ネタを探して三千里
もうこのアニメを知ってる人も少なくなったんじゃないかな。このセリフを言っても『何言ってんのこの人?』みたいな反応ばかりで年寄りには堪えます。あと良くあるのが『パトラッシュの話ですよね?』と聞いてくる人。混同してるなオイ。『犬じゃねぇ人だ!』と言って???という顔をされるとカルチャーショックがキツいです。
今はこういうアニメってやってないからなぁ~ジブリとワンピース、ドラえもん、コナンで十分なんでしょ?【世界名作劇場】という名の通り、幼い子供が何かしらを感じ取れる作品って貴重だと思いますけどね。
さて、ネタを探すくらいネタがない今日この頃なので、先週拾ったネタを順次投下していきましょう。
和田爆誕!!
JRAは、栗東の岩崎翼騎手から【旧姓使用の取止め申請】があったため、7/22以降は同騎手の氏名を『和田翼』に変更する事を発表しました。岩崎翼騎手は母が同じく栗東の和田竜二騎手の姉であり、和田騎手とは叔父・甥の関係です。
和田家は祖父の守氏が厩務員、母と竜二の間の裕一氏が牧田厩舎の調教助手という競馬一家だそうです。年齢的に翼騎手が出生した時、竜二騎手は競馬学校2年生で大忙しのタイミングだったハズで、竜二騎手本人も特に何かをした記憶はないと話していました。
その翼の【改姓】についてですが、私の理解力だと『旧姓の使用』を取り止めるとの事ですから、藤田信二(本名 小川信二)と同じく、今までは岩崎翼(本名 和田翼)だったという事でしょう。すると、騎手免許に合格した後、どこかのタイミングで和田の姓に変更したが、仕事上は旧姓を使用した方が都合が良かったので『岩崎』をそのまま継続使用した、と推測できます。
たぶん、出生後は岩崎姓、親が離婚した際に翼本人はそのまま岩崎の戸籍に残り、その後でデビューしてから旧姓和田に戻した親の戸籍に異動して和田姓になったが、JRAでは岩崎を名乗り続けた、が正解じゃないかなと思います。そうじゃなきゃデビュー時から和田を名乗っていた方が色々と都合は良かったと思いますし。
なぜこのタイミングで【旧姓使用を止めた】のかについては、本人の事ですからね。ここ2年の落ち込む成績を改善できませんし、何かきっかけが欲しかったのでしょう。頑張ってほしいもんです。
ミルファームの大運動会?
7/25の新潟1Rの2歳未勝利(16頭立て)にミルファームが所有馬12頭を出走させ、同一馬主による1レースの最多出走頭数記録を更新しました。一昔前に囁かれた○台の運動会さながらの大運動会ですね。従来の記録は2017年の8/5の新潟2Rおよび2018年の8/4の新潟2R、2019年の8/3の新潟3Rで記録した9頭出しだそうです。
ミルファームのオーナーの清水敏氏は、慶応大から野村證券に入社し、1994年にビックレッドファームに転職、その後、1996年に独立してミルファームを立ち上げました。2003年には馬主資格を取得し、本格的にオーナーブリーダーとして活動を始めます。
ところが成績自体は決して芳しいものではなく、2020年7月現在、年間最高勝利数は17勝、18年間で重賞未勝利、全154勝中88勝が未勝利戦という成績に止まっています。また、ミルファームの特徴は若駒の時からガンガン使う事であり、特に2歳時から出走回数は非常に多く、月1~2戦の頻度で2歳時に10戦を超える事も珍しくありません。
そうした出走方法の背景には出走手当を稼ぐ目的があると言われていますが、あながち間違いじゃない点が頭の痛いところ。経営者としては決して間違いじゃないのですが、一応、経済【動物】なんでね。建前上も勝つ見込みがないと出走すんなって事になってるハズですし、ふるさと納税の泉佐野市と同様に露骨にやり過ぎるのは良くないですと思うのですが。
そんなミルファームであれば多頭数を出走させても全く違和感がありませんが、気になるのはその成績です。レースにはミルファーム以外はビックレッドファームから2頭、個人馬主が2頭が出走しましたが、勝ったのはビッグレッドファームのピュアエール、2着もビッグレッドファームのウキウキホリデーであり、ミルファームはギョベクリテペの3着が最高でした。 掲示板独占したらしたで面白かったんですが、そう簡単には行きませんね。
スポーツ功労者?なにそれ美味しいの?
文科省は7/21に【スポーツ功労者】に武さんと中村均元調教師が選出された事を発表しました。しかし、実はそのソースが見当たらないんですよね。【生涯】スポーツ功労者の表彰はありましたけど、その発表は昨年の9/11となっていますし、報道資料のPDFの個人欄にも載っていません。スポーツ庁のfacebookには昨年の7/23にスポーツ功労者【顕彰】の表彰式が行われたとの内容が記載されているのですが、今回の発表とは違います。なんだコレミステリーですね。
たしか2005年(平成17年)に、岡部さんがスポーツ功労者【顕彰】に選出されていたハズですが、今回も同じなんでしょうか。武さんは現役騎手としては史上初だそうですが、そもそも武さんは2007年(平成19年)に農林水産省表彰も受けているので、省庁が違えど今さら感がありますがねぇ。
7/27にJRAの方から『我が国のスポーツの振興に関し、プロスポーツ史上特に優れた成果を挙げた者や多年にわたりスポーツの向上発展に貢献した者として、中央競馬関係者の以下の方がスポーツ庁から「スポーツ功労者」として顕彰されましたのでお知らせいたします。』との発表がありましたが、スポーツ庁のHPを見てもそれらしい発表は無く、他にどんな人が受賞したのか気になってしょうがないです。しっかりしてほしいもんですね。
調教師の勇退と新規開業
美浦の高橋義博調教師が来月の8/20をもって勇退する事が発表されました。高橋義博先生は22年間で通算132勝、重賞2勝と目立った活躍馬を送り出せず、来年2月の定年直前の勇退という事で、後進に道を譲るというところでしょうか。個人的には高橋調教師は7名もいるので、誰が誰だか・・という点が少しでも解消されて助かります。
併せて8/21から伊坂重信調教師の開業も発表されました。確かマリアライトを担当していた方ですね。父親がシングンマイケルのオーナー、伊坂重憲氏だそうです。シングンマイケルと言えば、今春の中山GJでシングンマイケルを悲惨な事故で亡くなったのが記憶に新しいです。まぁ重憲氏は、36年間で28勝、重賞3勝は全て障害競走という馬主さんで、ぶっちゃけコネがありそうなレベルではありませんので、コツコツと頑張ってほしいですね。親子で勝利という話題を期待しています。
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