、昨年度末から始まった休校措置は今もなお続いています。生徒の学びを止めないため、教職員が一丸となって始めたオンライン授業は軌道に乗ってきました。

私自身も様々に試行錯誤をし、自分のスタイルが確立しつつあります。そこで、オンライン授業をしてわかったことを記したいと思います。

◎ヒントをくれる仲間が全国にいる!
私が休校期間中も落ち着いて対応できたのは、ネットを通じて知り合った仲間がいたからです。私の学校はG Suite for Educationを採用しているため、GEG(Google Educator Group)の皆さまから色々なアイデアを教えていただいた事柄が本当に役に立ちました。実践されている事例なので、翌日から即実行に移せました。特にGEG Mountainというオンラインイベントでは、オンライン授業の捉え方を深めることができました。さらに、「学びを止めるな!」というオンラインイベントでは、アフターコロナという視点を知り、コロナ終息後の学びを見据えた取り組みをしていくことを決意しました。今もFacebookでは、「学びを止めるな!オンライン授業ノウハウ共有コミュニティ」において、全国の皆さんのアイデアに触れることができます。もちろん、同じ志を持つ同僚との日々の情報交換も大きいです。

◎生徒の反応を即座に得られる!
オンライン授業では、生徒との対話の減少が心配されました。しかし、手段を変えると、対面授業にはないスピード感のあるレスポンスを得られます。通常生徒はマイクをオフにしているため、チャットを使って生徒から反応を得ます。例えば「良くわかった人は3、だいたいわかった人は2、わからない人は1をチャットボックスに入力して、はい、どうぞ!」と投げかけると、まるで欽ちゃんの仮装大賞の得点のように、ババババババッ・・・っと生徒の反応がチャットボックスに表れるのです。爽快です。また、google classroomの質問配信を利用して、一人一人から反応を得られ、授業後も連続性をもって対応することができるようになりました。

◎授業の連続性が強まった!
私は授業後に必ず授業の振り返りをgoogle classroomに投稿しています。実は、その投稿は授業前に下書きを書いています。つまり、授業の前に授業後のイメージができているのです。下書きには、今日学んだこと、授業のポイントなどを書いておきます。授業後は、それに実際の授業で感じたことを記したり、再確認したいことを書き、板書の画像などを添付して投稿します。休校前と比べ、自然とこのような意識に変わりました。

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◎青チョーク大活躍!
色チョークといえば黄色と赤の使用頻度が高く、青チョークは目立ちにくいということで私はほとんど使いませんでした。しかし、オンライン授業で機器を通してみる青チョークは、見違えるように輝いているのです。逆に黄色の評判はよくないです。青チョークは、私のマインドセットを更新してくれました。

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まだまだあります。色々な課題提出方法で多面的評価!、ルーブリックを使ってスッキリ評価!、生徒も工夫で授業活性化!などなど。

私もさらにバージョンアップしていきます!


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