これさえ見れば怖くない‼️“ツチヤゴロク”の毛髪診断基準
【毛髪診断の基準作り】
今回はタイトル通り“毛髪診断”について、
はっきり言います!!
ここ外したらいくら良いテクニックや薬剤使っても当然❌
しっかりクセの種類やダメージレベルを見極めないと薬剤のポテンシャルは発揮されない!!
ここまで言い切るくらい“毛髪診断”は大事ってコトです。
あたり前ですが、診断ミスすればクセが伸びなかったりダメージを負ってしまったりします
下手したらビビリ毛に、、、(汗)
そうならない為の毛髪診断の重要性です。
そして毛髪診断において大事なのは
スタッフで共有できる基準をつくること!です。
ボクがスタッフたちと共有している“ボタンヘアー”での毛髪診断3つの基準をご紹介します
⭐️クセの見極め
⭐️ダメージレベルの見極め
⭐️エイジング毛や熱ダメージ毛の見極め
ここを抑えながら薬剤選定をおこなえば、大外しはなくなります!
では3つの見極めを写真や表を見ながら解説していきまーす。
【クセの見極め】
💫クセの種類 Part1
【波状毛】
S字にうねる波状のクセ毛で、見た目よりクセを伸ばしやすいタイプ。
クセ毛も割とスタイリングでいかしやすいのも特徴のひとつ
ただ波状オンリーのタイプは少なくて、大なり小なり捻転がミックスされてることが日本人には多い
【捻転毛】
一本一本が文字通り捻れている形状のクセ毛で、濡れていると割とおちついて見えるが、乾かすとパサつき毛羽立ちによる広がりが強くなるのが特徴。
湿気の影響を受けやすく、スタイリングでいかしにくい
熱を加えないと薬剤だけではクセは伸びない
日本人は捻転毛と波状毛のミックスが多い
【捻転毛+波状毛ミックス】
日本人に1番多いタイプで、捻転毛と波状毛の特徴を持っている
【縮毛】
細かい捻れや縮れが強いのが特徴
螺旋状に巻いている紙もあり、クセがとても強く見える
当然スタイリングでクセをいかしにくい
【連珠毛】
髪が均一感がなく数珠のような形状のクセ
ダメージしやすく部分的に細くなっているため薬剤の耐久性は弱い
💫クセの種類 Part2
(ウエットとドライのクセの比較)
このタイプはシスチン結合(S-S結合)と水素結合のクセが強いタイプなので、薬剤でシスチン結合をゆるめ 熱工程で水素結合を整えることが大事
このタイプはシスチン結合(S-S結合)は弱く水素結合のクセが強いタイプなので、熱工程のアプローチが大事になってくる
このタイプはシスチン結合(S-S結合)が強く水素結合のクセは弱いタイプなので、シスチン結合をゆるめることが大事になってくる
【ダメージレベルの見極め】
“ボタンヘアー”ではダメージレベルの見極めはこんな感じで共有してます
基準があればわかりやすいですし、曖昧になっていたことろもダメージレベルにおいて対応できるので失敗もしにくいですよね!
この見極めがズレてしまうと薬剤選定もズレてきてクセが伸びなかったり最悪ダメージさせてしまったりするので、しっかり抑えてほしいですね
【エイジング毛や熱ダメージ毛の見極め】
これは色が濃くなるにつれて「アプローチ注意して!」ってことなので繊細な薬剤選定が求められます。
そもそもダメージレベル5もあまり薬剤アプローチしたくない感じです💧
これを見るとよくわかると思いますが、白髪染めしている髪は見た目のレベルよりはるかに内部ダメージしているってこと、、
そこにパーマやストパーが入った日には思った以上にダメージしていると思った方が良いです。
ダメージチェックの仕方は触診!
乾いた状態と濡れている状態のギャップがあればある程ダメージ大です
わかりやすくダメージ大の説明すると、乾いてる状態が硬さを感じ、濡れている状態はクタクタして弾力なし、、
そんな感じです。
これは熱ダメージでも同じことが言えます
最近はなかなか履歴が複雑になってきました
ハイライトやバレイヤージュなど横のダメージや縦横のダメージミックス
酸熱トリートメント後の髪の見極めなど、、
いろいろテクニックや薬剤に目がいきがちですが、
毛髪診断はずしたら全てのこだわりが無駄になります!!
だからこそしっかり理解することでミスはかなり減ると思います
そしてこの
【これさえ見れば怖くない‼️“ツチヤゴロク”の毛髪診断基準】
をしっかり読めばかなり失敗が減ります
何度も書きます!
“毛髪診断”
大事にしてきましょー‼️
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BoTaN HAIR(ボタンヘアー)ツチヤゴロク
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