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だいたいを答えられないのが不動産

だいたいでいいから教えて。


私の家を売るなら、だいたいいくらか。
先祖代々の土地が、だいたいいくらか。
〇〇市〇〇町の土地は、だいたいいくらか。
修理なんかも
トイレを変えたら、だいたいいくらか。
窓を変えたら、だいたいいくらか。
お風呂を、キッチンを。
大事な資産!!畑、実家ー!!

電話で急に、聞かれます。
「大体でいいから。」(その場所もわからない段階で)

あー



今ここで答えるのむり。お気持ちに応えたいけど。

なんでかというと、当たり前なんですが住まいって、不動産や建物って一個一個、条件が全然違うんですよ。

道路に面しているかどうか敷地の条件が違う、築年数が違う、配管が違う、前面道路が何メートルか、何メートル接面しているか、接面しているのは私道か公道か、再建築できるか出来ないか、崖後退や造成が必要等、他条件のある土地か。
修理一つにしても、天井の高さや廊下の幅が違う、ドアの高さ、窓の大きさ、素材の違い、構造の違い・・・。このように軽く例を上げただけですから、実際もっと色々あります。

たまに絶叫するくらいの、思いもよらない落とし穴があるので、今適当に、迂闊には答えることが出来ない。担当者は滝汗です。だからまずは見させて頂きたい!!

それで無料見積もりなんかがあります。見て、希望を聞いて、ならばこのくらいであろう!という査定書や見積書が出来るわけで、それをよーく見て確認、納得したらご依頼頂きたい訳で、父さん・・・という感じです。
たまに、「なんで・・・なんで先に教えてくれなかったんだよ!!そんなのちょっと調べてもワッカんないよッッ・・・!!!」とシ○ジくんになってしまうくらいの案件もあります。マジで怖い。

不動産業って、マジ専門的過ぎて、一個一個が違い過ぎて、そんな条件を次々とクリアし解決していく社員さんはマジ凄いと思ってます。
くだらない感想話ですみませんです、はい。

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