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データと直感の融合 福島牝馬S

昨年の12/4に中山10Rで騎乗後、頸椎椎間板ヘルニアで休養していた柴田善臣騎手(通称相談役、御大)が4/20、美浦トレセンで調教騎乗を再開しました。良かったですねぇ~会見で「びっくりするほど上半身に力が入らない。ちょっと引っ掛かる馬だったら持っていかるな」「上半身のリハビリが始まったのが2週間くらい前だけど、首の痛みは全然大丈夫」とのことです。

休養当初に行っていた投薬治療は、めまいや頭痛などの副作用があったので中止し、2月後半に手術をしたそうです。

「手術の方法は、馬を降りないと進めない手術か、もしくはしびれは残るけど、ジョッキーを続けるならこっちという二者択一だった。もちろん後者を選んだ。首周辺を10センチくらい開けて、筋肉をはがして頸椎を削ってブリッジを何カ所も入れた」

退院直後は握力が落ちて、晩酌のグラスもまともに持てなかったそうです。

「グラスが重い。鏡を見たら筋肉が落ちていて、歳をとったのもあるけどびっくりするほどヘロヘロになっていたよ。」

ただ、実戦復帰はまだ未定で、身体を整えてからになるそうです。

「ここ2週間くらい体は少し動かしてきたけど、やっぱり馬に乗って使う筋肉は違う。もうちょい筋力がつかないと納得できないし、みんなに迷惑をかけちゃう」

「なんか納得いかないもんな。俺なんか競馬に乗るしかないんだもん。馬に乗っているのは楽しいし、競馬はもっと楽しい。あと何年、じゃなくてあと何カ月、という気持ち。もう先が見えてきているから、本当に1カ月1カ月を大事にいきたい。もう少し頑張りたいね」

御大は7月で56歳になりますが、JRA現役最年長ジョッキーなんですね。武さんより3つ、2学年上ですから、それだけでもスゴイのですが、2004年に145勝で武さんに次ぐ全国リーディング2位になっているんですよ。同年の3着内率0.414で、現在にリーディングに照らし合わせると横山武やミルコ、福永と同程度の数字となりますので、重賞でたくさん活躍するタイプではないものの決して下手な騎手ではありません。

この歳になるとちょっとした怪我で引退という事になりますし、本当に最後の最後と考えているのかもしれませんね。残りの騎手人生を大いに楽しんで頂きたいところです。


一方、4/16の福島競馬で落馬負傷した藤井勘一郎がツイッターを更新し、「38年間、今まで共に歩んできた自分の足たちへ。反応してください。それまで、ずっと僕は語りかけますよ。まだ見たことのない景色を、見に行きましょう。」とつぶやいています。

JRAの発表では脊椎損傷の疑いということだったので、下半身不随になっているのではないかと推測できます。復帰はもちろん、歩行も難しいかもしれませんが、今年2月に下半身不随の患者3人に脊髄インプラントを埋め込んだところ、歩行が可能になったという研究論文がネイチャー・メディシンに掲載されていましたし、希望を捨てずに頑張ってほしいと思います。



さて、先週の結果ですが、土曜のアーリントンCは単勝爆弾がわずかに目標を外れ不発、ヘッジも一筋の期待を寄せたディオが5着だったので不発でした。

日曜は、まずアンタレスSで本線の馬単とワイドが的中しました。ただですね、ちょっと文章が間違ってまして、正確には馬単1⇔2・3人の計4点が本線だったのです。これに気付いたのが知り合いからのクレームでして、初孫が生まれてめでてぇなぁという事で当たる馬券を教えろと言われ、お祝いとして皐月賞より自信があったアンタレスSの予想をメールしたのですが、前回の記事のアンタレスSの部分をまんまコピペして送ってやったのですよ。したら、馬単が1→2・3人になってるんですね。彼はそれをそのまんま買ったので、当然裏でハズレてしまったのです。

でも、こっちは配当妙味で裏表買ってるわけで、そこそこの配当にホクホクしていたところに超絶クレーム入れてきやがったのです。最初は何を怒ってるのか分からず「めでてぇだろ(笑)?」とか言ってたんですが、聞けばハズレたと言います。よくよく話を聞いて間違いに気付いたので謝ったのですが、出産祝いをちょっと使い込んだと言いやがりまして、おかげで酷い目にあうこと確定だ!とか言われるわけです。ちょっとしたお祝い・・というかそっちが要求してきたくせに負けて文句言うのはどうなんですかね。孫の出産祝いを競馬に突っ込む奴にロクな奴はいません。

まぁ普段裏表なんてやらない上に、復帰戦の記事だったのでコピペしながら書いたのが失敗でした。反省してま~す。でも、馬連の配当は馬単の半分でしたし、オッズ見とけば「馬連で倍買っても利益は変わらんな、リスクヘッジで馬連にしとこ」とかなりませんかね。なりませんかそうですか。



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