知的謙遜②バイアスの乗り越え方

昨日に引き続き、知的謙遜関連の話になります。

知的謙遜の振り返りとして、「自分の状況や能力を過信せず、客観的に状態を分析し、課題解決を繰り返していく」こういうことができる人を知的謙遜の高い人と言います!
こういう人は、今の自分に満足することなく、成長を続け、実績を残し続けていく!まじで仙人みたいな人だよね!
Googleの入社試験でもこの知的謙遜は重視されてて、これが高い人を採用しているみたいです!

さー!ていうことで、前回にもチラッと出てきたと思うんですが、「バイアス」についてです!
バイアスというのは、偏った考えのことで、人はそれに支配されているため、他の意見が自分に入らず、客観的に見れなくなって、自己満の生産性の低い人間になってしまうというということです。

正確には、「直感的思考か、論理的思考のであるか」っていうことらしいですけど、難しいのでこんな感じで理解してます。

バイアスに飲み込まれてる人であげるとすると、
『全然部下の話とかを取り入れない上司』みたいな感じがちょうど当てはまると思います。
そういう上司って、昔の成功体験に支配されてて、それが絶対に正しいと思っているから、部下の意見とかを取り入れようとしないんですね。
新しい情報と取り入れて、常に勉強してるわけじゃないのに、あたかも自分が正義かのように。まぁ、悪気はないにしろ、そんな人にはついていきたいとは思いませんよね!

まぁ、僕に関しても、バイアスに飲み込まれてる人生ですね。
小学生の時とか、案外器用な方だったので、勉強とかスポーツとか苦手なやつもありましたが、結構すぐ出来てしまうような人間だったんですよね。だから、自分は結構正しいや!みたいな考えをもっていたり。高校の時も入試の時に色々頑張っていたことがあって、別に他の人と比べても無いのに、他の人よりも出来るような錯覚をもっていたり、、、

バイアスに支配されまくりの人生でした。けど、大人に近づいていくにつれて、それだと周りとの差がだんだん生まれてしまうんですよね。
そりゃそうですよね、自分は努力もしてないのに、出来る気になって、のんびりしている。その間に他の人は、自分には出来ないからと、努力しているんですから。


さ!バイアス!バイアス!

僕はすぐ、話がズレます。これも直していこう。もっとわかりやすく、論理的にまとめられるように!

『バイアスに飲み込まれず知的謙遜の高い人間になる方法』
を12個紹介していきます!

①「勉強し続ける」

なんだそんなことを聞きにきたんじゃないんだよ!って思わないでください!

バイアスとは偏った考えのことを言います。だから、乗り越えるためには、なるべく客観的に物事を見れるようになる必要があるんです。
で、その時に必要なのが、勉強し続けること。
前日のおさらいになりますが、「いつもと違う媒体から情報を取り入れるようにする」とありましたよね。
違う情報とか、新しい情報を得て、自分の考えをアップデートしていくようにしないと、すぐに人間はバイアスに支配されてしまうんです。

ある実験によると、人間はこの知的謙遜のバイアスの乗り越え方を学ぶと最初の3日間くらいはこの状態から抜け出せるんです。けど、その後勉強をしないと、どんどんバイアスに飲み込まれていって一ヶ月後にはほとんど前の状態に戻ってしまうんです。だから、一週間に一回とかでもいいから、今日紹介する、12個のバイアスを乗り越える方法を復習してみてください。

続いて②!『ワンアットタイム』

これは、一度にいろんな要素、条件を吟味することをいいます。例えば、遊戯王だとすると、これは絶対に最強のデッキだ!と思いこんじゃうんじゃなくて、このデッキだと、こういう相手モンスターが出てきた時、どう対応しようか?最初の手札が悪いとどうしようか?こういうのが得意な相手にはこのデッキで挑もう!
とかを考えるんですね。
こういう風に「創造力を働かせて、他の基準を見つける」これが大切になってきます。

③「前向きハインドサイト」

人間っていうのは、なるべく上手くいくように見積もるように出来ているものなんですよね。それは、生存していく上で、不安をなるべく減らして、安定した生活をつくり、安心しようとするからなんですけど。
ただこのせいで、他の視点が入りにくくなるんですよ。
だから、ここで使うのが『前向きハインドサイト』です!
やることとしては、「ネガティブ、失敗の不安を前向きに考える」ということです。

・物事を予測するときに、「失敗前提」で考えてみましょう!
・そして、何が、どこが、間違っているのかを考える

こうすることで、じゃあ失敗しないめにはどうしたらいいのか?という風に失敗から学ぶことで、自分のバイアスから抜け出し、客観的に考えることができます。

④『弁証法的ブートストラップ』

ここでは、「平均」を出していきます。

前向きハインドサイトでは、失敗前提で考えましたが、ここでは、平均をもちいります。
説明すると、
・まず、直感で上手く行くように見積ってみます。本当にお花畑脳でもいいです。
・その次に最悪の事態を想定します。
・最後に、この真ん中を考えるようにします。この二つの要素を考えてからの方が良い判断ができるそうです。

⑤「問題分割」

ここでは、さっきと手段は似ているんですが、
・まず、お花畑で自信過剰に考えてみます。
・そして、逆に、自信過小に考えてみます。
・最後に、それぞれになった場合に、どうなるのかを分割して考えてみます。

⑥『タイムマンパッキング』

これは「時間を細かく切って、未来をイメージする」です!

例えば、三ヶ月先に、大きな大会のプレゼンがあるとします。
ならば、一ヶ月目には、プレゼンのテーマを決めないといけない。二ヶ月後には、それをメンバーの前で発表して、フィードバックして完成度を高めていかないといけない。

こうすることで、自分のルールでなく、客観的なルールを作ることができます。

⑧『インセンティブ=報酬』

ご褒美をあげることです。
目的を、自分の中の満足でなく、他の人から決められるゴールにすることで、主観を減らして、客観的に考えることができます。

⑨『アカウンタビリティ』

これは、昨日説明した、『異なる意見のベストポイントを探す』などに、繋がる部分ですが、
・周りの人がどのように行動しているか
・できている人と付き合う
などにより、自分のバイアスを乗り越えられます

⑩『計画プラント』

「望ましい行動について詳細に段取りを考える」ことです。行動するときに、不明確な段取りは、行動をずさんにします。だから、詳細に段取りを決めます。この時に、第三者が見ても出来るように詳細まで決めておくと良いでしょう。

11『フォースブレイク』

休憩です!人は一つのことに集中すると、他のことが見えなくなるってありますよね!つまり主観的!だから、そういう時に一回ブレイクタイムを挟むんです。すると、違った角度からの視点を待てたりして、客観的に見ることができます。

12『アドバンスチョイス』

これは、「判断する前から、自分の中で基準(ルール)を作っておく」
こうすると、その時の主観とかに囚われることなく行動できます。
例えば、僕は、「楽な道よりも、苦しい道を選ぶ」というルールを決めています。すると、決断の求められる時に、その時の主観に囚われた判断でなく、自分のルールに従った判断ができます。


あー!!!長い!疲れた!

僕はどうやら、疲れたら説明が雑になりやすいそうです。読みにくかったらごめんなさい。

最近zoomが流行っていますね。無料版だと40分までしか使えないですよね。あれがなければ最強なのになー

まぁ、こんな感じで、バイアスを乗り越える方法を紹介してきました。僕もこれをまとめながら、まだまだバイアスに飲み込まれていることに気づきました。知的謙遜のために頑張りたいですね!

さぁ!みなさんご一緒に!

バイアスにバイバイアース!



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