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URAGAWA「オオモリ」
まえがき
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前回のアナログのノートで連絡がなかったらそれでもいいよなって思ってたけど、
少しでも反響があって安心しました。
裏話として、この前アナログと電話してて、水質さんのノート見てあんな感じに描かれると嬉しいものなのかなーっていう話をしたのがきっかけで、これを書くことにになりました。
結果、
その人のこと、良い部分を、人に伝えようと思って、改めてその人のことが好きになる感じがしてよかったです。
相手の良いところに気がついて初めて、
もっとこう接しておけば良かったとか分かったりして、自分の未熟さを反省しました。
多分これから書きながらすると思う。
もっと早くやっておけばよかった。
あ、何知ったようなこと書いてんだよって思う人クレームください。
ただ、僕が鈍感でデリカシーがないから今になってそうなんじゃないかなって、書いているので…。
あと、僕が4年間の中で関わってきて分かった部分だけを切り取って書いているので、
この前の記事だと、アナログファンの人にとっては、何今更そんなこと書いてんだよ。いや、アナログの良さはそんなところじゃないから!!
って思われるんだろうなーって思います。
そう思う人は、僕が出来なかったことだからすごいなーって思うし、羨ましいって思います。
逆に僕みたいに、確かにあの人そういう面もあったんだって気づけたり。
このノートを通して少しでも、その人のことを振り返ったり、改めて好きになったりする時間になればいいのかもしれません。
それを踏まえた上で読んで頂けたらと思います!!!!!
前回の反省を元に書いて行けたらと思います。
また、しばしば予想の上での話をするので見当違いな部分があるかもしれません。4年間って行っても全てを理解できるわけではないので、そこはどうかお許しください。
あくまで僕の主観です。
多分これ書いた後も、書いてほしい人募集してます。お気軽に連絡ください。
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オオモリちゃんは、
多分一番女の子なのだと思う。
カッコいい韓国アイドルに憧れるし、オシャレをしたいし、綺麗でありたいし、プライベートは守りたいし、ちょっと内気で、手の届かないような人に憧れたりするんだと思う。
そんな気持ちを押し込めて
オオモリジャパンというキャラクターを演じていたのだと思う。
大学時代とは、自由な時間を自分のやりたいことのために使うことができる特別な期間だと思う。
一番おしゃれをしたい期間、一番遊んだりしたい期間、一番自分を謳歌したい期間。
まして、女の子にとっては若い時間の価値は跳ね上がる。
その特別な時間を、
おおもりちゃんはオオモリジャパンというキャラクターを演じることに捧げた。
そして、全国3位という結果を成し遂げた。
大学中が彼女の名前とリズムを口ずさんだ。
赤組のピンとして選ばれた。
そこには、男には理解できないだろう苦難と、並々ならぬ覚悟と挫折、それを負ってでも成し遂げたいという強い意志があったに違いない。
おおもりちゃんは、実は自分の考えをあまり表に出さない。
そう思っていた。
いつもどこか不安げで、周りの反応を気にしている。
オオモリジャパンという外交的なキャラクターと対照的に内向的なのがおおもりちゃんがいる。
だから、自分が当てられたり、自分の番が回ってこないと中々意見を言わなかったりする。
それは、おおもりちゃんのこれまでの人生の中での、経験や周りと比べてしまうものが影響していたのかもしれない…
けど、たしか2年の頃だったか、ある異変に気づく。
「いつの間にか、おおもりちゃんの意見って通ってないか?」
ライブ期間のテーマを決めるミーティングがあった。
最初は、全く違う派の意見が強く全体的にもそれで決まりで!みたいになっていた時に、おおもりちゃんが
「後輩のこと考えると私はこっちの方がいいと思うんだけど」
と言っていた。そのあと、議論は徐々に展開し、最終的に最初の意見から離れた、後輩向けのテーマになった。
みんながそれがいいと言っていた。
あたかも自分が出した意見かのように。
すこしゾッとする。
それまでは意見が強くないのかなと思っていたけど、実はその意見にはいつも他の人とは違う我流の意見があった。
しかし、それ対立を生むのではなく、みんながこぞって欲しがる。自分のものにしたがるようなものを置いていく。
みんなに悪気があるわけがない。あるわけがないが、そうしたい。そうならざるおえない。
そして、そう感じさせない。
「全体の流れを掴み
本質的に正しいものを見極め、その自分を作り切る」
ここがおおもりちゃんの才能。
そんな意見をコアなタイミングで議論の中に置いていく。
主張するというよりも、置いていくと言う方が適切なのかもしれない。
僕だったら、どうや俺こんな視点もってるんやで!みたいの言いたくなる。
けど、それを感じさせない。
それが正しいとみんなが思うような人物となる。
たぶん無意識でやっているのだろうけど、とんでもない献身力だと思う、
全ては、全体の利益を考えてのこと、だから意見が違っても、逆流する流れの間を綺麗に通り、問題の渦を巻き起こさない。
だから、しばしば全体の意見と違うことがあったりしても、そこが議論の転換点になったりして、いつの間にかおおもりちゃんの意見が採用されている。
ライブのテーマ決めの時もそうだし、執行期間についての話し合いの時もそうだった。
ただそのときでさえ、おおもりちゃんは「これは自分が出した意見なんだ」という感じを一切感じさせない。そして、いつの間にかみんなの総意として馴染むことになる。
彼女の中には確かにおおもりちゃんがいるが、みんなが求めるオオモリジャパンを演じ切ることができる。
そこに通じるものがあるのだろう。
とてつもない才能だと思う。
優れた演者は自分というのがないらしい。台本の中にある役が自分となるから、普段には自分というのがなかったりする。ただみんなが求める役を自分に落とし込む。
自然のうちにそれができているのか、そうならざるおえない環境だったのかはわからないけど、本当にすごいことだと思う。
そんな3年間を送っていたのだと思う
写真撮る時、真顔しがち。
一番好きなフライヤー。
いつかはやりたい。グリコのネタ。
どんな写真あげても怒られそう。最高の笑顔を最後に。
弱酸性しかり、いろんな迷惑を彼女にはかけてしまった。
けど、同じ同期として悩みそして、結果を出し、のちに決勝進出者のオオモリチルドレンを輩出した。
尊敬の念をもって、今後も関われたらなと思う。
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あとがき
そっか、これを書いているうちは、読んでいるうちは、この人が主人公になるんだな。
人生生きてて、幼少期は多くの人が自分が主人公でいていい。
周りから目をかけてもらえる。何をしなくても注目してもらえる。特別扱いしてもらえる。
けど、大人になるにつれてそれをしてくれる機会は減っていく。それを自分で出来ればいいのだけど、やっぱり人にしてもらうのは格別なのかもしれない。
彼女に対して、ぜひいいねをお願いします。
ちょっと女の子について語るということで、炎上する可能性があるのですが、その時は「これだからボラはモテないんだよ」と思ってください…………………
次、書く人も女の子だから冷や汗が止まらない。
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