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内藤コレクション 写本 ― いとも優雅なる中世の小宇宙①

国立西洋美術館の前を通るたびに、「今回の特別展はしょぼいんだろうな」と思っていました。
それは特別展の看板を見て、『写本』と書いてあったからです。
書写じゃあるまいし、本を写しただけで美術品だなんて。
それに看板を見る限り、絵がおまけのように描かれているだけではありませんか。
写本の絵は宗教画っぽいけど、宗教画と言えば、大きなキャンバスにダイナミックに描かれた絵を思い浮かべます。
それに比べて写本の絵は、何てお粗末な絵なんだろうと斜めに構えていました。

しかし、いい意味で期待を裏切られました。

https://www.e-tix.jp/nmwa_exhibition/2024manuscript.html

続く

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