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新年のご挨拶と、2024年の抱負

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。広報の古橋です。

新しい年の始まりの時に、大きな災害や事故が続き、心が塞がるような想いです。
「よいお年を」と、みんなが言いあって幕を閉じた2023年だったと思います。いかに”日常”や”普通”が尊いものであるのかを痛感させられ、また、幸いにも”日常”を生きている自分が如何に生きていくべきなのかを、改めて考えさせられた出来事でした。
被害に遭われた皆様には1日も早く、日常に戻れることを心よりお祈りしております。

ボーンレックスは、本日全員で2024年のスタートを切ることができました。
仕事始めの本日は、ボーンレックス創業者より今年の抱負をお伝えさせてください。

創業者の2024年の抱負

近年、企業間の連携が評価されていることに感銘を受けています。特に、大企業とスタートアップとの協業が積極的に進められるようになったことは、私たちが創業した時代では、まず考えられませんでした。日本経済が、いわゆる、「失われた30年」から、確実に音を立てて脱却し始めていると感じます。

私は、この失われた30年で本当に失われたのは、「経済力」だけではなく、「日本人としての誇り」や、「自尊心」だと感じています。これは、もちろん、敗戦を経験したこと等も影響しているかもしれませんが、私はむしろ、企業が経済成長の過程で、「個人」の存在を置き去りにしてきたことに起因していると考えています。
この30年間、企業では、個人の感性や、感情、家庭、そして、夢、等は、あくまで企業成長の「コスト」であり、「個性」を含めた個人を感じさせることは「プロ意識の欠如」と扱われてきた企業も少なくないのではと感じています。

しかし、一人一人は、企業が成長するための「道具」ではないのです。
一人一人が、尊い人生を歩んでいます。「契約」の前に「人」が存在しています。その「人」には、その人の歴史があり、感情があり、そして、一人一人に与えられたギフトがあります。
私が常に提唱してきた「次世代型資本主義」は、こうした組織の構成員である「個」と、組織との融合、そして、その融合を通して、「個」の存在が社会と有機的に融合していくことを可能とする経済成長のことを指します。

この次世代型資本主義は、もう目の前まで来ています。
こうした考え方についていけない旧態依然とした企業からは人が去り始め、一方で、こうした考え方をまとった企業には、多くの人が集まり始めているのではないでしょうか。
この新時代における資本主義(次世代型資本主義)は、単なる経済的価値の追求から脱却し、経済成長と人間性を、組織・社会の大切な要素として調和させ、一人ひとりの感性や感情を経営に融合させることで実現できると考えています。

ボーンレックスが心から願っているのは、誠実に社会と人々のために尽力する企業として存在することです。これには、単なる数字の追求にとどまらず、新しい価値創出の方法や、社会への影響をいかに牽引するかに焦点を当て、個人の可能性を組織の力へと昇華させ、社会全体としての進化を目指していく必要があると考えています。
私たちは、次世代型資本主義を実現させるための鍵を、「挑戦」だと考えています。組織の挑戦、構成員の挑戦、そして、それらを取り巻く、社会の挑戦。

ワクワクに満ちた挑戦が次のステージへと繋がる"WakuWaku the World"を実現するためには、挑戦とそれに随伴する成果を重視することが肝要であり、また、そうした挑戦を積極的に支え結果に結びつけることで、組織が成長を遂げる力を養うことが、私たちが前進する鍵になると確信しています。

ボーンレックスの使命は、ただ前へ進むのではなく、変化の最前線を切り開き、業界に新たな社会の姿を、提案し続けること。私たちが踏み出す各ステップが、社会全体へのアクセントとなり、他の企業にとっての良き手本となればと考えています。常に時代の最先端を歩むパイオニアであり続けたい―それが私たちの強い望みです。この熱意を胸に、新たな年も精進し続けます。
皆様の変わらぬご支援とご鞭撻を、心よりお願い申し上げます。

共同創業者 代表取締役 室岡拓也

これから始まる1年にかける思いをしたためる書き初め大会で幕を開けた2023年。この1年の間、世界中で巻き起こった大混乱に心を痛める日々は、こうして”WakuWaku the World”などというミッションを掲げて取り組むことができていること自体当たり前ではないことを強く実感させられるものでした。しかし、我々はこのような時代だからこそ、このミッションの意味するところは大きいと考えています。取引先の皆様方、いつも応援してくださる皆様方、そしてこうして挑戦を続けられるこの環境への感謝の気持ちを忘れることなく、2024年は、丸の内から東京中、東京から日本中、日本から世界中へと、とどまることなくWakuWakuをさらに伝播させていく所存です。本年もよろしくお願い致します。

共同創業者 取締役 鷺坂 奈実子


”WakuWaku the World” を目指して

昨日に続き、平和な日々を過ごせることに感謝しながらも、わたしは如何に生きてゆくべきか。
答えは変わらず、社会や人々の役に立つこと―自身の心の指針を改めて確かな決意とした、2024年のスタートでした。

私たちが掲げる”WakuWaku the World”という理念には、日本を、世界を本気で進化させようとする覚悟があるとわたしは理解しています。
”WakuWaku the World”は、単なるスローガンではなく、明確な目標と行動の指針です。私たちはこの理念に基づき、具体的なイノベーションと実行可能な計画を推進し、日本、そして世界の持続可能な進化を目指してまいります。

どうか、皆さまにとって明るく、希望に溢れる1年となってゆきますように。
本年もボーンレックスをどうぞ宜しくお願いいたします。