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「子どもを躾けなければならない」という #呪いを解く冒険 11

子どもに怒ってばかりいると人生ソンした気分になるので、わたしは一体、なにを期待して、なにを心配して、怒っているのかを分析してみたよ、という話。

 子どもへの怒りについて考えていると、「躾けなければならない」という責任感を背負いすぎてはいないかな、という気がしている昨今です(あとは、残念すぎるやつですが、自分に都合が悪いから八つ当たりしていることもある)。Wikipedia先生によると、「躾」とは「人間社会・集団の規範、規律や礼儀作法など慣習に合った立ち振る舞い(規範の内面化)ができるように、訓練すること」とある。そもそも、1歳のときから週に5〜6日保育園に通っている息子の方が、わたしよりも圧倒的に人間社会にも集団行動にも順応しているのです。そう考えてみると、(う○ことか下品ワードが入り混じりますが)挨拶もできるし、箸も使えるし、(甘えん坊スイッチが入らなければ)服を用意して自分で着替えられるし、喧嘩して手が出て相手を怪我させたっていうのも最近はないし、立派だと思うのです。

 あれっ、わたしが背負っている責任感って、なんなんですかね、と疑問になったのです。

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