暁響いて

光を取り戻した空に 寝ぼけ眼で向かう君は
風の流れに逆らう様に 泣きながらその身を刻んだ
どうせいつか終わる今日にも、 どうせいつか終わる命にも、
意味の類、見出せるなら それは一体何色だろうか

行く宛てさえ分からないまま 僕等いつのまに大人になった
望む事ばかりが増えて 諦める事ばかりが増えた
目に映るのは消えたい過去と ふと見上げた変わらない空
いつかあの日見ていた世界を もう一度映せる様にと歌う

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