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ワラビーラン

 将棋の木村九段は千葉県四街道市の出身。若いころから継続的にランニングを続けていると言う。四街道市ワラビーランにゲストランナーとして出場した。

 俺のお嫁さんは木村九段ファン。四街道まで木村九段の走る姿を見に行くと言う。俺に驚きはない。彼女なら行くだろう。ただ彼女が「いっしょに行かない?」と言ってきたことには、驚いた。いつもなら一人で出かける案件だ。

 一緒に行ってみた。

 カラオケバイトが終わった足で会場の四街道総合公園までまっすぐ向かった。結果、スタートの号砲には間に合ったがゲストランナーの紹介には間に合わなかった。電車の接続がうまくない。途中で駅弁を買って、ホームで食う時間があった。

 コース脇に張り込んむお嫁さんの姿を、俺は土止めのコンクリの上に座って眺めていたのだけれど、俺にも分かった木村九段が走っ来て通り過ぎたのを、お嫁さんが見逃したのには笑った。下の動画でお嫁さんの悔恨の声を聞くことができる。

 他にもいろいろあって楽しかった。帰りにお嫁さんに四街道グルメをおごってもらった。「引きずりまわして悪かったね」とのこと。いや、うまかった。浜野四街道長沼線沿いスリランカ料理「ハングリーライオン」

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 カラオケバイトが終わってすぐ、お嫁さんとの待ち合わせの前に、ボス村松アワーを撮った。

 自販機でコーヒーを買ったら、ちょうど売り切れになってびっくりした。

この文章で上がった収益は、全てボス村松の演劇活動と植毛に充てられます。砂漠に水を。セイブ ザ ボース。