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2020-82さぁ凱旋門賞!!

とウキウキしていたら、ラヴが回避だって。15頭立てだけど、これ銀行レースだよね。どう考えても逆転できるやついないもんね。サーペンタインの大逃げで決まる可能性とかあるかなぁ~人気が落ちれば・・だけど、落ちなさそうだしね。

さて、日曜は終日外出予定で困ったもんです。スプリンターズSの予想も先にしちゃおうかなぁ。出先じゃできないもんね。といっても◎は決まっているのですよ。だから後は他のレースをどうするか。まぁ金も取ってない予想公開なんて自己満足以外の何物でもないですからねぇ。金取るかって言っても、誰が買うんだって思うのですよ。私ならよっぽど回収率が良くて、乗りやすい買い方をしている人の予想じゃなければ見てるだけで買いません。

そのため競馬関連の記録、出来事、備忘録などで金を取る事はあっても、予想では金を取るつもりはなく、私の予想公開は完全な自己満です。ただ、プロアマ問わず、多くの予想家然としている人たちのように、予想しっぱなしで解説や回顧をしないのは好きじゃなく、回顧までしっかりやるのが予想家の責務だと勝手に思っているので、私の記事は予想がどうというより、むしろ【結果と回顧から予想を見てどうだったか】に重きを置いています。だから予想で応援しているだけ、期待しているだけ、という馬が◎になったり、注目に上がったりしているのですよ。

というわけで、日曜の予想はエイヤッで決めて、回顧をしっかりしていく予定です。もし、ご覧頂けるのであれば、予想より回顧を見て笑ったり、バカにしたり、感心したりして頂ければと思います。

10/4予想

中京7R ◎キングオブドラゴン
     注エカテリンブルク

中京9R ◎グラットシエル
     注カントル

中山9R ◎テンハッピーローズ
     注ペイシャフェスタ

中山10R ◎ウインカーネリアン
       注モンブランテソーロ

中山11R ◎グランアレグリア
       注モズスーパーフレア

中京7R◎キングオブドラゴンは京都新聞杯以外では堅実な成績を残しており、休み明けの金山特別も先手を取って2番手からしぶとく粘って2着を確保している。特に先手を取りたい馬も見当たらないので、逃げたらあれよあれよが待っている。注目エカテリンブルクは前走4着ながら◎と0.3秒差で、甲武特別、すみれSでも3着とそれなりに力がある。サトノの前走を見てしまうと、同じ様な成績ならこちらを選んでしまう。

中京9R◎グラットシエルは3年近くこのクラスに在籍しているが、その間、芝でもダートでも2000m以上で走って良績を残してきた。少頭数で先手を取れる馬で、先手を取ったら強い騎手が鞍上で、木曽川特別のKTMは0.5、鴨川特別は0.2とそれなりの数字があり、人気と実績のバランスが良い◎だ。注目カントルは掲示板を外した事がない堅実派、着差もそこまで離れていないが、勝ち味に遅いタイプなのでここでどういう競馬をするか注目だ。

中山9R◎テンハッピーローズは牝馬限定だが小倉新馬をしっかり勝ち、その時のKTMは-0.1を記録。安定の福永が鞍上だし、少頭数なので馬券圏内は十分狙える。注目ペイシャフェスタはメンバー唯一の中山KTM持ちで0.3を記録している。同じ舞台で好走できるかが見たい。

中山10R◎ウインカーネリアンは中山成績が1-1-0-2だが、着外は弥生賞と皐月賞という2つの重賞だった。皐月賞は4着で抜けた2頭から離れた3着とは0.2秒差であり、1000万条件程度の力はある。前走で0.4秒差の4着でKTMは0.4を記録しそれを証明した。注目モンブランテソーロは中山の2戦がともに2着で、KTMは未勝利が-0.9、古作特別で-0.2と突出している。前走は除外となったが、あっさり勝てる可能性すらある。心配は鞍上。

中山11R◎グランアレグリアはただ勝って欲しいだけで、願望で◎に推す。なぜなら藤沢和先生に少しでもGⅠの勲章を増やして欲しいから。GⅠが15Rしかない時代から積み重ねた31勝という数は、今の時代では意外に遠くない数字。尾形先生もそうだが、偉大な先人が積み上げた数字を時代の変化で簡単に抜けたら、数字しか見ない者が騒ぎまくるからそれは避けたい。だから勝ってほしい。注目モズスーパーフレアは◎に勝ってほしいが、できればこちらにも勝ってほしい。松若 風馬に有力馬でGⅠ勝利という名誉を獲ってもらいたい。そうすれば松若風馬の今後が特に期待できるし、師匠の引退後も安定すると思う。


10/4結果と回顧

中京7R◎キングオブドラゴンは揃ったスタートから先手を取ろうとするが、内のサトノが譲らず2番手に。1000m63.2のゆったりとしたペースのまま4角まで進み、ペースが上がった直線では逃げるサトノを追いかけるが、粘りに粘られて逆に競り落とされ、最後はダンディズムにも交わされ3着。上手く運べたのに結果が伴わない。行った行ったの展開なんだから2着に残さないと。

中京9R◎グラットシエルはスタートが若干合わず、中団後ろかと思ったら最初1F過ぎに鞍上が腰を落として、気が付けば1~2角でスルスルと内を上がっていく。向こう上面も掛かったかな~という微妙な進み方で、直線でも全く伸びずに最下位でフィニッシュ。先手を取れなきゃこんなもんか。注目カントルはスタートからじっくり行くかと思ったら、態勢が決まったと思った回りがペースを落としたため、大外の同馬はスルスルと2番手に上がる。そのまま2番手をキープし、直線入口で先頭に立ち、さらに後続を捻じ伏せる競馬を見せ1着。先手を取る取らないでこんなに違うとは。

中山9R◎テンハッピーローズはあまりスタートが良くなく、後方からの競馬に。慌てずにじっくり構え、4角から押し上げようとするが、大外枠が響いたのか4角で外に振られ、必死に前を追うも届かず2着まで。一方の勝ち馬は、◎より後方に居て、4角で外に出さず内を突いて距離ロスを減らし、直線入口から外に出して鋭く伸びた。外を回って膨らみ届かない馬と4角だけ内に入りショートカットで勝った馬・・鞍上の違いは勝ち星の差に表れている。

中山10R◎ウインカーネリアンはスタートで騎手が置いて行かれそうになるくらい鋭い反応を見せて好スタートを切る。そのまま先手を奪って逃げるが、すぐ後ろにグレイテストがプレッシャーを掛け続ける。しかし、そこを我慢して直線を向くとあっさりグレイテストを振り切って坂上でセーフティーリードを確保し1着。いやいや強い内容だった。注目モンブランテソーロはKTMが示す通り中山適性を見せたが、今日は勝ち馬が強かった。ルリアンに交わされたのには不満だがクビ差の3着は確保し、4着とは2馬身半差なら十分だろう。次は12月で見たい。

中山11R◎グランアレグリアはちょっと桁が違う強さだった。これ池添でも楽勝だと思ったし、なんなら団野大成くらいでもイケそうなくらい強かった。馬の力を信じて大外をブッコ抜いたのはスゴいわ。もちろん、アウィルアウェイが最後尾から3着に突っ込んできたように、前が速かったというのも理由の一つだけど、それ以上にグランアレグリアの力が抜けていた。

あと、残念なのはモズスーパーフレアだけど、人気を背負ったGⅠでどんな競馬を見せるかと思ったら、前年と同じく前半3Fを32.8で進んで沈んでしまった。ラブカンプーがずっとプレッシャーを掛けて来る厳しい競馬だったし、さすがに去年と同じとは行かなかった。松若風馬には引き出しが少ない馬は苦しかったのかなぁ。


◎が2-1-1-1となかなかの結果に。テンハッピーローズは福永2,3着付けだから、全体的に良い結果だったと思う。これで中山開催が終わるかと思うと残念だ。来週から東京開催と最後の京都開催が始まる。京都は噂通り2年5ヶ月も開催中止にすると武豊TVで言ってたなぁ。大好きで得意な京都での競馬が無くなるなんて心が折れる。昨年までの全80回を京都で施行しているわけだし、10月だけ開催してくれんかなぁ。


凱旋門賞

ラブの回避だけでも『はぁ?!』なのに、そのラブがなぜかエリザベス女王杯に予備登録していると発表があって、二重に『はぁ?!』な気分で予想をしています。マジカルも予備登録していますが、まぁA・オブライエン調教師なんで、まず勝負になるだろう馬で日本に来るとは思いませんけどね。

凱旋門賞 ◎エネイブル
     注サーペンタイン

さて、この時間の予想でどうなるかは全く想像できません。早めに帰宅できたらもう少し加筆します。

で、やっと帰ってこれたと思ったら、A・オブライエン調教師んとこ全頭回避とな?武さん・・・orz これさぁ運が無いとかじゃないよね。昨年も乗れる馬を用意して貰ったのに結局使えなくて、今年は勝ち負けが難しいながらもそこそこの馬に騎乗予定が薬物で取消なんて・・あれか?罰当たったか?この御時勢にはやり病の危険地帯に飛び込んだ罰か?

だとしたら競馬の神様は酷ですよ。武豊という騎手が凱旋門賞を勝てない、それは日本中心に乗っているからある意味仕方ない。ただ、チャンスを潰す必要は無いだろう。人気馬だろうが、人気薄だろうが、チャンスは与えてくれよ。確かにはやり病が続く今年はオファーがあっても行かない方が良いと思いますよ。だけど、それでも少しでもチャンスがあるなら、と向かった本人に『おめぇの席ねぇから!!』と某ドラマのような仕打ちをしなくてもいいんでないかい?

ともかくこれでエネイブルの確勝は間違いないわけで、馬場が合わなくても力差で押し切ってくれるだろうな。改めて予想すると↓

凱旋門賞 ◎エネイブル
     注ウェイトゥパリス

もうこれしかないだろう。◎は避けられないし、これ以外が勝ったら事故でいいよ。ガイヤースもラブもオブライエン軍団も居ないんだからさ。ストラディバリウスの可能性も否定しないが、あの馬は長距離でこその馬だろう。いくら馬場の悪いスタミナを要するレースになったとしても、エネイブルを逆転できるか?それなら、同じお爺ちゃんのウェイトパリスの方が良いよ。6歳の昨年に初めて重賞を勝って、7歳の今年に初GⅠ制覇を果たした遅れて来た大器?が2着に食い込んでくれると信じる。


凱旋門賞 結果と回顧

あぁ・・・うん・・・そんなに馬場が悪かったの?と思うくらいエネイブルはダメダメでしたね。直線向いてから前はポッカリ空いており、追い出してから不利を受けているので、僅差の2,3着ならともかく言い訳にするのは難しい。直線の反応も悪く、馬場が原因としか考えられない内容。衰えという言葉が合うかと言えば・・何とも言えないが、これで引退なのは間違いないだろう。

勝ったソットサスはヒモで買っていたので、『お前だけどお前じゃねぇ』とツッコんだのは当然。一応、昨年の仏ダービー馬で、今年のガネー賞の勝ち馬、昨年はニエル賞を勝って、凱旋門賞3着なんで強いは強い。だからこそヒモに選択したんだけど、ここで勝つとはねぇ・・これは分からん。

2着インスウープも独ダービー馬で、体調一息の前走パリ大賞で2着に来て管理調教師のF・グラファール氏を驚かせるなど素質の片鱗があり、かつ血統から荒れた馬場が得意ではないかと言われていたので、後から見直してみれば浮上する可能性は十分にあった。

3着ペルシアンキングは最長距離が昨年の仏ダービー2着時の2100mで、その後は1600mを3戦、1800mを1戦でここに参戦している。ムーランドロンシャン賞を凱旋門賞の叩き台に使ったのはエリシオくらいしか覚えが無いし、なかなか決して渋った馬場が得意なわけでもないだろうに・・分からん。

結局、分からない事が多く、もやもやした結果となりました。何だかなぁ。やはり凱旋門賞3連覇も3勝も難しいんだね。エネイブルならもしかして・・と思ったけど、昨年の2着はお前じゃないって言われていたのかもしれないね。それでも欧州の主要GⅠを11勝した同馬の名誉は色褪せないけど。



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