豪華絢爛超決戦有馬記念 至高の超分析

平均ラップ

6.9-11.4-11.9-11.9-12.3-13.1-13.0-12.5-11.9-12.0-11.8-11.5-12.1=2.32.8

61.2-59.4(後傾1.8秒)

平均上り

1着35.0

2着35.1

3着35.2


※年末の各地方のクライマックスを締めくくる重賞をなるべくブログで提供するつもりでいるのでスケジュールが非常にタイトです。今週は申し訳ないのですが回顧をお休みさせていただきます。

了承の上で購入を検討してください。

・枠、位置

コースの特徴として最初のコーナーへの入りが非常に重要なレースである。

3角手前にあるスタート地点の影響で枠が強く位置取りに寄与する。

スタート地点からコーナーへの進入がすぐなのでほぼ枠なりに位置取りの選択権があると思っていただきたい。

ここで内を取れないとコーナー6回をすべて外を回ることになり、大きく距離ロスをしてしまう。

・馬場

言い方は悪いがはっきり言って馬場造園家は坊主になって反省してほしいくらい中山5回開催は糞みたいな馬場にしてしまった。

既にこの異常な馬場に気づいている競馬ファンは多いかと思う。

とにかく前が有利が顕著でこれは数字にも出ている。

過去10年の脚質別成績と比較してみれば一目瞭然。

19年脚質別成績

逃げ 勝率21.2%連対率30.3%複勝率42.4%

先行 勝率14.0%連対率29.8%複勝率41.2%

差し 勝率4.3%連対率9.9%複勝率17.4%

追込 勝率0%連対率0%複勝率1.4%

過去10年平均脚質別成績

逃げ 勝率11.0%連対率20.3%複勝率27.5%

先行 勝率12.4%連対率25.2%複勝率34.8%

差し 勝率6.0%連対率12.0%複勝率19.5%

追込 勝率1.6%連対率3.5%複勝率6.5%

前有利にも限度がある。逃げ馬の勝率なんかは例年の約2倍ということになる。

馬場というのは開催週が変わると突然変わることもあるので当日の馬場を見ないとわからないが前が有利ということはしっかり意識していただきたい。

・レースの質

前提として知っていただきたいのがこのレースは秋3戦のグランドスラムでは他2戦と比較して異質のレースであるということを知っていただきたい。

天皇賞(秋)平均

12.8-11.4-11.4-11.6-11.8-11.9-11.8-11.4-11.6-11.8=1.57.8

59.2-58.6(後傾0.6秒)
平均上り
1着33.7
2着34.0
3着33.9

ジャパンカップ平均

12.8-11.1-12.1-12.2-12.0-12.3-12.3-12.0-11.9-11.3-11.4-11.8=2.23.8

60.4-58.7(後傾1.7秒)
平均上り
1着34.1
2着34.1
3着34.3

有馬記念と比較してペースが流れている割に上りが速いのがグランドスラム前半2戦

ハロン平均を見ても天皇賞(秋)は11秒台連発でかなりのスピード競馬となっている。

ジャパンカップも天皇賞ほどではないが11秒台、12秒前半のラップを淡々と刻むスピードよりの競馬。

対して有馬記念は

6.9-11.4-11.9-11.9-12.3-13.1-13.0-12.5-11.9-12.0-11.8-11.5-12.1=2.32.8

61.2-59.4(後傾1.8秒)

ペースが緩く、道中13秒台も入る大きく息の入るレース。

それでいても上りは前半2戦より上りのかかるレース。

ハロン平均も先の2レースよりかかり前半2戦に比べ必要資質がスピードからスタミナに振れていることがわかる。

これだけレースの資質が変わってしまうと当然適性が大きく変わるので好走馬は変わってくる。


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