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ヤマザキ ホワイトデニッシュショコラ


ホワイトデニッシュショコラ

成分表

原材料 ‎小麦粉(国内製造)、チョコレート、マーガリン、卵、糖類、パン酵母、植物油脂、バター、食塩、発酵風味料、ホエイパウダー、脱脂粉乳/膨脹剤、乳化剤、香料、イーストフード、V.C、カロテノイド色素、(一部に乳成分・卵・小麦・大豆を含む)
商品の重量 ‎90 g

栄養成分表

栄養成分基準1個当たり
熱量      408(kcal)
たんぱく質     7.7(g)
脂質      24.8(g)
炭水化物    38.6(g)
食塩相当量     0.7(g)
飽和脂肪酸   12.0(g)
トランス脂肪酸   0.8(g)
コレステロール  18(mg)
出典元は、ヤマザキ公式ホームページの商品一覧による

マーガリン

トランス脂肪酸   0.8(g) が含まれる。
世界保健機関(WHO)は、トランス脂肪酸の摂取を総エネルギー摂取量の
1%未満に抑えることを推奨している。
山崎製パンの「ホワイトデニッシュショコラ」の製品1個(90g)当たりの
トランス脂肪酸のカロリーは0.8gで、脂肪1gあたり9kcalなので、
上記から、トランス脂肪酸のカロリーは0.8g * 9kcal/g = 7.2kcal
仮に一日4個摂取した場合のトランス脂肪酸の含有量は0.8g * 4 = 3.2g
そのカロリーは7.2kcal * 4 = 28.8kcal となります。
例えば、一般的な成人の1日のエネルギー摂取量の目安は男性で約2200kcal
とされており、トランス脂肪酸から得られるエネルギーは2200kcal * 1% = 22kcal未満であるべきです。つまり、4個の「ホワイトデニッシュショコラ」から得られるトランス脂肪酸のカロリー28.8kcalで、WHOの推奨基準を超えてしまう。
したがって、4個の「ホワイトデニッシュショコラ」を1日で摂取すると、WHOの推奨基準を超える可能性があります。

発酵風味料

発酵風味料には、保存料の目的で使われている添加物でも「保存料」と表示されない「ステルス保存料」という成分があることが指摘されています
具体的には、食品に保存の目的で使用される添加物でありながら「保存料」と表示されない成分を指します。これにより、表示をチェックしても避けることができない場合があることです。
その一つの例が「ナイシン」という添加物で、ナイシンは乳酸菌が作り出す抗生物質で、抗生物質は菌や細胞を殺すもので、医療で使うのが大原則ですが、食品に使うことも認められています
しかし、大きな問題は原材料名に『保存料(ナイシン)』と書くと印象がよくないので『発酵風味料』『発酵調味料』と表記するケースがあること。このような場合には、ナイシンを保存料として表示する義務がありません
このような「ステルス保存料」他にもあります。
ソルビン酸:保存料として多くの食品に使われています。
動物を使った毒性試験を行った結果、肝臓、腎臓重量の増加、精巣重量の
減少がみられたとの報告があり、試験管内の実験では染色体異常がみられた。これらの結果は、ソルビン酸が変異原性と呼ばれる性質を持つことを示し細胞を癌化する要因にもつながるので危険視されている。
安息香酸:食品の腐敗を防ぐための防腐剤として使われ、細菌やカビといった微生物の繁殖を抑える力があります。
その反面非常に強い毒性を持ち、安息香酸ナトリウムとビタミンCが結合すると危険物質であるベンゼンが生成され、ベンゼンの急性中毒症状として
嘔吐や頭痛、運動失調など重症になると意識障害や死亡に至る場合もあり、発癌性や白血病のリスクを高め、体内に入ると外になかなか排泄されないという特徴があります。

結論

一般的に食品添加物の表記は、最初にある「成分表」の"/"以降のみですが、
マーガリン「トランス脂肪酸」 や 発酵風味料「ステルス保存料」 の様に、
成分表だけでは分からないという事があるので、特に子どもに与える物は
上記の考察のように、十分な確認が必要であることを忘れてはなりません。

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