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絵本だいすき〜セロ弾きのゴーシュ

こんにちは。

今年の寅年にちなんで、
「セロ弾きのゴーシュ」講談社を読みたいな。

原作は宮沢賢治で
影絵が藤城清治さんの絵本です。
藤城清治さんの影絵が好きです。
小さい頃にNHKみんなのうたで
藤城清治さんの影絵をみてファンになりました。

セロ弾きのゴーシュのテーマは何でしょうか。

私たちは生かされている。
起こることを受け入れる。

そんなメッセージのような気がします。

起こることには善悪無しで受け止めてみる💓

       ☆

冒頭のゴーシュは町の活動写真館でセロを弾く係でした。
けれどもあんまり上手でないという評判でした。

そして、
自分の家に帰って夜中に扉を開けて入って来たのは三毛猫・・
その次はかっこう、狸、ねずみと訪ねてきます。
そのことに抵抗しながらも練習する。
それから六日目の晩に町の音楽会が開かれます。

虎の絵はゴーシュがアンコールで印度の虎狩りを弾くところ。
あの猫が来た時のようにまるで怒った象のような勢いで弾くと、
今までと状況が変化しているのです。

ラストの遠くのそらをながめながら、
「ああ、かっこう。あのときはすまなかったなあ。おれは怒ったんじゃなかったんだ。」といいました。
も心に響きます。

           ☆

今日は毎日起こることを受け止めて過ごしてみましょうか。
世界は広い、知らないことだらけだなと感じます。

しばれる今日も絵本で心を温めます🤗


☆セロ弾きのゴーシュ

藤城清治さん
1924年 東京生まれ
名編集者の花森安治に認められ、雑誌「暮らしの手帳」に影絵を連載。
また、影絵劇団・木馬座の上演、展覧会の開催など多彩な活動を続ける。

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