左眼レンズ入れ換え手術

7月28日(水)左眼の多焦点レンズから単焦点レンスへの入れ換え手術が無事に終わりました。右眼の時を同じく癒着が強く、レンズをそのまま取り出すことはできず、レンズの両端を切り落として残したまま、丸いレンズ部分だけを取り出しました。これで両眼とも単焦点レンスになりました。4月13日に両眼同時に多焦点レンズを入れてから3ヶ月半、ずっと苦しみ悩んできました。よく見えるようにと受けた手術なのに、逆に手術前より見えなくなってしまいました。文字が判別できず、鏡に映る自分の顔もぼやけ、仕事も家事もできなくなり、お店に入ると、照明でギラギラして、まるで幻想的な世界に飛び込んだようで、気持ち悪くなりました。ひどい頭痛と吐き気が続きました。食事もぼやけているので美味しくありません。食欲もなくなり一時は3キロ痩せました。あまりのことに診察のたびに、レンズの入れかを訴えましたが「絶対に見えるようになりますから様子を見てください。」の一点張り。たまりかねてセカンドオピニオンを探しましたが、レンスの入れかえをしてくださる眼科は少ないらしい・・・ 電話で断われ、診察して断わられ、それでもやっといい先生に巡り会い、単焦点レンズに入れ換える事ができました。7月2日に右眼を入れ換えて二週間が過ぎた頃、ずっと続いていた死にたくなるくらい辛い頭痛が嘘のようになくなりました。そうなると残る左眼はそのままでもよいのではと迷いましたが、多焦点レンズのなんとなくすっきりしない見え方に、やはり入れ換えをお願いしました。

右眼は、2月に単焦点レンズをいれて、4月に多焦点レンズに入れ換え、7月に単焦点レンスにもどしたので、3回手術したことになります。最初の入れ換えのときから、夜ライトを見ると細長く縦の筋が入るようになってしまいました。これはレーザー治療で治せるそうですが、飛蚊症もひどくなりました。金銭的、精神的、肉体的ダメージは否めません。それでも、起きてしまったことはもうとりもどせないのですから、前向きに考えて行きます。さいわいいい先生に巡り会えましたし、学んだこともたくさんあります。この経験を生かして、これから先の人生、歩んでいきたいとおもいます。