小江戸川越こんなとこ
NHK朝ドラの舞台になった時から「川越に行ってみたい。」と思っていました。
大江戸小江戸マラニックを走りたいと思いながら叶わなかったこともあるかもしれません。
「小江戸」ってどんなところ?
そんな私の「川越にいきたい」という思いも薄れて忘れかけていた今日この頃、相方が「川越に行こうか。」と声をかけてきました。
「行きたかったんだろ、川越。」
「うん、すごく行きたかったよ、(ずっと前にね)」
せっかくなので、そのいきたかった気持ちを掘り起こして、行ってきました川越に。
小江戸川越の見どころ「蔵造りの街並み」は約20棟の蔵造りが軒を連ねます。
そこにある江戸時代、川越藩主酒井忠勝によって建てられた「時の鐘」
約390年、時を刻み、今は1日4回(6時、正午、15時、18時)由緒ある音をきくことができるときいて、「これは、ぜひ この耳できかねば。」と、時の鐘の前で、おだんごを食べながら12時に鐘が鳴り響くのを待ち構えました。
時の鐘は高さ16メートル。
待ちに待っていよいよ12時。
期待に胸を膨らませて鐘をみつめます。
おもむろにゆっくりと鐘つき棒(撞木)が自動で引かれて、かなりの間があって鐘が撞かれます。
「・・・・・・」
ん、今、鳴った?
耳をすまさないときこえないくらいのささやかな音。
かわいすぎる・・・
でもせっかくなので、さいごまできいていこうと思っていたのですが
1回 2回 3回 4回 5回目の棒が引かれたところで止まったまま動かなくなりました。
いつまで待っても動かない。
「え、壊れた?』
待っていても仕方がないので、その場を立ち去りました。
1回の間があまりに長かったので、鐘が鳴った回数が4回だったか5回だったかはっきりしないけれど、不思議な気持ちのままです。
めのお守りいただいて、おだんご食べて、お芋食べて、お箸買ってもらって、しあわせそうな人たちを眺めて、わたしたちもしあわせでした。
よき1日でした。感謝。