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ズージャへの回帰(・3・)♪

ウクレレ スウィング トリオ の 6枚目のアルバム

「MERCY!MERCY! MERCY!」ある意味 原点回帰的な
アルバムだと言えよう(・-・)

な~んとなくさあ 原点回帰とか書くと。。。

あの人のことを思い出す(^O^)
そう ブルースの帝王BBキングです。。。
彼がアルバム「ブルース・オン・ザ・バイユー」を
出したときの発言。。。
「オレは そろそろ ブルースに戻らなくては と 思っているんだ」

いや あの その アンタ ず~~~~~っと ブルースしか
してなかったじゃん(・3・)ノ
と 突っ込みたくなるのだが。。。まあ BBにすれば
ROCKのやつらと 演奏したり いろいろなフェスに
出たり。。。それは ブルース以外の要素も多かったに
違いない(・-・)

スウィングトリオも そうなのかも知れない(・-・)

一貫して ズージャなんだけど なんか いかに
世間のひとに フレンドリーに聴いてもらえるかを
模索しつつ 新しいJAZZのスタイルを確立して。。。

たとえば ハワイアンとJAZZの融合(まあ 再融合か)
ライブでは ボーカルものも 間にはさんだり
各ソロパートも 短くコンパクトで 聴きやすく分かりやすい。

オートマティックかつエゴイスティックにアドリブを
垂れ流すプレイヤーによるプレイヤーのための
旧来のJAZZとは 一線を画してるというと
いままで ズージャのひとに 怒られる。。。が

つねに リスナーフレンドリーなトリオであったと
いえよう いえよう。。。まあ いっても いいんじゃない

がああああ しかし ズージャのカッコよさとは

そういう エゴとエゴのぶつかりあいだったり
オレの遣りたい様にするからさあ みたいな
開き直りだったのではないか。。。(映画 セッション参照)

そこで 「MERCY!MERCY!MERCY!」だ。。。彼らが原点回帰
そろそろ ズージャを遣らねば と 考えたかどうかは
知りませんが(・-・)

ジャケットの写真からして
良い人たち ムードあふれる 笑顔笑顔から
モノクロの「俺たち 只者じゃないぜぃ」感あふれる
いかつい ズージャモードへ。。。

なんか 昔の JAZZ喫茶に置いてそうな ジャケだね。。。

サウンドの方も 
「ああ 昔 JAZZ喫茶とかで 聞いたよねえ」という懐かしさと
「ああ JAZZって こんなにカッコいいんだあ」
みたいな 再発見に満ちた もんになってます。。。

じゃあ 最初から こんなアルバムで 勝負したら
良かったんでは と お思いのひとも おありでしょうが
最初のアルバムから5年の放浪の結果だからいいのです。。。

PRINCEだって 黒人音楽から 離れたとこで
勝負して 認められてから どっぷりと 黒人的な音に
凱旋していきました(^-^

やっぱ 親の財産とか あるからとか
思われるのが嫌で 一から自分のカネで
会社企業する2代目みたいな感じでしょうか?

まあ スウィングトリオさんが 
どう考えてるか知りませんが。。。
6枚めでの JAZZへの原点回帰
カッコいいのでは

英雄には 放浪が ツキモノなのだ!(・-・)b