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理系の実験ってなにしてるの?(工学)

池谷さんから紹介いただいた川島です!僕もこれから初めての海外旅行に行くので、池谷さんのノートすごく面白かったです!

さて、BFには理系が少ないということをいいことにまた理系ネタです!
皆さんが抱く理系大学生の忙しさの要因は勉強もそうですが、実験とそのレポートではないでしょうか?
まさにその通りでして、理系大学生にとってやはり一番大変なことは実験とそのレポートの作成です。今回は2年半で40個ほど実験レポートを書いてきた私が、実験は何をやるのか?レポートはどう書くのか?をざっくり説明します!


実験ってなにするの?

私は工学系、その中でも機械系の大学3年生なんですが、実験内容はとにかく、ロボット!機械!というわけでもなく、様々な実験を行います。そんな中でも私が印象に残った実験内容を簡単に紹介します!

左から右に動いてます

これはまさにロボットをパソコンで動かして、色んな動きにしたり、人の声や動きに反応させたりする実験ですね!これは楽しかったです。

ちぎれた鉄の棒の断片

これは鉄やアルミの棒を機械で引っ張ってちぎる実験ですね。各素材でちぎれるまでにどれぐらい伸びるのか、どれぐらいの力が加わるのかを調べるもので、ちぎれる瞬間の音がすごかったです!

左が実物で右がスキャンしたもの

これは写真左の猫の置物を3Dスキャナーで写真右の様にスキャンする実験です。素材や色によってスキャンしやすいか、うまくスキャンするにはどうするかを調べる実験でした。これも楽しかったですね。

どうでしょう?簡単な説明や写真だけ見れば、いろいろな実験があって少し楽しそうじゃないですか?実際に実験自体は楽しいものや興味深いものが多いんですが、この結果をレポートにまとめなきゃいけないのが・・・

レポートってどう書くの?

実験をやって終わり、ではないのが理系の実験の厄介なところです。ほとんどの実験はエクセルで表やグラフを作成して、具体的な数値や条件の違い等を明確にしてまとめて考察する必要があります。

一番めんどくさかったグラフ

これは一番作成するのが面倒だったグラフのエクセル画面の一部です。右に見える黒い線のグラフ2個作るために、列の数はなんとZを超えてAIという見たこと無い表記に。そして各データは下に3500個ぐらい数値が続いています・・・
これはあくまで一番面倒だったグラフの例なので、毎回こんなに大変ではないんですがエクセルのデータ整理は骨が折れます。

↑パワーポイントで作った図

これはエクセルではなく、パワーポイントを使って光の反射角度を測るというものですね。図22と書いてあるのは、実際に私がレポートでこの図を説明したときの表記です。

こういった表、グラフ、図を駆使してデータをまとめて、図書館から文書を借りて考察をする。というのが実験レポートの主な内容と書き方です。

赤ペンは全て教授のダメ出しです・・・

これは私が本を4冊借りて何時間もかけて書いたレポートのダメ出しですね。今見ると書いてあることはまさにそうで、よくわからない考察なんですけど、こんなダメだしするか?と思ってしまうほどボロクソです!
こんなにコメントを書く教授はこの人だけですし、このレポートも普通に受理されているので全然いいんですけどね。

まとめ

他の分野は分かりませんが、その専門分野に行っても実際には様々な実験をします。その実験の中から研究してみたい分野を探したりできますし、実際に3年生までのレポートは今後論文を書くための練習の部分が大きいので、そこまで意気込んでやるものではないと思います!
理系を目指す人や文系大学生の方は、理系ってこんな実験してレポート書いてるんだなって興味を持ってくれればうれしいです!

さて、次回は今年度から入った頼れる同期の上田君です!最近忙しそうですがどんな内容になるのか気になります!

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