見出し画像

遅刻したらどうしたらいいのか

いつ着きそう」だけ教えてもらいたいんですよね。これでもう今回の話題は以上なんですけど、でもなぜか「おきた」「いまでた」「まだかかる」「もうすぐ」みたいな情報量ゼロの連絡が蔓延っているので、わかるように伝えてみようとがんばって書いてみました。

・Q:遅刻したらどうしたらいいのか

・A:「何時何分到着予定」とだけ連絡してください

で、これだけでなぜ解決しないかというと、「何時何分到着予定」とはどうやって具体的に伝えるのかが多分わからないんですよね。いや本当に「何時何分到着予定」とだけ書いてくれれば私はいいと思うんですけど。そこで、

遅刻時の連絡テンプレ文章
「ごめん
 渋滞につかまっちゃった
 11:00頃には着くと思う」

で、このテンプレなら使えるのではないでしょうか、と思うんですが、まだなぜ伝えるのかが多分わからないんですよね。いや本当に言うことはこれだけで十分だと私は思うんですけど、そこで、

[1]謝罪
ごめん

--

[2]理由の説明
渋滞につかまっちゃった

--

[3]必要な情報の共有
11:00頃には着くと思う

で、文章を分解して意味を説明しましたので、理解できると思うんですが、残念ながらどういう効果があるのかが多分わからないんですよね、いやもう効果とかわからなくても、これが必要だって理解してくれたらいいと私は思うんですけど、そこで、

[1]謝罪の効果
ごめん→いいよ→ホッ、となり
許されて安心できます!

謝罪をしないと

(A)許されても→後ろめたい
(B)許されないと→逆ギレ

という結果につながり損をしていませんか?

もし謝罪をして許されなかったとしても
やるべきことはやったので後悔はなくなります。

--

[2]理由説明の効果
~というわけです→じゃあ仕方ないね→ホッ、となり
許されて安心できます!納得すれば人は責めません。

説明をしないと

(A)察されても→後ろめたい
(B)察してもらえないと→逆ギレ

もし説明をして納得されなかったとしても
やるべきことはやったので、やはり後悔する必要はなくなります。

--

[3]情報共有の効果
待つ側が知りたい情報を渡したので
それ以上「いつ?」「まだ?」と聞かれません。

これを教えなければ延々に催促されるか、見限られます。

で、効果もメリットも明らかになったところで、それでも難しいかもしれません。なぜなら「遅れるつもりはなかったのに遅れているので、あとどれだけ遅れるかは自分にはわからない」という可能性があります。それでもググれば到着予定時刻はわかるはずです。しかしそれも「不確実だから伝えられない」「考える余裕も伝えてる余裕もない」のかもしれません。仕方ない、待つ側から電話をかけて聞き出すしかなくなりましたね。

[1]どうしたらいいかの確認
・待っててほしい?先にはじめてほしい?
 →どちらにしろ[2]の質問へ進む

[2]現在地の確認
・いま家?駅?あとどれくらいかかるか調べたい
 →家の場合:住所か最寄駅名聞いていい?
 →駅の場合:駅名教えて?
 →どこを移動中という回答の場合:何駅を過ぎたところ?あるいは次は何駅?
 →迷子の場合:最寄駅名聞いていい?駅に着いたら教えて?

[3]その後の定期確認
・どう今どのへんー?
 →[2]の質問に戻る

で、結局解決しませんでしたが、待つ側は諦めがついたでしょうか。遅刻のような人間のクセは永遠に言い続けるしかないし、急に改善されたりしないものだと私は諦めています

でも、最後に最初と同じことをお伝えしますが、「何時何分到着予定」だけ教えてくれたら待つ側は救われるし、それ以外の情報は「言い訳」にしか聞こえないし、なんなら不要な情報だし、「何時何分到着予定」以外の情報は相手をイライラさせる効果しかないと思っています。

ググった情報でいいので「いつ着きそう」だけ教えてください。それだけが私の望みです。それだけ聞ければ責めません。

いやー遅刻の話はまだまだ書きたいですね。実際に「遅刻させない方法」とか「遅刻されてもいい方法」とか使ってる技術を書きたい。多分どうやったら人は動かせるかみたいな話になりそう。実際「何時何分到着予定」を書いた瞬間に「この世に遅刻した証拠がまた生まれてしまった」とか思っちゃうから書けないとか、人間の心情はしょうもなかったりするんですよね。次はしょうもない人間の心の話とか書きたいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?