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配役決め

 明日、演劇の稽古がある。客演として友人の劇団へ参加するのだ。本格的な稽古はまだ2か月近く先だが、脚本の読み合わせをするという。プレ稽古と称されている。1回合わせておいて、2か月後の稽古開始の時には、台詞を覚えてこいということだろう。俺もその作戦をとったことがある。結果、覚えてきた役者はいなかった。その時俺はとても残念な思いをしたので、俺は覚えていこうと思う。

 ていうか、すでにかなりの部分を覚えている。上演するのは既成の脚本ということで、脚本はアマゾンで入手可能だったのだ。懸案の1ページ半の長台詞はもう大丈夫だ、多分。むしろ、掛け合いの部分に脆いところを残す。でもまだ2カ月ある。

 そんな頑張り屋さんの俺が、演出家からのLINEにおののいた。プレ稽古では本の読み合わせと同時に配役決めをすると言う。ちょっと待て。俺、支店長の役ということで話を受けて、支店長の台詞を覚えたんだぜ? LINEを読み進めると、一旦これこれこういう配役で本読みはするけれども、変更もあるかもしれないとのこと。

 とんだ正念場だよ。役を変えられないように頑張らないといかん。稽古場が自宅から遠くて、正直、かったるさも感じていたが気合を入れて行こう。正直、本番よりも重要な日かもしれん。かったるいとか言ってられん。稽古場が遠いことは、分かっていたんだ。彼らの活動拠点は世田谷区だ。俺の住む練馬区からでは自転車で1時間弱かかる。原付でUBERしてみたい!という希望を持つ俺なので、このプレ稽古までに原付の免許を取るのが幸便。そう考えていた。それが、まだ取っていない。お酒を飲むのに忙しくて。昨日、久しぶりに教本を開いた。本稽古までには免許を取る。

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 中村太地七段がA級に昇級した。将棋の話です。よかったねー。リーグ最終局に羽生さんに負けて、無念と思っていたところ、昇級ライバルの一人がコケて他力昇級が転がってきた。中村太地七段には思い入れがあるので、noteに記事を書こう。最近、UBER嘘日記なる小説をnoteに書き始めた。動画も作りたい。演劇の練習も始まる。ギターの練習もしたい。酒も飲みたい。売れっ子だよ。体がいくつあっても足りやしない。バイトもしなけりゃならん。

 でもここからしばらくは、WBCだ。

 オオタニサーン。やまーだてつと。

  

この文章で上がった収益は、全てボス村松の演劇活動と植毛に充てられます。砂漠に水を。セイブ ザ ボース。