秋風落莫一掃を!!歓声なき淀で現行古馬最後の大舞台2020天皇賞(春)
平均ラップ
12.9-11.6-11.7-11.8-12.1-11.9-11.8-13.0-12.7-12.6-12.5-12.3-11.9-11.7-11.5-12.0=3.14.7
60.3-59.6
平均上がり
1着35.0
2着34.8
3着34.9
今年の11月から京都競馬場は改修工事に入るため、古馬のG1はここが最後になる。
比較的クソレースになりやすい要素を孕んでいる性質がある。
このレースで戦うのは馬だけではない。
競馬の基本でもあるが、馬上の上でも騎手の戦いが行われる。
というのも、3200mの長丁場で、レースをフルに走らない傾向がある。
要するに道中に淀みができやすく、展開次第で動けるスペース(ラップ、ハロン的意味)がおおきくなり、レースのどこを走るかという選択肢が騎手に委ねらる。
昨年のエタリオウなんかがまさにそれだった。
(エタリオウの個別ラップを載せているが、これを見るとなかなか面白い)
もちろん15年、17年のようにレースのほぼ全体をフルに走るということもある。
スローを流れに沿って皆仲良くゴールイン、無事隊列通りの結果でしたみたいなレースだけは勘弁。
伝統の一戦で人馬一体となり、それぞれの思いを背負って騎手は最高のリードをしてほしい。
社会情勢が暗く、元気がない人々の活力となるレースを期待している。
皐月賞がいいレースだっただけにここもいいレースを期待したい。
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