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木こり修行

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アラフォーにして、急に山、木、林業に興味を持ってしまったフツーの人。なにがきっかけでなにをしていってるかの奮闘記。
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#山

修行!

前回、『体験』をしたが、ほんとにさわり部分だけ。本気で、木を切り、枝を払い、長さを出して玉切りをし、山からおろすという丸太として製材所に出せるレベルまでを自分でやりたい!と思い、岡田さんに足手まといなのを承知で、週一くらいで修行させてもらうことになった。 ほんま、ありがとうございます! とりあえず、まずは木の見分け方。どの木を切っていくか。この2枚の写真のように間伐がされていないと真っ暗な森。かたや間伐されていると下まで光が差している。この間伐後の状態にしていく。その為に

体験!

早速、木こり体験へ! 先日お会いした木こりの岡田さんのところへ興味のある数人で体験をしにお邪魔した。 まずは木をどうやって切り倒すかのレクチャーを受けました。詳しくはググってください!実際には、『受け口』という倒す方向に三角形?の切り込みを入れて、その反対側から『追い口』という受け口に向かってまっすぐ切り込みを入れていく。基本としてはこれになるらしい。 実際にやってみるとこれがまたうまくいかん!当たり前やけど。やっぱりチェーンソーはビビる!これは、ジェイソンのせいな

林業家に会う

『自伐型林業』をしている岡田さんに知人を介してお会いした。9月号のpeepsにも載った人ですよ! 自伐型林業について話すとなかなか長いので、分かりやすいページを見てや。1つの山をずっと山守として施行していく林業ということ。 普通やん と思ったアナタ!それが普通じゃないということがヤバイってことですよ。 これについては、またいづれ。 岡田さんの話に戻すと、知人を介して紹介してもらった!そして、工房にお邪魔した。 ご自身で建てた建物が2つもある!そして、やはり杉板をよろ

すべては山にある

「すべては山にある」 全国を旅している知人が言っていた言葉だ。 専門家でもなければ、林業家でも無い。 山に入ったこともなければ、山に詳しい訳でも無い。 ただ、興味を持たなかったことは確か。 蔑ろにしてきた、誰かがやっていると思っていたことも確か。 昨今、いろいろなところで災害が起きる。 今までも同じように雨が降り、風が吹き、台風が来ている。 『最大級の』とはいっても、倍以上なのだろうか。 1.2倍が来てもこうなるのだろうか。 山について興味を持ち出して半年程度。 なぜ、

山への想い

ついに40歳の折り返しに立ってしもた。 日々、仕事(不動産業)をしつつも茅葺屋根の再生をしてみたり、ゲストハウスを作ってみたりして、なんかしら興味があって、おもろそうなことを常に追いかけてきたような気もする。仕事は仕事で、歴史のある古民家に出会ったり、自分では考えつかないような活用方法で活かしたいという人に出会ったり、ほんとに人の出会いは面白いなと感じる。 そんな中、タイトルにある『山への想い』 またなんか変なことをという感じかもしれないが、その通り!今は、山に入って木

山が大量に買われる

『ウッドショック』 最近頻繁に聞く言葉。コロナというのは、なにかと人の生活をいろんな意味と方向に乱していくもんだ。アメリカと中国で、都市集中していた人口がテレワークできることが分かったこともあり、郊外に戸建を購入するという需要に変わっていったらしい。 アメリカは今まで輸出していた木材を抱え込んで、外に出さなくし、中国は輸入元を増やし、世界の木材爆買いをしている。 アメリカも木材輸出トップクラスのカナダから買い占めもしているので、同じような話もあるが。中国は、元々木材の輸

山につながるために

悶々と考えてるだけでもしゃーないなということで実際に山へ! とはいってもただ誰の山かもわからんとこにホイホイいったところで、なにも進まない。誰か山に詳しい人、山を持っている人、実際に林業している人、に会いたいな〜と、とにかく情報を集める。 山に関係ありそうなところへ飛び込んでみたりもした。中でも厚沢部町にある鈴木木材はとても面白かった。こちらへは、同じく厚沢部町のカレー屋『カンペシーノ』の藤岡さんが知り合いだったので、色々と情報を聞いて伺ってみた。とりあえず、アポ無しで訪

木こりさん、発見!

やっぱり山のことを知るためには本物の現場の人に会いたい! じゃあ、森林組合か!という考えもありやけど、なんとな〜く、個人でやってる人に会いたいと思った。でも、なかなか会えんな〜。色んなとこ行く度に山のことや林業のことを話して、少しでも可能性をあげていっていた。そんな最中、よく行くカフェのマスターから 「フリーペーパーに木こりさん載っていたけど、みましたか?」と。 「なに!知らないっす!」 見てみると南かやべという函館市の端にある町で一人林業を実践されているという。ぜひ