乱戦を解いて未来へ!! 大丈夫 全部うまくいく!! 2024日本ダービー


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平均ラップ

12.6-10.9-12.1-12.2-12.2-12.2-12.2-12.5-12.3-12.0-11.5-11.2-11.7=2.23.8
60.1-58.9


平均上がり

1着33.9

2着33.9

3着34.0


まずはいつも通り御礼から。

今年も無事に小さなサークルではあるのだけどそのサークルの中心で発信できることを幸せに思います。
約5年前に初めたこの小さなコミュニティも他と比べると緩やかなペースではあるのだけど徐々に大きくなり、今年は例年以上のオーディエンスの前で予想を出せることをうれしく思います。
これはひとえに他よりも治安、マナーのよいオーディエンス側のモラルの高さによるものだといつも感謝しています。

ありがとうございます。




確実に競馬の流れが変わってきている。
ディープインパクト産駒全盛の高速巧者優勢の時代が終わりを迎えている。
20~22年まで自信があるとして的中させてきた日本ダービーなのだが、このレースは高速巧者が支配するレースだったために、高速適性の高い馬をいかに見分けるかというのが予想の根幹だった。
ここに焦点を当て、高速巧者狙いの一点突破のとがった理論で勝負をかけたことで見事狙いがはまった。
高速巧者というのは馬場の好走レンジが非常に狭く、弱いというのが生産者サイドにもばれてきたこともあり、欧州要素の強い低速巧者配合が主流になってきている。
アーモンドアイ、グランアレグリア、コントレイルなど極端な高速巧者が本当にいないのがここ数年の競馬。
はっきりと高速巧者の重賞級の馬というのは現在ロードデルレイくらいしかいないと思う。
それくらい淘汰されてしまっている。
よく最強馬論争であるディープインパクトとオルフェーヴルどちらが強いかという話なのだが。
これはもう完全にオルフェーヴルで間違いないと思う。
高速馬場ではディープインパクトには勝てないのだが、高速からレンジが低速によるにつれてオルフェーヴルのほうが力を発揮するので、全競馬場でレースをすれば確実にオルフェーヴルの方が勝利数を重ねる。
それだけ高速巧者というのは好走レンジが狭いということになる。
アーモンドアイ、グランアレグリア、コントレイルなんかを思い出してもらえればわかるのだが、ちょっとでも道悪や馬場が重くなると極端にパフォーマンスを落としていたのを。
オルフェーヴルのような欧州でも走れてしまう低速巧者というのは馬場の好走レンジが広く、高速馬場でもあまりパフォーマンスを落とさない。
最近は生産する側も高速巧者から低速巧者へ意識的に生産をシフトしているのがよくわかる。
そして最近誕生したのがイクイノックスのような中間型のタイプ。
極端な高速巧者でもないが低速馬場でもしっかりパフォーマンスを発揮できるような低速よりの中間タイプの馬。
天皇賞秋を速い時計で勝って、有馬記念や宝塚記念のようなパワーレースもこなす馬なんてなかなかいない。
世界の競馬を意識するとどうしても高速巧者では戦えないので、このバランス型のタイプが近年の主流になっている。
近年の日本ダービーというのは馬場が変わって欧州色の強い馬の好走が目立つといわれているのだが、そうではなくて、極端な高速巧者全盛時代の生産が終わって、本来は適性のないパワータイプの馬の中から比較的高速適性のあるバランス型の馬が好走するようになっただけで、高速巧者が優勢なレースであることは間違いないと思っている。
私は昨年早い段階からロードデルレイがダービーの本命といっていたのだが、これは単純に高速巧者が一頭もいないから適性面で一番有利に戦えるという見立てによるもの。
当然今年も高速巧者を狙いたいのだが、見事に一頭も高速巧者がいないのでパワータイプの馬から高速適性がまだましというバランス型の馬を選択するレースだと思っている。

で、今年は高速巧者ではないのだが、どう見ても優勢に戦えるよなという馬がいて、ちょっと視点を変えていいことを思いついてしまった。


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