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再び鳳凰卓へ〜4人打永世六段の挑戦〜⑧

昇段戦は東1局で痛恨の一撃をくらい、失点を取り返すことができないままラス。これで2335→2215/2400となり、昇段まで185ptは単純計算でトップが3回必要。ラスの後で連予約した12月の9戦目の振り返りです。


東1局北家
北が重なり第1打にドラ南切り。メンツ手に仕上がるかと思ったら七対子聴牌。上家が3.9m切りで6mは持っているかもしれないが1枚の可能性が高いかと思い先制リーチ。次巡上家から、続いて下家からリーチの声。しかし下家のリーチ宣言牌は6m。ここで満貫をアガリ先制する。いけるのか?


東2局西家
白をポンしてあがりに向かう。1シャンテンでドラ4pを重ねてから8sチーして13345s 44pで聴牌。4sならチー、4pならポンの予定。下家の3sをスルー。同巡に上家が3s切り。2sはどこ?対面の親が1500のあがり。かわされた感じ。



東2局1本場西家
上家が先制リーチしてツモあがり。



東3局南家
南を鳴いて聴牌一直線。6巡目に9mと6sのシャボ待ち。下家からリーチがかかり安全牌はない。6mをツモ切ると8000点の放銃となった。ヤバい!


東4局親
1シャンテンからストレートに聴牌しない。ツモ8mで聴牌は、2.5p、3.6p、4.7pのどれにするのか?僕は平和がつく4.7pを選択。上家から一発で12000。



東4局1本場親
気持ちは降り気味だったがツモ8mで聴牌。6m切りは下家の高目に放銃は12300。これで下家との6mのやり取りは3回目。全て満貫以上。トップ目から一気に黄色信号。


南1局北家
親からリーチ。上家が追いかけて5800放銃。



南1局1本場北家
配牌で678.789の三色の気配。ツモ8mは嫌な感じ。ツモ1pで聴牌。ここで下家をまくりたい気持ちがまだ残っていてリーチ。黙テンで十分な局面なのに。上家が追いかけリーチ。5pで満貫放銃。

2位狙いに切り替えて、7s切り聴牌取らずもあった。方向性が決まっていなかったのがダメ!!



南2局西家
挽回するにはもってこいのタンピン赤1の手になった。ツモ6sで345の三色をみて6m切り。そんな簡単にはいかない。ここでツモ8s聴牌。待ちは2.5pか3.6pか?リーチか黙テンか?システマチックに6p切りリーチは空振り流局。


南3局1本場南家
リーチ棒の回収を狙って發をポン。混一色を考えてW南の南とターツ不足のため12sは切らない。筒子に染まるのか?

6m切りのあとに赤5m。やむなし。ツモ3sで混一色はなくなる。ツモ4pでペン間7p待ち。からのドラ引きで4p、9pのシャボ待ち。これをツモって僅差の2位でオーラスの親を迎える。



オーラス親
リーチ棒を出した瞬間ラスになるほど下3人が団子。聴牌も必須。鳴いていけるように字牌を切りタンヤオに移行。5sをチーして1.4m待ち聴牌。4mは対面がポンしているが、聴牌と1シャンテンでは大きく異なる。次の巡目にツモ3mで2m切り。下家が切った2pを上家がロンして終局。12月初めての3位。

アップダウンの激しいゲームだった。昇段戦失敗で揺れていたようだ。叩き合いにしたのは自分。そこで甘さが出た。ラスを引かなかったのは運もある。あとは足掻き続けたからか。

2215→2215/2400

昇段まで3トップ。この日はさらにもう1戦打ちました。次はそれを振り返ります。


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