戦わずして覇権の座を手に入れしアニメBATTLE OF TOKYO〜新チームDBPとMVとLIVE〜

いつから『グッズを販売する前にアニメを放送する必要がある』と錯覚していた?


ライブ・MV・新チームDBPの話をまとめたら長くなっちゃいました。上の目次からジャンプして興味のある所だけご覧ください\( 'ω')/

【BOT近況報告】

原料価格高騰により、バトルオブウエハースやうやう小さくなりゆく2023年。
BOTはさも大人気アニメみたいな顔してデフォルメキャラのanimateコラボグッズを発売していた。(出典:https://www.animate.co.jp/onlyshop/491712)

『神絵師』

さらに、さも大人気アニメみたいな顔してサンスター文具から文房具を展開し

あげくアニメイトでサンリオのキティさんともコラボさせていただいて(出典:https://www.animate.co.jp/onlyshop/495721/

アニメ化してないアニメとも仕事してくれるキティさん

さもアニメ第一期が放送終了しているみたいな雰囲気で、非実在EDの画像を小説第5巻の最後に印刷し、

ど〜考えてもアニメの『スピンオフギャグ漫画』のタイトルでしかないBOT学園まで既に用意されており(出典:https://twitter.com/BattleOfTokyo/status/1679308508863537154?s=20

おわかりいただけただろうか(18日の火曜日)

現在は新しく公開したMVに謎をちりばめ、まるで覇権アニメかのような態度でオタクに「考察」をさせている。

まさに不戦勝、孫子の兵法。戦わずして覇権アニメの座を手に入れたBATTLE OF TOKYO!

バトステバトミュザバ(バトルオブトーキョー・ザ・ムービー)まで未来視できる。昨冬にLINE漫画にて掲載される予定だった「覚醒のルプス」、あなたは今どこで何をしていますか。「「【特報】(バーン!)」」って、無かったことにできるんだ……。川村壱馬さんあんなにウキウキしてたのにな……。「大人は隠蔽できる」から……。

【7月末のライブ関連】

7月の下旬には、今年で3度目のBOTライブとなるBATTLE OF TOKYO CODE OF Jr.EXILEが、さいたまスーパーアリーナと京セラドームにて開催される。東京ディズニーランドだって千葉にある。

・MVの予算
新しいMVでは「予算の範囲内」で小説が映像化されている。2019年の実写、2022年のCGアニメと比較すると今作は予算の減少を感じるが、顔の良さでカバーできているのではなかろうか?MVがカッコ良すぎて謎解きしてる場合じゃねぇ!MVに挿入されたCV:杉田の謎モノローグ、ザワクロの最後の楓士雄のモノローグくらい頭に入ってこん(あなたはどうする?)(え?)。

100万ドルの美形

今回のMVはおそらく予算だかCGだかの都合で「なんとなく美青年が睨み合っている」というカードだけでロイヤルストレートフラッシュがキマっているのだが、それでも「原作」があるから味がする。なんだこれ、何の味なんだ……?ウマいけどあんまり食べたことない味がする……。

・謎解き
「MVに隠された手がかりを見つけ謎を解いた先着10名様に景品をプレゼント」……ってなんかデスゲームみあるぞ(ない?)。正解者は中目黒某所に集められ芋ジャージ着せられデスゲームに参加させられるやーつ。
「謎解き」と「fam」の相性は謎だが謎解きのために何度もMVを再生させることで再生回数が増えるし、小説を読む人も増える。企画による盛り上げ効果は確実にあるだろうから、とてもよき施策だ。

・石
石。自分は名古屋ディビジョン出身なのでヒマラヤ岩塩でいこうと思います。

ライブ中の熱中症対策にもなる(舐めるな)

・タイからのゲストアーティスト
まさか小説に登場する超バンコク(読み: コート・バンコク)が実体化するとは。小説には、コラボ先の会社のボスであるF.HEROさんと思しき人物について言及されており、ライブ内での演出が楽しみだ。

・あたぼうよ!?!?
まさか長谷川慎≠キューブの「あたぼうよ!」が実写化するとは思わんぜ!?(武器の入った箱をドン!するところです。)深夜0時に爆笑してあたぼうになってしまったわ!しかし知ってるのか長谷川慎は自分のキャラがてやんでぇべらんめぇな事を……

ゼロ(白濱亜嵐)も小説の中でまたとんでもねえことになっとるけど、「こういうキャラにします」という話を皆さんどの程度知らされてるのかな!?

↓とんでもないこと
・ゼロはフィリピンの少数戦闘民族の末裔。唯一の生き残り
・死にかけたところをサイボーグに改造され一命をとりとめる
・伝説の『全状況対応戦闘義体零号機』=ゼロ
・サイボーグとして実験の日々を過ごす
・例の大嵐(IUS)が起きたので別企業に払い下げられ、そこで不眠不休で働かされる
・『シャーロックたちは、見ず知らずのゼロを、『自由にしてやりたい』と言った。そのために命懸けで戦い、ついには自分を解放してくれたのだ。』
・シャーロック&ゼロ探偵事務所で探偵業を営みつつ、怪盗団マッドジェスターズとしても活動している(←イマココ!)

こんな濃度のストーリーが45人分も用意してありBOTというひとつなぎの大秘宝に織り込まれているとしたら、それはもはや国宝級の精緻な日本アニメ曼荼羅なんじゃないか?!

【PSYCHIC FEVER参戦で狂うオタク】

https://youtu.be/Jc34UElEh34


先月発売した小説第5巻はまさに最高傑作。新チームDUNG BEAT POSSE(≠PSYCHIC FEVER)が登場するのだが、REBORN!でいうところのヴァリアー編入ったくらいの確変感がある。ジョジョ5部でいうと暗殺チーム出てきたくらいの感ある!!イナズマイレブンでいうとエイリア学園編入ったくらい流れ変わってきた!!!!

DBPのキャラクターたちのあまりにアニメ優等生な仕上がりに感動してほしい。さながら鬼邪高に転校してきた轟洋介のような美しさがある。
ご本人様がキャラメイク+アーティストのイメージに関わってしまうがゆえにセオリーを逸脱したクレイジーなキャラカタログ系作品となっていたBOTに、前半ロスタイムギリギリで、 尿検査するまでもなくfam島先生(famにされてしまった月島総記)によるドーピングを受けたのがバレバレな新チームが投入された。新チームDBPからは、隠す気のないケミカルな人工甘味料の味がするのである。(採取した尿の味の話ではない。)

というわけで、新キャラクターの紹介をさせていただだきます。どのキャラクターも激美味で、BOT2023はDBPを応援したくなってしまうこと間違いなしだ!

【マリク/WEESA】

「そんじゃ行くぜ急造タッグ、マリク様のフィーバータイムだ!弾丸の海に溺れやがれッ!」

・彫りが深く、エキゾチックな美形。年齢は見るからに若く、二十歳前後。人懐っこそうに笑う。
・韓国とモロッコの血を引いている、ゼロの実験データをもとに作られた最新型サイボーグ。
・武器を体の中に合成できる能力を使う。ゲートオブバビロン的な感じ。剣に槍、弓に斧、さらに機関銃やロケットランチャーといった重火器までも取り出してド派手な戦いを見せる。
・5巻ではハルトとコンビを組んで戦った。

☆所感☆
オレ様マリク様で笑い声がギャハハ。(アニメ絵ではギザ歯でしょうか?)
スキルで出現させた武器を使って派手に戦うだけでなく、全身機械のサイボーグなので物理格闘も強い。が、射撃の腕はイマイチのようだ。カワイイ。
全能感あふれる生意気な若者らしい言動、大きなリアクションにはかわいらしさがある。萌え系じゃん。

「これで終わりじゃねぇぞ!次は殺す!ぜってぇ殺す!お前ら全員皆殺しにしてやっから、覚悟しとけッ!」
↑こんなギャンギャン遠吠えするなんて、もうかわいいでしかない。MVにも見せ場が多くてよかったな。ありがたイーサ……(合掌)。

MVに隠された謎とかもうどうでもイーサ…


【ハルト/小波津志】

「ん。ぼくのスキルはギターの音に、様々な感覚と感情を『合成』する能力。今の音には、深酒して酩酊した時の感覚を合成して、君たちの脳髄に送り届けてあげた」

・「ライダースジャケットを纏った、ギリシャ彫刻のように端麗な面差しの青年。」
・「温かな笑み」「南国の花のような笑顔」「優しげな微笑」という笑顔についての描写が目立つ。
・ギターの旋律に感情・感覚を合成し精神攻撃を行うという一風変わったスキルの持ち主。
・チョッパーバイク+背中にはギターで登場。
・マリクと組んで戦う。

☆所感☆
バイク+ギターの出立ち、FLCLのハルハラ・ハルコを思い出した。騒々しいマリクに対して、落ち着いた性格。そんなタイプの違う二人が「戦友」としてコンビを組んで戦うのは激アツだ!長さ的にも(長さ?)、ポプ子とピピ美的なバランス感が美しい。

ハルトはDBPの中では「悪役感」が少ないところがユニークだ。敵の軍団にこういう優しげなキャラって1人はいる。それによりかえって香り高くなる強キャラ臭。DBP、ほんと悪役の懐石料理だな〜!温厚そうなギター弾きの彼がなぜDBPに所属することになったのか、バックグラウンドが気になるキャラクターだ。

MVで大体目の奥笑ってなくて「陰」を感じるので滋養強壮にいい。

【ヴィー/JIMMY】

当のヴィーは嘲るでもなく、申し訳なさそうに言う。「許されるか否かは重要ではない。戦いは結果が全てだよ。君たちは正義であるが故に、我々には決して敵わないだろう。勝利のために手段を選ばない、真なる『悪』にはね」

・DBPの経営戦略担当で、作戦立案するチームのブレイン。
・ヴィーことヴィンス・P
・意識合成のスキルで意識のない人間や人形のものを操ることができる「人形使い」。操る人形の数が少ないほど1体の力と精度が増す。
・185㎝はある長身。引き締まった筋肉。他国の出身と思われるとあるが、国籍の明言は無し。

☆所感☆
ーーヴィーと呼ばれた褐色肌の男が、葉巻を吸いながら穏やかに答える。
↑そんなんかっこよすぎるやんか!?
芝居がかった口調と大袈裟な身振り、悪役映えする。彼のカリスマ性を感じさせる。まさに絵に描いたよなヴィラン。……最後にぺらぺらと自ら壮大な悪の計画を喋っちゃうタイプのお茶目なヴィランかもしれない。
作中ではロボット兵士や意識のない人を操っているが、実質的にはシャーマンキングのファウストのような感じで、死体を操作したりもできそうだ。ネクロマンサーとも言えるのかな?ますますヴィランっぽい能力でワクワクする。

しかし人形を操る必要もなく、素手が一番強そうである。(BOTあるある、パワー系じゃないのに物理強そう)セオリー的にはこういう頭脳派+ネクロマンサーのキャラって体格をひ弱にすると思うんだけど、素材が一般LDH男性なのでムキムキ。

サングラス1人目

【アヤセ/渡邉廉】

彼は地の底から響くような、昏い声で答えた。「DUNGBEATPOSSE、【アヤセ】……ヴィーには指一本触れさせない」

・「黒と緑のレザー服に身を包んだ、屈強な若者」
・自身を影に合成して、影の中に潜むことができる。影使いアヤセ。
・サイレンサー付き拳銃とナイフによるアサシン的な戦闘スタイルで戦う。
・DBPの頭脳、人形使いヴィーの『守護者』らしい。(守護者ってなに!?)
・ヴィーの影の中に潜んでおり、一番信頼する『駒』と言われている。

☆所感☆
「……闇の中が、僕の戦場……もう少し、付き合ってもらうぞ」
↑ こんな感じのぼそぼそ三点リーダ口調で、影使いの能力者。「床から這い出る」のもまたヴィラン的で良い。BOTにはこういうダウナーなキャラが圧倒的に不足していたため、オタクの全身に染み渡る。不足しがちな栄養素が満たされ、全身の口内炎がみるみる治っていくのを感じるぜ!しかしMVでははっちゃけて表情豊かに元気に踊り散らかしているのであった。

陰キャなのかい!陽キャなのかい!どっちなんだい!!

【ハンキチ/半田龍臣】

「DUNGBEATPOSSEの【ハンキチ】だよー。ウチは電子戦用の武器も扱ってるんでね、君らとは勝負したかったんだ」

・「見た目は二十歳にも満たない、紅顔の美男子」
・自分の身体とネットワークの合成により、PCや端末の画面をポータルにして行き来できる。
・ハッカーらしく肉弾戦は弱め(ジギボに居る武闘派ハッカーってマジなんなんだ)
・ハンキチいわく金満と極悪(RICH & BAD)がDBPの信条とのこと。
・高価なスパコンを使いこなしJIGGY BOYSを電子戦で圧倒する。

☆所管☆
「おっと君たち、アストロパークにまだいたの?それじゃ今から仲間に頼んで、殺してもらいに行くねー」
……だなんて、可愛らしい顔に似合わない物騒なことを言うショタ、アニメ悪役あるあるのうちのひとつだ。可愛い少年にはトゲがある。ネットで悪口書いてきた奴がいたらソッコー行ってぶん殴って帰ってくることができる能力ってことか……。

「あはは、なにお行儀のいいこと言ってんの?このクソったれな世界を生き抜くためには、手段なんか選んでられないでしょ。騙して奪って征服して、ようやく真の強者になれるんだよ」
↑DBPの各キャラクターのバックグラウンドがますます気になる。彼らの過去に一体何があったのだろうか。

この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?画面のハンキチきゅんが僕を見てる?

【ミチ/中西椋雅】

「あのー、お取込み中のところすみません。ROWDYSHOGUNの皆様ですよね」

・「童顔の男」「気安い笑み」「嘘くさい営業スマイル」
・柔らかな口調と礼儀正しさはまさに「DBPの渉外担当」に相応しいが、怒ると口調が荒々しくなる。
・怒りを武器に合成し、灼熱の刃を作り出すスキルの使い手。小さなカッターナイフが刃渡20メートルの炎の刃となる。

☆所感☆
「せっかちは良くないですよぉ。」
「いやぁそんな、手先とかじゃないですよぉ。元々MADJESTERSもJIGGYBOYSも、あなたたちの敵だったんでしょ?共闘しようってだけですって」
↑拗音で狂ってしまう。めっちゃリョウガくんの声で再生されてしまうが石田彰系かもしれんな。

「スキルもそういう仕事に特化したものですので──だからここからは、お上品な時間は終わりだ。テメェら全員始末します」そう告げた瞬間、ミチのカッターが灼熱した。小さな刃が瞬時に伸び、刀身20mもの、巨大な熱の刃に変わる。「死になさいよオラァ!」

ん……ちょっと待って?こ…これ…これって『にっこり糸目物腰やわらか敬語キャラが怒ると開眼して性格が変わるやつ』!?!?!? 刺激物すぎる!!!!

♡始末して♡ ♡ぶっ殺めて♡

ほんわかした印象の椋雅くんが怖いこと言ったら泣いちゃうけどキャラとしてはこの上なくアニメ的に完璧に仕上がっている。BOTって異常にどこかで見た何かのパロディのJr.EXILEのパロディなんだけど、作ってるのがLDHだから「あるある」と見せかけてこういうオタク受けしすぎるキャラっていなかったから助かる。

ほんわ〜

【フォース/髙橋剣】

「せや、攻撃にも移動にも便利やろ?特許出願中や」

・「精悍な顔つきの日本男児」⟵わかる
・武器は拳銃・刀・空手
・弾丸の着弾地点に自身の位置情報を合成しワープする「弾丸ワープ」スキルの使い手。
・ゴエモンの弟弟子で、彼を「アニさん」と呼ぶ。

☆所感☆
いるいる〜。こういう、飄々とした態度の、西の剣豪!軽快な関西弁のジョークを繰り出しながらチャンバラする強キャラ!ゴエモンvsフォース、映像映えするだろうな。ミチ&フォースが寿司屋でハデス&ゴエモンと商談をするシーンは、笑いあり熱さありの名シーンだ。

……いやちょっと待てい1チームにサングラスキャラを2人もねじ込んでくるのに合計45人もいて立ち絵に1人もメガネキャラいないってのは明らかに産地がEXILEすぎないかな!?多キャラものとしては狂っているがBOTってのはサングラスかけたいと思ったらみんなかけていいやさしい世界なんだな!

圧倒的に二次元なカット、さながらBOT2期の非実在OPのよう


長々と語ってしまった。それくらい狂ったPOWERの溢れた企画なんだBOT。タイのアーティストとのコラボを生で見るチャンスは少ないだろうし、キャラクターに会うことができるのもBOTだけだ。何を言ってるかわからねーと思うが、

ーー気がつけばBOT全通することになっていた。

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