便利なミニブス(miniBus)
小さなブスではなく、乗り合いバスのお話。
ボリビアの街は渋滞が問題になるくらい車が走っている。
タクシーも多いが、お手頃価格のミニブスがとても便利。
ただ、乗り方が独特だ。
まず、土地勘がないと乗れない。
視力がよくないと乗れない。
アプリで調べる方法もあるが、ケータイのOSによっては使えなかったりする。
La Paz だとMoviendos por LA PAZというアプリがある。
コチャバンバだとギアコチャーラ?だったか……。
出発点と行先を選ぶと何番のバスに乗ればよくて、そのバスのルートも示してくれる。
ただ、ルートが微妙に違ったり、渋滞によってはルートが変わったりする。
普通の乗り方は、行先かそこに近い場所に着くバスを探す。
どこを通るかはフロントガラスに貼ってあるので、走っているバスを凝視して、見つけたら運転手を見ながら手を挙げて合図する。
ルートが決まっているので、目的地へ行く車が通らないルートだといくら待ってもやってこない。
ルート内でも、なぜか待つとやってこない。
あきらめて歩き出すと、発見する……。
ミニブスも三つのタイプがあって、普通の乗用車・バンタイプ・大きなバス。
大きなバスだけは乗った時に運転手に1.5Bsを渡す。他は降りるとき。
遠距離の乗車(区間でどこを超えたらで決まっている)で、料金が変わる。
大きなバス以外は基本は2Bsだが、遠距離だとバンは2.6Bsだけど乗用車は3Bsだったりする。
わからなかったら聞くか5Bsや10Bsで払っておつりをもらえばいい。
基本はおつりなしがお勧めだ。
たまに0.50Bsを1Bsのように渡したり、遠距離じゃないのにそれで取られておつりが少なかったりする。確認した時にはもう車は走り去っていることが多い。
ややこしてミニブスだが、
日本にも欲しいと思うのは、走っていればどこでも乗れてどこでも降りれる点。
降りるときは大体「ボイ・ア・バハール」と言えば止まってくれる。
後ろからバイクが来ていないか確認して降り、お金を渡せばいい。
運転が荒いのでドキドキしたり、奥の人が下りるときは手前の人も一回降りなきゃいけないので結構無駄のあるシステム。
助手席は詰めて二人乗せられるものが多い。
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