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僕がゼロから行政書士試験に独学で一発合格した勉強法

どうも、ヒロです。

今回は「資格の勉強法」シリーズで、行政書士試験にフォーカスを当てて主に勉強法について書いていきます。

ご存知のように行政書士試験は毎年合格率が10%前後となっていて、難関資格と言っても過言ではないでしょう。

そんな行政書士試験に独学で挑み、一発合格した僕が勉強のコツや気付いた事などを解説します。

180点代でギリギリ受かった行政書士試験

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最初に僕が受験した状況についてざっくりと説明しておきます。

僕は数年前の行政書士試験で180点代というギリギリの点数で合格しました。(行政書士は300点満点で180点以上で合格)

勉強は完全に独学で、それまで法律の勉強も一切してこなかったです。

なので法律の勉強に慣れるまでに時間がかかり、最初の方はとても非効率的な勉強をしていました。

その結果思うように点数が伸びず、自己採点でもボーダースレスレ。

ほとんど諦めかけていたのですが、記述式が思いのほか点数が取れていてなんとか受かったという感じです。

僕と同じ非効率的な勉強はしてほしくない

完全に独学で見切り発車で勉強をスタートした僕は色々と非効率な勉強法をやってしまっていました。

今思えば「なんであんな勉強法してたんだろう」、「時間がもったいなかったな」みたいな後悔でいっぱいです。

最初からある程度勉強法についても考えてスタートを切っていたら、もっと余裕を持って合格できていたかもしれません。(合格発表までのあの心臓に悪い時間はもうゴメンです)

ですからこの記事を見ている皆さんには勉強法のコツを知ってもらって僕と同じような間違いをしないようにしてほしいのです。

独学で行政書士試験に受かりたいのなら1000時間は勉強しよう

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僕はざっくりとですが勉強時間を記録していました。

ストップウォッチでコツコツと計測してメモ用紙にその日の終わりに数字だけをなぐり書きという適当計測ですが(笑)

およそ900時間くらいは勉強していたと記録しています。

ネットで検索しても「1000時間が目安」と書かれていますが、それは感覚として合っていると思います。

だから初学者の人が独学で行政書士試験に挑むのなら1000時間をとりあえずの目標にしてはいかがでしょうか?

勉強期間が1年間取れるのなら、毎日約3時間勉強していく計算です。

基本書・過去問題集・六法は最低限用意しよう

独学で勉強するとなったらどういう教材を選ぶか迷うと思いますが、とりあえず必須なのは基本書・過去問題集・六法となります。

他のものは必要に応じておいおい追加していくと良いでしょう。

追加するとしたら例えば「記述式専用の問題集」とか「コンパクト判例解説」とか超おすすめです。

でも最初からは要らないです。

あまり最初に買いすぎると、量の多さに圧倒されてやる気が削がれてしまうかもしれないので、注意です。

色々な教材を買いまくって結局どれも中途半端になるのはダメ

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よくあるミスとして、試験への不安から教材を次から次へと買いまくってどれもこれも中途半端にしかやりこまないで結局何も力が付かないパターンがあります。

こうならないように、これと決めた参考書を何度も何度もやり込んで、実力を高めていきましょう。

何冊もの参考書を1~2回パラパラ読むより、たった一つの参考書を何度も熟読する方が効果は高いと僕は思いますよ。

いざ行政書士の勉強スタート。覚悟は決めたかい?

行政書士の合格を狙うとなると言うまでもなく多くの時間を勉強に充てないといけません。

しかし1日はみんな平等に24時間なので、これまでと同じような生活を送りながら勉強もしようというのは無理な話です。

特に仕事をしている人は本当に時間がないので、「覚悟」を決める必要があります。

具体的には、

・趣味にあてる時間を削る
・飲み会は断る
・残業を抑える
・テレビやSNSを辞める

これぐらいしてなんとか時間を捻出していかないとあっという間に1日が終わってしまい、「また勉強できなかった・・・」という日を繰り返すことになります。

もちろん長い受験勉強なので息抜きだって必要だし、職場やプライベートの人との交流も大事です。

ただし頻度は抑えましょうという話です。

行政書士の科目、どういう順番に勉強する?

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行政書士には以下の科目があります。

・憲法
・民法
・行政法
・会社法
・基礎法学
・一般知識

これらの科目をどの順番で勉強していくのが良いかというと、

憲法→行政法or民法→一般知識→会社法or基礎法学

の順番がおすすめです。

まず手を付けるのは憲法がおすすめ。

勉強もとっつきやすいし、何より法律の上位に位置する憲法を学ぶことから法律の勉強は始まるからです。

その後は行政法か民法をお好みでやると良いでしょう。

どっちからでも良いです。

個人的におすすめなのは、

行政法を3日やって、民法を3日やって、次はまた行政法を3日やって・・・と短いスパンで交互にやることです。

どちらにしても行政法と民法は行政書士試験の最重要科目なので毎日勉強するくらいのつもりで良いと思います。

そして主要科目の憲法・行政法・民法がある程度勉強できたら次は一般知識へ。

一般知識は足切り点が設けられているので、いくら法律科目で満点を取っても一般知識でコケたらオシマイです。

だから最低限足切りは回避できるように勉強しておこう。

そして残りは会社法と基礎法学ですけど、正直そこまで力を入れるべきところではないので要点を押さえた勉強をしていきましょう。

もちろん会社法をガッツリ勉強しても良いのですが、配点が20/300しかないのでいくら勉強してもコスパが悪いんですよね。

とにかく、まず勉強するべきは行政法と民法。

仮に行政法と民法を満点取れたらそれだけで6割超えますから。

最重要は民法と行政法です

上に書いたように一番力を入れて勉強するべきは民法と行政法。

何故なら配点が大きいし記述式での出題もあるから。

行政法は112/300点(37%)
民法は76/300(25%)

二つ合わせて62%!

そして次に力を入れるのは憲法と一般知識です。

会社法と基礎法学は配点が少なくてコスパが悪いので、勉強は後回しで良いでしょう。

ただし捨て科目にするとかはおすすめしません。

ある程度要点を勉強しておいて選択肢を一つでも二つでも切れるようにしておきましょう。

ここまでのまとめ

・1000時間勉強を目標にしよう
・まずは基本書・過去問題集・六法を用意しよう
・これまでとは時間の使い方を変えよう
・憲法→行政法or民法→一般知識→会社法or基礎法学
・一番大事な科目は行政法と民法で決まり

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