これはどうしようもない
神戸の、いや関西の、基幹病院の中央市民病院でのクラスター発生。
あそこでこんなことになるなら・・・とショックを受けた医療従事者も多いだろう。それくらいなにをとってもすごい病院なのだが、
せん妄患者をきっかけにクラスターが発生した状況が報告されている。
せん妄、認知症コロナ患者の看護は大変である。
看護師さんたちは本当に頑張ってくれている。いくら気を付けてもN95つけて長時間患者のそばにいるのは大変だ。
N95マスク節約とあるが、ガイドライン上適切な防護服の目安は記載されており、常にN95が必要なわけではない。これを節約というのか疑問である。
マスクもない袖は振れないので、なければつけられない。患者にマスクをお渡しできる余裕がなければ仕方なかったのではないだろうか。
また、せん妄、認知症患者にマスクを装着してもらうのは結構至難の業である。必要性が理解できないということは子供と一緒である。2歳児に嫌がるマスクを長時間つけさせることはできるだろうか?
なかなか伝わりにくいかもしれないが、一筋縄ではいかないのがコロナである。
神戸の事例から我々も学んでいかなければいけない。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?