盲牌(もうぱい)

読者の皆さん、盲牌ってできますか?

ネット麻雀しかやったことがなくて、麻雀牌に触れたことがないならあの感触はわからないですよね

リアルで打っていても、最近は「盲牌は不要」って言われるようになったので覚えないってプレイヤーが増えていると思います

今回は、そんな時代に取り残されつつある盲牌のお話です


昭和雀士

僕が麻雀を始めたのは17歳

昭和59年の冬

まだファミコンも、携帯電話もなかった時代

盲牌してその絵柄の違いに気づくのはワクワクしたもんです

最初にわかったのは何かわかりますよね!?

そうです、白!!

そして、次がソーズの2、3、4あたり

中の下側の部分を親指の腹で触れると、針のような1本の細い筋!

これがわかるようになって気持ち良かったなぁ

南と發は最初は難しかった!

ピンズの6、7、8は、当時の麻雀牌は彫りが浅くてわかりにくかった!

ソーズ、ピンズ、字牌をコンプリートしたら、最後の難関が待っている

そう、マンズ!!


マンズの盲牌

盲牌のセンスというか感度というかも人それぞれ

僕は、まずは1はすぐにわかるようになった

次が4と7

さらに8と9

そして2と3

最後が5と6

こんな感じで、上達?していきました


盲牌のデメリット

盲牌に大きなデメリットがあります

それは「間違える」ってことにつきます

僕のエピソードをいくつかあげます

1、20歳の頃にサンマを打っていた時、僕は国士無双に向かってました。4枚切れている牌がないか?他家の聴牌気配はないか?を見るために、当時の僕はほとんど自分の手牌は見ずに、川と他家の視線や動きをチェック。9ソーをツモって1マン待ちでテンパイ。すぐに出て「ロン!」と言ったらチョンボとなりました。実はツモって来ていたのは6ソーでした。この卓のソーズは彫りが浅くて、6ソーと9ソーはよく間違えてました。カッコ悪~

2、22、3歳の頃、大阪の4人打のフリー雀荘でのこと。この日は快調に飛ばし、順調に勝ちを重ねてました。5万点ほど持って南入。配牌を見たら3、6マン待ち聴牌!第1ツモに力を入れるとマンズ。この調子ならそらツモるわなとツモ牌を卓のヘリに付けたら2マンでした!!メンバーさん呼んだら「アガリ放棄!」ってなりました。役満ゲットかと思ったらの転落、カッコ悪~

実は、まだまだあります

枚挙にいとまがないって感じです


盲牌のメリット

前述した通り、間違えると損します

しかし、井出洋介プロが何かで盲牌を推奨しているのを読んだことがあります

それは要約すると以下の2点でした

1、盲牌することで、指先の感覚から脳に刺激がいくことで脳の活性化につながる

2、色々なボードゲームがありますが、この盲牌という行為は他のボードゲームではなかなか味わえないもの。麻雀を打つなら折角なので楽しみましょう!

さすが井出さん、ええこと言いはります!!



老眼!?

盲牌歴=麻雀歴=39年の僕は、この10年くらい盲牌の精度が落ちてます

たまにですが落ちているとかのレベルではなく狂っていると思える時もあります

5マンと6マンとか、6ピンと7ピンとかの間違いはお手の物

8ソーを南と勘違いしたり

挙句の果てには白を4ピンと勘違い!

あの白を盲牌間違えるってあります?

もう脳外科に行けってレベルです

年を取ると目が老眼になるように、指先の感覚も老いてきているんだろうか?

指先に老眼鏡が必要ですね

でも、指先の老眼鏡はないので裸眼で盲牌してます



最後まで読んでいただき有難うございました

いかがですか?

盲牌してみたくなりました?

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