「子どもが生まれたら幸せになれる」という #呪いを解く冒険 12
竹内裕子さんが亡くなったとき「子どもが生まれたばかりなのになぜ?」というSNSでの反応を見かけて、「子どもが生まれたばかりだからだろう」と思った。けど、この感情を世間に堂々と表明できる空気はない。ということで、わたしのことを書いてみます。
「子どもがいる人生は、なんとなく幸せそうだなぁ」と何の疑いもなく思っているひとは多いはず。わたしも漏れずにそんな1人でした。深く考えることもなく。「子どもが生まれたばかりなのになぜ?」というのは、産前のわたしにもあったであろう感情で、「子どもの誕生=幸せ」という呪いが、無意識に根深くあるからなんだろうなぁ、と思うのです。さらには、きっと万人がその呪いにのっとって生きているに違いない、という勘違いが、産後の心身ともに苦しい状態を、ますます追い立てていたな、と。
あらゆることを整えまくった今は、何の迷いもなく「子どもいてよかったな」「うちの息子は最高すぎる」と思えるようになったけれど、そうまっすぐ言えるようになるまでは、それはそれは人生の棚卸し大会が続いたものです。ということで、「もやもやトンネル」のまっただ中という方に向けて、わたしの分析、届けっ。
女性の役割の変化と社会進出
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