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木こり修行

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アラフォーにして、急に山、木、林業に興味を持ってしまったフツーの人。なにがきっかけでなにをしていってるかの奮闘記。
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#木材

地域の木材で庁舎を建てる

北海道の北部に位置する上川管内当麻町で、地元木材を使用した庁舎が建てられた。 しかも住宅の企画や構造を駆使して、コスト削減したとある。これでも耐震対策はバッチリだという。在来工法やトラス構造を使用している点も面白い。 住宅でも最近の主流は、輸入材を加工した集成材を加工したプレカットの木材で、大黒柱も無く、機械的に建築されていく。温もりを感じない家がほとんどだ。 ましてや、公共施設はほぼRC造で1mmも木を感じない。使われたのは、RCの型枠くらいだろう。最近のものは、申し

林業家に会う

『自伐型林業』をしている岡田さんに知人を介してお会いした。9月号のpeepsにも載った人ですよ! 自伐型林業について話すとなかなか長いので、分かりやすいページを見てや。1つの山をずっと山守として施行していく林業ということ。 普通やん と思ったアナタ!それが普通じゃないということがヤバイってことですよ。 これについては、またいづれ。 岡田さんの話に戻すと、知人を介して紹介してもらった!そして、工房にお邪魔した。 ご自身で建てた建物が2つもある!そして、やはり杉板をよろ

山への想い

ついに40歳の折り返しに立ってしもた。 日々、仕事(不動産業)をしつつも茅葺屋根の再生をしてみたり、ゲストハウスを作ってみたりして、なんかしら興味があって、おもろそうなことを常に追いかけてきたような気もする。仕事は仕事で、歴史のある古民家に出会ったり、自分では考えつかないような活用方法で活かしたいという人に出会ったり、ほんとに人の出会いは面白いなと感じる。 そんな中、タイトルにある『山への想い』 またなんか変なことをという感じかもしれないが、その通り!今は、山に入って木

山が大量に買われる

『ウッドショック』 最近頻繁に聞く言葉。コロナというのは、なにかと人の生活をいろんな意味と方向に乱していくもんだ。アメリカと中国で、都市集中していた人口がテレワークできることが分かったこともあり、郊外に戸建を購入するという需要に変わっていったらしい。 アメリカは今まで輸出していた木材を抱え込んで、外に出さなくし、中国は輸入元を増やし、世界の木材爆買いをしている。 アメリカも木材輸出トップクラスのカナダから買い占めもしているので、同じような話もあるが。中国は、元々木材の輸

山につながるために

悶々と考えてるだけでもしゃーないなということで実際に山へ! とはいってもただ誰の山かもわからんとこにホイホイいったところで、なにも進まない。誰か山に詳しい人、山を持っている人、実際に林業している人、に会いたいな〜と、とにかく情報を集める。 山に関係ありそうなところへ飛び込んでみたりもした。中でも厚沢部町にある鈴木木材はとても面白かった。こちらへは、同じく厚沢部町のカレー屋『カンペシーノ』の藤岡さんが知り合いだったので、色々と情報を聞いて伺ってみた。とりあえず、アポ無しで訪