データと直感の融合 府中牝馬S
・今週の気になる競馬ニュース
月曜の南部杯で推しの坂井瑠星鞍上のレモンポップが圧勝しました。2着に2秒差を付ける大差勝ちは2000年のダービーグランプリを勝ったレギュラーメンバーの2.1秒に次ぐ着差でしたが、まさかここまで大差を付けるとは思いませんでしたねぇ。ステッキを入れずにこの差ですから、ガチで追ったらどうなったのでしょうか。
今後はBCダートマイル、JBCスプリント、チャンピオンズCの3Rが候補とのことですが、確勝級とはいえ格付けのないJBCスプリントを勝ってもなぁという感じですし、チャンピオンズCはさすがに距離がねぇという感じで、オーナーがゴドルフィンですからBCダートマイルに行って驚かせてもらいたいと思いますが・・・果たしてどうなるでしょうか。
それから天皇賞・秋を目指すスターズオンアースの鞍上がミルコに決まったそうです。イクイノックスに騎乗するルメールに固執して、ここをスキップする可能性も予想されていましたが、まさかまさかのミルコの起用でネット民も大騒ぎでした。そりゃそうです。ミルコの凋落は久しいですし、見た目的には堕ちた一流騎手という感じですからねぇ。私のようにずっと数字的にはリーディング順位ほど悪くないし、むしろ良い時が多かったという意見は関係者の間でも少なったのではないでしょうか。
ミルコも乗せてくれない関西を捨て、関東で再起を図るも、延命できたか?というくらいで、このまま堕ちて去って行くのは既定路線かに思えました。しかし、吉田隼人の暴挙によりエージェントがブックの甲斐弘治から変更され、空いた甲斐氏の下に入ったのはミルコでした。かつてブックのエージェントと揉めて変えた途端に馬質が下がり、成績も下がったわけですからブックのエージェントに戻すのも度胸というか、心の持ちようが大変だったと思います。
ただ、そのエージェント変更直後、ほとんど騎乗が無かった小倉に参戦し、9月期も開幕週を除いて阪神に滞在、先週の10月期開幕週も2日間京都で騎乗し、馬質も向上しているように感じます。エージェントを変更した8月上旬以降の成績を見ると2ヵ月で9勝しており、それまで7ヵ月ちょっとで27勝だったことを考えれば改善されていますし、そこに10戦して着外無しの2冠牝馬の騎乗依頼が来たのであれば、今後も成績は向上していくと思われます。
まぁスタートが良くない馬ですし、ミルコに手が合うという意見も散見されますのでどうなるか見てみましょう。さすがにイクイノックスやドウデュースをブッコ抜くところまでイメージできませんが、ミルコなんでエイシンフラッシュよろしく、最内をブッコ抜くような驚きの競馬を見せるかもしれませんし、すぽーんと飛ばしても決して驚きません笑
・先週の結果
先週は3日間開催で3つの重賞がありました。まずは土曜のサウジアラビアRCから。事前予想は隠し要素込みの複勝が2番、それとは別に複勝3番人気でした。今年は2番ゴンバデカーブースが3番人気だったので、これはキタなと思いましたねぇ。久々に財布の中身を前突っ張してみました笑
上位3頭は1戦1勝、鞍上レーン、東京芝1600を1~3番手でクリアしてきた素質馬たちですが、もう笑うしかないですよね。ここまで似た馬柱は珍しい上に、それが上から1・2・3番人気と続くんだから、これでいいのか東京新馬って思うのは私だけでしょうか。私だけですね。
そんな3頭はスタートで明暗分かれます。スッと出た2番ゴンバデカーブースに対し、1番シュトラウスと3番ボンドガールは出脚が悪く、早々に一馬身ほど差を付けられます。しかし、1Fほど進んだところで両馬は引っ掛かり内外に分かれて進出します。とくに1番シュトラウスは露骨に抑えるくらい酷かったですね。2F過ぎる頃には落ち着いていたものの、馬券買ってたら不安だったでしょうね。
その頃2番ゴンバデカーブースはというと、そーっと下げ、最後方まで下がります。少頭数だから良いものの、多頭数だったら罵声が聞こえるレベルです。そして4角でマリンバンカーが膨れたところを突き、直線入口でスムーズに外に出すと一気に伸び、前を行く1番・3番をあっという間に交わし、坂上で突き放して完勝。いやぁ笑いが止まりません。前突っ張が成功するなんてそうそうないですからねぇ。久々に行きましょうか。
いぃぃぃぃぃぇぇぇぇぇぇええええええい!!!!!!!!!!鈴ぅぅぅぅぅぅ木ぃぃぃぃぃぃ君wwwwwwwwwwwwwwwwww見たかねコレが男は度胸ってやつよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!チミのボンドガールは惜しかったねぇぇぇぇぇリーディングを信じて単勝なんかにするからさぁぁぁぁぁぁぁぁぁwwwwwwwww
まぁ実際は紙一重に近かったでしょうね。敗れた2頭がスムーズさを欠いたのは間違いないですし、じっくり脚を溜めて、少頭数でロス無く弾けたからこそ完勝できたとも取れますし。それでも勝ちは勝ちです笑
続いて日曜の毎日王冠です。こちらは安定と信頼の1番人気から勝負。事前予想は1番人気から2~4番人気に流す馬連と馬単でしたが、記事にも書いた通りどうにも戸崎が不安で仕方ありません笑 1番人気の勝利が5年も続いている点やマイル以下しか走ってない点も気になりましたし、迷いに迷って馬単を止めて馬連だけにしました。なぜなら2倍後半だった単勝オッズが途中シュネルマイスターに0・3倍差程度に詰められ、そこから2倍を切るオッズに下がった点を見て、そこまでガッツリした1番人気じゃないのかと思ったからです。
また、記事では隠し要素込みの複勝はなしと書きましたが、当日に6番が浮上してきました。6番は4番人気以上の時、57.1%で出現しており、多少数字は低いものの少頭数で、確定的とは言えない上位陣がいるのであればチャレンジしてもいいかなぁと思いました。
レースは、ポンッとスタートを切ったウインカーネリアンにバビット、エエヤン、さらに後ろにエルトンバローズ、ソングラインに続く展開で向こう正面に入ります。そこではエルトンバローズは内の4番手でジッとし、ソングラインは中団外に付けますが、4角ではシュネルマイスターとともに中団後ろに下がってしまいます。
直線に入ると、エルトンバローズは内で進路が空くのを待って坂下から抜け出しを図り、坂上で先頭に立ちます。ソングラインは全く進路が空かず、シュネルマイスターとスペースの取り合いを制して進路を確保したものの、そこからエンジンが掛かるのが遅く加速できたのは坂上。最後は一旦下げて大外に持ち出したシュネルマイスターの猛追にハナ差まで迫られましたが何とか先着。しかし、最内のエルトンバローズにはハナ差届かず2着。
どぅぅぅぅぅぅよぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉ鈴ぅぅぅぅぅぅ木ぃぃぃぃぃぃ君wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwこれがデータと直感の融合なんだよ!!!!!!!!!!!!!取りやめた馬券は外れ、追加した馬券は的中とかチミにはできんでしょうぅぅぅぅぅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwチミのエエヤンはどこに行ったの????逆神なんだから買ってやるなよミルコが可哀想だろぉぉぉぉぉぉwwwwwwwwwwww
あと5mでもあったら着順はガラッと入れ替わったと思いますが、着差を見るとロスの無い競馬でスムーズに運んだ勝ち馬と、大きなロスをした上位陣との差はまだまだあると思います。ただ、それでも勝負は分からないものです。戸崎への不安は的中しましたし、あのまま馬単買ってたら傷は広がったでしょうから、データにうまく直感を乗せられたと思います。西村は今年重賞4勝目、本当に助かりました。
最後に京都大賞典です。先に結論から言うと、このレースはスルーしました。元々、回収率が良いレースではありませんでしたし、当日は2000年以降初めてとなる重馬場で、1番人気が4倍のディープボンドとくれば見送って当然ですね。一応、隠し要素込みの複勝は買いました。100円だけですけど、そっちは当たるんですよね。まぁデータ上も回収率が低かったので、申し訳程度に・・という感じなんですが。
というわけで、3日開催で3戦3勝の素晴らしい結果を残せました。馬券が好調ということはそれだけ鈴木君をバカにできるということですし、ストレス発散にちょうどいいですね笑 回収率は260%と複勝が多かった割には良い数字ですし、本格的な秋競馬の始めを良い形でスタートできました。今週も頑張りましょう。
府中牝馬S
出現数上位(馬番) 対象2000~2022年(2002年を除く)22R
2番(7回)、1・4・6・8番(5回)、3・9・10・11・13・15番(4回)
1~6番(29回)、7~12番(22回)、13~18番(15回)
出現数上位(人気)
1人(14回)、2・4人(10回)、5人(9回)、3人(7回)、7人(6回)
1~3番人気(31回)、4~6番人気(21回)、7~10番人気(10回)
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