2023〈GⅠ〉チャンピオンズC【全頭診断】

こんにちは。ボルダー馬右衛門です。

以前まではBOOKERSにて【全頭診断】を行っていましたが、今回からはnoteに移行して【全頭診断】を行っていきますので、改めてどうかよろしくお願いいたします。
※なお今のところは【全頭診断】のやり方に大きな変更等はなく、皆様に穴馬となりそうな馬&本当に強い馬をなるべく高い精度で推奨できるように、自信の競馬スキルも磨きつつ日々精進していくだけです。

2023年のボルダー馬右衛門の本命的中実績です。

2023「中山金杯」◎ラーグルフ(1人気)1着
2023「京都金杯」◎エアロロノア(3人気)2着
2023「愛知杯」◎アイコンテーラー(7人気)2着
2023「京成杯」◎セブンマジシャン(2人気)3着
2023「AJCC」◎ユーバーレーベン(3人気)3着
2023「フェブラリーS」◎レッドルゼル(3人気)2着
2023「中山記念」◎ラーグルフ(8人気)2着
2023「チューリップ賞」◎モズメイメイ(7人気)1着
2023「金鯱賞」◎フェーングロッテン(3人気)2着
2023「フィリーズS」◎ムーンプローブ(7人気)2着
2023「高松宮記念」◎トゥラヴェスーラ(13人気)3着
2023「阪神牝馬S」◎サウンドビバーチェ(6人気)1着
2023「アーリントンC」◎セッション(4人気)2着
2023「フローラS」◎ゴールデンハインド(7人気)1着
2023「新潟大賞典」◎セイウンハーデス(2人気)2着
2023「京王杯SC」◎ダディーズビビッド(6人気)3着
2023「エプソムC」◎ルージュエヴァイユ(7人気)2着
2023「函館2歳S」◎ナナオ(6人気)2着
2023「関屋記念」◎ラインベック(6人気)3着
2023「新潟2歳S」◎クリーンエア(4人気)3着
2023「紫苑S」◎モリアーナ(4人気)1着
2023「京成杯AH」◎ウイングレイテスト(5人気)2着
2023「オールカマー」◎ゼッフィ―ロ(7人気)3着
2023「京都大賞典」◎プラダリア(5人気)1着
2023「菊花賞」◎ドゥレッツァ(4人気)1着
2023「武蔵野S」◎タガノビューティー(6人気)2着

 ご覧の通り、私は基本的に、期待値重視で馬券に絡んできそうなファクターを持った穴馬から馬券を購入します。そんな穴馬で狙えそうな馬&本当に強い馬を皆様に推奨できればという思いで当記事を書いていますので、ぜひ自身の予想の参考にしてみて下さい。

※当記事は馬券の的中を保証するものでは一切ありませんので、馬券の購入は自己責任でよろしくお願いいたします。
※レース当日にはにて最終予想である印&買い目も公開しますので、ぜひそちらもご覧になってみて下さい。

それではさっそく「チャンピオンズC」【全頭診断】を行っていきます。

【全頭診断】
S/A/B/Cの4段階評価であり、最高評価はS評価

1枠①メイクアリープ(13人気想定)[84.3倍(執筆時点)]C評価
・前走「みやこS」:2着
 前半は中団より前目の好位に位置づけ勝負所で押し上げていった。前目の好位から競馬ができた馬の好走が目立った前有利の馬場と展開が向いたものの直線で勝ち馬セラフィックコールに交わされての2着は力負けで素直に評価し難い。瞬発力勝負の展開が向かなかったか。
・前々走「太秦S」:5着
 ハナに立って先頭。捲り気味に前目に位置づけた馬の好走が目立った馬場と展開が向かなかった&ハイペースの展開がハナに立っていたこの馬にとって苦しかったため度外視。
〈短評〉
 先行力&重賞で2着の実績は評価したいがペースが流れる展開になるとやや厳しいか。さらにメンバーレベルの高さも考慮するとやや決め手に欠ける印象。

2枠②メイショウハリオ(7人気想定)[14.4倍(執筆時点)]A評価
・前走「JBCクラシック競走」:4着
 中団を追走し勝負所で進出。圧倒的前有利で前残りが発生する馬場と展開が向いて馬券内に入った前3頭とはやや離されての競馬となっていたため馬場と展開が向かず度外視。それでも上がり2位の瞬発力で伸びを見せての4着だったため評価できる。
・前々走「帝王賞競走」:1着
 中団を追走し勝負所で進出。前目からの差し有利の馬場と展開が向いたとは言え最も外を回すロス&馬券内に入った馬の中では一番後ろからの競馬となったにも関わらず上がり最速の瞬発力で直線で差しきっての1着は評価できる。
〈短評〉
 地力上位。後方からの競馬となってしまい位置取りが悪くなってしまう点は割引だがペースが流れそうで展開が向きそうな点には期待ができる。前走の度外視できる敗因明確の負けで人気を落とすようであれば妙味も加味して評価を上げたい。

2枠③ジオグリフ(10人気想定)[36.3倍(執筆時点)]B評価
・前走「マイルチャンピオンシップ南部杯」:9着
 先団を追走。前有利の馬場と展開が向いたものの直線でもうひと伸び&粘りを見せられず後続に交わされての9着は力負け。
・前々走「宝塚記念」:9着
 中団を追走。外目の好位からで直線をスムーズに走れており外からの差し・追い込み有利の馬場と展開が向いたにも関わらず追い出してからの反応が思ったよりも良くなく力負けの印象。長く良い脚を使うこの馬にとって瞬発力勝負の展開は厳しかったか。
〈短評〉
 昨年の皐月賞馬でイクイノックスに先着して地力十分だがここ最近は結果が出ておらず苦しんでいる。そろそろ意地を見せて巻き返しを期待したいが近走の内容からではやはり決め手に欠ける。しかし今走からブリンカー着用ということで変わり身を期待できるかもしれない。

3枠④テーオーケインズ(4人気想定)[7.5倍(執筆時点)]S評価
・前走「JBCクラシック競走」:3着
 2番手追走。圧倒的前有利で前残りが発生する馬場と展開が向いたにも関わらず直線で横一線からの競馬となった勝ち馬に交わされ0.9秒差離されての3着は素直に評価し難い。
・前々走「帝王賞競走」:3着
 先団を追走。前目からの差し有利の馬場と展開が向いたとは言え直線では砂を被る位置にいた&狭い馬群を割ってきて決してスムーズな競馬ができていなかったにも関わらず上がり2位の瞬発力で伸びを見せ勝ち馬メイショウハリオとはタイム差なしの3着は評価を下げる内容ではない。
〈短評〉
 先行力もありながら優れた瞬発力をも持ち合わせており好位から競馬ができる点を評価したい。ペースが流れた場合でも適応力は十分にあると個人的には考える。ここ近走では掲示板外すらなく勝ち馬と差のない競馬ができており能力の衰えを感じさせないのにも関わらず昨年の同レースで圧倒的1人気に支持された馬をこのオッズで買えるのであれば妙味も加味して評価したい。

3枠⑤ドゥラエレーデ(6人気)[12.5倍(執筆時点)]B評価
・前走「セントライト記念」:8着
 ハナに立って先頭。内前をロスなく回ることができたとは言え外差し有利の馬場と展開&スローからの瞬発力勝負の展開が全く向かなかったため度外視。前走馬体重+18㎏もやや厳しかったか。
・前々走「宝塚記念」:10着
 2番手追走。内をロスなく回り好位からスムーズな競馬ができたものの外からの差し・追い込み有利の馬場と展開が向かなかったため度外視できるが斤量53㎏という点を加味するともう少し粘りを見せて欲しかった。距離がやや長い&瞬発力勝負の展開が厳しかったか。
〈短評〉
 先行力は評価したいがペースが流れた展開ではやや厳しくなるような気も。また成長分もあるとは思うが前走は馬体重の大幅増加によりやや重かった印象。もう少し馬体を絞る&斤量57㎏を攻略できるかがカギとなりそうだ。

4枠⑥グロリアムンディ(8人気)[20.9倍(執筆時点)]B評価
・前走「コリアカップ」:2着
 前半は先団を追走していたが後半からは勝負所で押し上げて直線手前では2番手から。前が全く止まらず前残りが発生する馬場と展開が向いたものの直線で勝ち馬クラウンプライドに突き放され10馬身差つけられての2着は力負けで素直に評価し難い。
・前々走「平安S」:1着
 先行馬を見ながら追走し勝負所で押し上げて直線では先頭に。差し有利の馬場と展開が向かなかったもののハイペースの中で前目で粘りを見せて前残りしての1着は最も強い競馬。
〈短評〉
 ペースが流れた展開でも適応できると個人的には考え操縦性が高そうな点も評価できる。タフな馬場となれば尚更。重賞でも何度も好走しており能力十分&重賞で何度も1人気に支持されてきたこの馬をこのオッズで買えるなら妙味も加味して評価を上げたい。

4枠⑦ウィルソンテソーロ(11人気想定)[68.4倍(執筆時点)]B評価
・前走「JBCクラシック競走」:5着
 先団を追走。圧倒的前有利で前残りが発生する馬場と展開が向いて馬券内に入った前3頭とはやや離されての競馬となっていたため馬場と展開が向かず度外視。
・前々走「第43回白山大賞典」:1着
 先団を追走し勝負所で進出。圧倒的前有利で前残りが発生する馬場と展開が向いたとは言え外を回すロスがあった&直線で上がり最速の瞬発力で2・3着馬を交わしての1着は評価できる。
〈短評〉
 メンバーレベルの高さを考慮するとやや決め手に欠ける印象ではあるものの優れた瞬発力がある点は評価できる。ペースが流れ先行勢に厳しい展開となった場合には展開が向きそうではあるため期待はできる。

5枠⑧アーテルアストレア(12人気想定)[83.8倍(執筆時点)]C評価
・前走「JBCレディスクラシック競走」:3着
 中団を追走。最も外を回すロスがあったもののハイペースらしく差し有利の馬場と展開が向いての3着だったため素直に評価し難い。
・前々走「レディスプレリュード競走」:1着
 中団のやや後方を追走。ハイペースらしく差し有利の馬場と展開が向いたとは言え不良馬場で脚元が悪い中でも上がり最速の瞬発力を発揮し2・3着馬を交わしての1着は評価できる。
〈短評〉
 今回も展開が向きそうである点は否めないが近走は馬場や展開に恵まれての好走が目立っているため過信はできない。今回最軽量の斤量56㎏は魅力的だがメンバーレベルの高さを考慮するとやや決め手に欠ける印象。

5枠⑨クラウンプライド(3人気想定)[4.9倍(執筆時点)]A評価
・前走「コリアカップ」:1着
 前半は2番手追走だったが後半ではハナに立ち先頭。前が全く止まらず前残りが発生する馬場と展開が向いたとは言え直線では先頭からさらに伸びを見せ後続に10馬身差つけての圧勝はこの馬の強さを示せた内容。
・前々走「帝王賞競走」:2着
 先団を追走。内をロスなく回り前目からの差し有利の馬場と展開が向いたにも関わらず勝ち馬メイショウハリオに直線で交わされての2着は力負けで素直に評価し難い。
〈短評〉
 近走を見ても高いメンバーレベルの中で結果を残しており能力の高さは伺える&昨年の同レース2着馬と適性も高く古馬になって成長面でもさらに期待できることは間違いない。しかし馬場や展開が向いての好走が続いているため過信はできない。さらに前走の10馬身差つけての派手な勝ち方によりここまで大きく人気しているのであれば妙味が薄い点も加味して素直に評価し難い。

6枠⑩ノットゥルノ(14人気想定)[134.4倍(執筆時点)]B評価
・前走「JBCクラシック競走」:2着
 ハナをきって先頭。圧倒的前有利で前残りが発生する馬場と展開が向いたにも関わらず直線で横一線からの競馬となった勝ち馬に交わされ0.9秒差離されての2着は素直に評価し難い。
・前々走「マイルチャンピオンシップ南部杯」:6着
 控えて中団を追走。脚を溜め上がり3位の瞬発力で直線でも伸びを見ていていたが前有利の馬場と展開が向かなかったため度外視。勝ち馬レモンポップが強すぎたため一旦レモンポップを除いて考えると展開が向かなかったながらも2着馬には0.3秒差まで詰め寄ることができており評価できる。
〈短評〉
 積極的な先行策も功を奏し前走でようやく巻き返してきた。前走は馬場や展開が味方してくれたこともあったが今回は前走以上に厳しい流れになりそうなためその点は割引である。しかしここまで人気していないのはさすがにナメられすぎな印象もあり妙味を加味すれば。

6枠⑪ハギノアレグリアス(5人気想定)[9.3倍(執筆時点)]S評価
・前走「シリウスS」:1着
 先団を追走。好位からでスムーズに競馬ができた&前目からの差し有利の馬場と展開が向いたとは言えトップハンデの斤量58.5㎏を背負いながら上がり最速の瞬発力を発揮し直線で同じく馬場と展開が向いた2・3着馬を交わしての1着は最も強い競馬をしていた。
・前々走「帝王賞」:4着
 中団を追走し勝負所で進出。好位からでスムーズな競馬ができ前目からの差し有利の馬場と展開が向いたものの直線での瞬発力勝負に敗れて伸びを欠き勝ち馬と0.8秒差の4着は素直に評価し難い。
〈短評〉
 優れた瞬発力が持ち味であり前走内容の強さを評価したい。さらに今回も展開が向きそうなため期待できる。重賞でも何度も好走しており能力十分&重賞で何度も1人気に支持されてきたこの馬をこのオッズで買えるなら妙味も加味して評価を上げたい。

7枠⑫セラフィックコール(1人気想定)[3.9倍(執筆時点)]B評価
・前走「みやこS」:1着
 スタートで出遅れ躓き後ろ目のポジションから。前目の好位から競馬ができた馬の好走が目立った中で上がり最速の瞬発力で一頭だけ外から一気に伸びての1着は最も強い競馬。他馬と比べても切れ味が各段に上だった。
・前々走「JRAアニバーサリーS」:1着
 スタートで出遅れがあり前半は後ろ目のポジションだったが勝負所で押し上げていき直線に入るところでは先行馬に接近。出遅れのロスがあったとは言え先行勢がハイペースだったため前半で脚を溜めることができたのは大きく差し・追い込み有利の馬場と展開が向いた&2・3着馬より前目の好位から競馬ができての1着のため素直に評価し難い。
〈短評〉
 今回のメンバーの中でも抜けた瞬発力を持ち合わせていることは事実で今回展開が向きそうなところにも期待ができる。しかしスタートでの出遅れ癖があり位置取りの悪い競馬となってしまうため不安要素もある。以前までとはメンバーレベルも上がり厳しレースになることは間違いないが前走の派手な勝ち方でここまで人気しているのであれば妙味が薄い点も考慮してここは攻めた評価に。

7枠⑬ケイアイシェルビー(15人気想定)[194.7倍(執筆時点)]C評価
・前走「武蔵野S」:4着
 2番手追走。この馬に関して言えばハイペースでレースを進めており差し・追い込み有利の馬場と展開が向かなかったにも関わらず前目で粘りを見せ前残りしての4着は善戦。
・前々走「グリーンチャンネルC」:5着
 ハナに立って先頭。前有利の馬場と展開が向いたものの直線で粘れずの5着は素直に評価し難い。瞬発力勝負が向かなかった印象。
〈短評〉
 メンバーレベルの高さ&厳しい流れになりそうな点を考慮するとやや決め手に欠ける印象。

8枠⑭アイコンテーラー(9人気想定)[24.5倍(執筆時点)]A評価
・前走「JBCレディスクラシック競走」:1着
 2番手で追走し勝負所で進出。ハイペース展開の中で前目で競馬をしていたのにも関わらず直線に入ってからも上がり最速の瞬発力で伸びを見せての1着は最も強い競馬。
・前々走「シリウスS」:2着
 先頭を見ながら追走し勝負所から進出。前目からの差し有利の馬場と展開が向き直線で一時は先頭に立ったがその後トップハンデを背負っていた勝ち馬ハギノアレグリアスとの瞬発力勝負に敗れ交わされての2着だったため素直に評価し難い。好位の位置取りができるポジショニング力&ダートに転向してからの適応力は評価できるが。
〈短評〉
 ペースが流れる展開でも前目からさらに脚を使える長くいい脚を持ち合わせている点を評価したい。前に行きたいこの馬にとって外枠よりも内枠の方が個人的には良かったと感じるところもあるが砂を被りにくいという点では良かったのかなと。ダートに転向してからは連対率100%とその適性能力にも期待したい。さらに今回の中では最軽量となる斤量56㎏も非常に魅力的でありこのオッズで買えるのなら妙味も加味して評価を上げたい。

8枠⑮レモンポップ(2人気想定)[4.1倍(執筆時点)]A評価
・前走「マイルチャンピオンシップ南部杯」:1着
 ハナに立って先頭。前有利の馬場と展開が向いたとはいえ直線に入ってからも上がり最速の瞬発力で後続を突き放し2着馬に2.0秒差つけた南部杯史上最大の着差での1着は評価せざるを得ない。直線に入っても余裕を見せており無双状態だった。
・前々走「ドバイゴールデンシャヒーン」:10着
 好スタートを切ったものの中団を追走。初の1200m&海外で厳しい流れが全く合わず追走にも余裕がなかっため完全度外視。
〈短評〉
 前走の勝ち方からも見て取れるように能力&実績ともに今回の中でもトップクラスであることは間違いない。しかし初のコーナーが4つの1800mで1Fの距離延長&前々走で厳しい流れに対応できなかったものの今回も厳しい流れになりそうなためその辺の対応力が問われるという不安要素もある。また妙味が薄くなる点についても割引である。

【評価一覧】
S評価:テーオーケインズ/ハギノアレグリアス

A評価:メイショウハリオ/クラウンプライド/アイコンテーラー/レモンポップ

B評価:ジオグリフ/ドゥラエレーデ/グロリアムンディ/ウィルソンテソーロ/ノットゥルノ/セラフィックコール

C評価:メイクアリープ/アーテルアストレア/ケイアイシェルビー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?